
今回、全国の皆さんにご紹介するのは、山形県米沢市にある「道の駅米沢」です!
実はこの道の駅、平成30年4月20日にオープンしたばかりの新しい道の駅です。
わたしも初めて行ってみたのですが、その圧倒的な観光情報の量に驚きを隠せませんでした。
米沢旅行の際は、この道の駅であらゆる観光情報を集めることをおススメします!
もちろん、売っているものも厳選された一級品ばかりでした!
この記事はこんなお話
「道の駅米沢」データ
施設名称 | 道の駅米沢(みちのえきよねざわ) |
施設所在地 | 山形県米沢市川井1039-1 |
連絡先 | TEL:0238-40-8400(受付時間9:00-18:00) |
運営者 | 株式会社アクセスよねざわ |
管理者所在地 | 上記「施設所在地」に同じ |
管理者連絡先 | TEL:0238-40-8450 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 総合観光案内所:9:00-18:00
米沢牛レストラン「牛毘亭」:11:00-21:00 フードコート:10:00-18:00 ファストフード:10:00-18:00 農産物直売所:9:00-18:00 特産品販売所:9:00-18:00 セブンイレブン:7:00-21:00 その他24時間利用可 |
駐車場 | 有(無料) |
お手洗い | 有(24時間利用可) |
道の駅内施設 | 総合観光案内所、レストラン、フードコート、農産物・特産品販売所、コンビニ他多数 |
アクセス | 米沢駅から車で約8分(約2km)
山形空港から車(有料道路優先)で約65分(約69km) 東北中央自動車道・米沢中央ICそば |
こんな時に利用するのがベスト! | 米沢観光時の情報収集やお土産をお買い求めになるとき! |
(参考:道の駅米沢公式HP)
「道の駅米沢」に行ってみた!
道の駅米沢は、東北中央自動車道「米沢中央IC」のそばにあります。
平成30年9月現在、米沢中央ICを含む、福島県「大笹生IC」から「米沢北IC」までの間を無料通行できるため、東北自動車道からのアクセスも非常に便利になっているんです。
・・・ということは、首都圏から山形県への車の乗り入れがとても便利になったということ!
山形県は言わずと知れた車社会。
旅行の時も公共交通機関では時間的・行動的に制約が大きくあまりお勧めできません。
と、いうことで、山形県内への旅行は車かレンタカーを使用することを強くお勧めします!
話がそれましたので戻します。
わたしは今回、村山地方から国道13号線を通って道の駅米沢にやってきました。
ついてビックリ!この日が土曜日であったということもあるのでしょうが、既に激混み!
満車状態です。
それでも何とか空きを探して駐車完了!
さあ、行ってみよう!
「道の駅米沢」の中を見てみよう!
はじめに、道の駅米沢の中はこんな具合になっています。
・・・まあ、どこにでもある道の駅に見えますね。
でも、道の駅の価値はもちろんレイアウトなんかで決まるものではありません!
一番重要なところから紹介していきますよ!
圧倒的な観光情報&豊富な割引クーポンがあった!
この道の駅の最大の魅力と言っても過言ではないのが、その圧倒的な観光情報量!
「え?そんなのどこの道の駅にもあるじゃん?」
と思うなかれ!
米沢市って、ただでさえ戦国時代から現代までの歴史があまりにも豊富で、その観光資源も圧倒的なものなんです。
普通は自分の市の宣伝だけで手いっぱいになるくらいの量ですが、この道の駅では、米沢市に加え置賜地方全域(南陽市、長井市、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町)の観光情報までカバーしているんです!
上の画像二つをもう一度ご覧ください。
それぞれの画像に大量の「パンフレット」ありますよね?
これ全て観光情報です!
これだけでは終わりません!
はい、これ!
「車でさんぽ[米沢・置賜百選]まちナビカード」って書いてありますね。
これ全部、置賜地方全域の観光施設・飲食店などで使える割引クーポンです!
わたしも色々な道の駅を見てきましたが、ここまで激しく展開している道の駅など見たことがありません!
皆さん、わかってくれましたね?
この道の駅が米沢観光の重要拠点になるということを。
正直、全部のカードを1枚ずつもらって帰ってやろうかとも思いましたよ。
でも、周りの視線が痛かったので止めました(笑)
その代わり、観光パンフレットは大量にいただいてきちゃいました!
豊富な農産物&特産品があった!
次に向かったのが農産物直売所です。
この9月頃の農産物と言えば、高畠町や南陽市を中心に作られている「ぶどう」です!
シャインマスカットやピオーネ、山形県が日本一の生産量を誇るぶどうの品種「デラウェア」などが豊富に並んでいました。
どれもこれもワックスを塗りたくったように光を反射してツヤッツヤのピッカピカに輝いているんです!
もちろん、ぶどうだけではなく、メロンだってあるし、桃や西洋梨も売っていました。
ちょっとここで山形果物小話を一つ。
山形県でも特に果物の生産が盛んな村山地方とここ置賜地方。
どっちの地方も地形が「盆地」なんです!
盆地の気候的特徴として「夏は蒸し暑い」「冬は激さむ」です!
盆地は、一日の中でも「昼間は気温が急上昇」して「夜間は気温が急降下」するという極端な特徴があります。
これにより、まず冬の寒さのおかげで果樹がしっかり休眠することができるため、果樹が翌年に実を付けることができます。
果樹は休眠しないと実が正しくつかなくなるんです。寝不足の状態だと、花が咲かなかったり、芽が出なかったりします。
さらに、果樹がおいしくなるためには、一日の気温の差がなるべく大きい方がいい、ということがあります。
特に朝晩寒くて昼間暖かいという環境が理想です。
果物の糖分は、昼間の温かい時間帯に光合成により作られます。
果物も生き物ですから、光合成で作った糖分を夜間の呼吸のエネルギー源として使用するわけですね。
夜間の気温が低い方が呼吸は弱くなり、糖分の消費量は少なくなります。
こうやって果物は甘さを増していくんです。
長くなりましたが、山形には果樹にとっては最高条件が揃っているわけですね!
これが、山形県が果樹王国と言われる所以です。
そんなところで果物コーナーを離れましょう。
次に目についたのがこれ!・・・あー、もう食べたい!
全国屈指の駅弁「牛肉どまん中」です!
山形県で誕生したお米「どまんなか」を炊き上げたご飯の上に、美味しい牛肉煮とそぼろをたっぷり・・・
感服致しました。さすが全国駅弁ランキング第1位になるだけのことはあるわ~!
わたし個人的には使ってるお米を選ぶセンスがいい!
皆さん知ってます?「どまんなか」って品種。絶対に知らないでしょ??
じゃあ「はえぬき」は知ってます?
こっちは知名度があるので知ってる方も多いと思います。
「はえぬき」と「どまんなか」って、平成の最初のころに山形県で同時発表された、いわば兄弟米なんです!
でも、段々はえぬきの勢いが強くなっていき、いつの間にかどまんなかをお店で見ることは無くなりましたね。
え?廃れていったのなら、美味しくないんじゃないかって!?
バカモノーーーーーーー!!
はえぬきも美味しいけど、食味は圧倒的に「どまんなか」の方が上!
あの炊き立ての「どまんなか」は、本当にしっかりとした味と風味がありますからね!
嘘だと思うなら食べ比べてみるがよい!
もう、米沢サイコー!興奮しすぎて疲れてきたわ~!
皆さんご存知、日本が世界に誇る超高級和牛「米沢牛」です!
こんなのが当たり前みたいに売ってますからね!さすが米沢!
しかも、その近くにはちゃっかり「やまが炭」なんて炭まで売ってました。
「米沢牛」を「炭火であぶって」食え!ってことですね。
ちょっと、わたしのような貧乏人には手を出せるシロモノじゃないっすね。(まあ、そのうちブログ収入で超金持ちになってやるんですけどね)
ということでお金持ちの皆さん、本物の味、知りたくないですか?
結婚記念日やお祝い事、ホームパーティーなんかでコレが出てきたら、マジで泣いて喜んで飛び跳ねて天井に頭ぶつけて気絶しちゃって結局食べられなくなるレベルです!
「なせば成る なさねば成らぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり」
これ、聞いたことない人いないですよね?
財政破綻しかけていた米沢藩を立て直した第9代米沢藩主「上杉鷹山」公の教えです。
この教えのもととなっているのが、織田信長や上杉謙信と並んで超有名な戦国スター「武田信玄」のこの教え。
「為せば成る 為さねば成らぬ成る業を 成らぬと捨つる人のはかなき」
です。
意味や解釈は、今でも様々な議論がされているようですが、およそ皆さんの知るところであります。
上杉鷹山公は、この他にも「伝国の辞」というのを残しています。
意味は、次の通り。
一、国(藩)は先祖から子孫へ伝えられるものであり、我(藩主)の私物ではない。
一、領民は国(藩)に属しているものであり、我(藩主)の私物ではない。
一、国(藩)・国民(領民)のために存在・行動するのが君主(藩主)であり、“君主のために存在・行動する国・国民”ではない。
ということです。
上杉鷹山公が家督を上杉冶広に譲った時に残した心得です。
こんな立派な教えを残すのだから、さぞご高齢になってから家督を譲ったんだろうな~、なんて思っていたら、この教えを残したのが若干35歳の時。
根っからの人格者であったことがよくわかります。
上杉鷹山公について話していると軽く100億字を越えてしまいそうなので、この辺で。
次は、米沢名物のお鷹ぽっぽ・笹野一刀彫です!
千数百年前から米沢市の笹野部落に伝わってきた信仰玩具です。
上杉鷹山公が鷹繋がりで「魔除け」として飾ることを推奨したのだとか。
さて、これで農産品直売所と特産品販売所の見学はおしまいです!
次行ってみましょう!
ファストフード&フードコートを見てみよう!
お手軽飲食できる商品が揃っています。
こちらはフードコートのお店です。
手前から、お蕎麦屋さん、米沢ラーメン屋さん、牛毘亭となっています。
牛毘亭は米沢牛レストランなので、上質な米沢牛を食べることができますよ!
いかがだったでしょうか?
新しい道の駅だけあって、施設はピカピカで凄いお客さんの数でした。
この道の駅、上でもお話しましたが置賜地方の旅行の時の拠点にするのが一番いいですね。
情報が不足したり、どこに遊びに行こうなんて迷ったりしたときには、ここに来ればその時一番おススメの情報を得ることができます。
全国の皆さん、ぜひご活用ください!
おわりに
当ブログでは、我が山形県への旅行や移住、特産品の購入を考えている全国の皆さんに対し、少しでも役に立つ情報をまとめています。
わたしが実際に観光地などに行ってみて直接取材していますので、限りなく観光客と同じ目線に立って記事作成に当たっています。
実際にその場所まで行く必要があるので、ちょっと記事を書くペースは遅くなるんですけど・・・
この記事以外にも、山形県内のそれぞれの地方ごとにまとめた記事がありますので、ぜひコチラもご覧ください!⇒【山形県を遊び尽くす】
以上でーす!