
今回、全国の皆さんにご紹介するのは、山形県米沢市にある工房、幸林工芸さんです!
幸林工芸さんは、国産の「えんじゅ」という希少性の高い木のみを専門的に扱い、あの手この手を用いて素晴らしい工芸品に加工するスペシャリストです!
今回、幸林工芸さんの2代目である佐藤健一親方に直接お話を伺い、素晴らしい木工製品の数々を見学してきましたよ!
この記事はこんなお話
「幸林工芸」データ
工房名称 | 幸林工芸(こうりんこうげい) |
工房所在地 | 山形県米沢市福田町一丁目3-1 |
連絡先 | 0238-23-5598 |
商品ジャンル | 木工製品(えんじゅの木専門・一部別木材あり) |
商品の種類 | 日用品(食器、小物)、記念品、節句(お食い初め、雛人形、兜、護身刀)、表札、看板、干支、季節品など。特注品も可能(要見積り)。基本的になんでも作ってもらえます。 |
価格帯 | 1,000円~300,000円 |
商品購入方法 | 幸林工芸公式HP、お問い合わせ、下記「常設展示販売」、山形県米沢市のふるさと納税の返礼品 にて |
受賞歴 | 農林水産大臣賞、通商産業省生活産業局長賞、日本商工会議所会頭賞、大会長賞、宮城県知事賞、前橋商工会議所会頭賞、札幌市長賞、小田原市長賞、白石観光協会会長賞、白石商工会議所会頭賞、明治神宮献納賞 |
常設展示販売(山形県内) | めざみの里、上杉城史苑、山形県観光物産会館、米沢観光協会案内所(上杉神社内)、高畠ワイナリー(ワイン樽加工品)、道の駅米沢、米沢伝承館 |
短期展示販売(県外) | 要お問い合わせ(首都圏を中心とした百貨店等) |
工房・工房隣接展示場見学 | 可(要予約) |
アクセス | 米沢駅から車で約10分(約2km)
山形駅から車(有料道路優先)で約75分(約51km) 福島駅から車(有料道路優先)で約50分(約46km) |
こんな時に利用するのがベスト! | 贈り物、記念品、自分へのご褒美にはもちろん、お店を開店するときの看板や食器類まで幅広くおススメ! |
(参考:幸林工芸公式HP)
「えんじゅ」ってどんな木?
幸林工芸さんを語る前に、幸林工芸さんが使っている「えんじゅ」という木を知っていただいた方が100倍楽しくこの記事が読めますので、まずは木の説明から始めます。
幸林工芸さんが出しているチラシにはこのように記載されています。
「槐」の木について
マメ科 落葉高木
槐の木は、日本では「延寿」と呼ばれるほど縁起の良い木で、魔除けの木・幸せの木として親しまれており、家具、床柱、細工物等に利用されています。材質が硬く刃物がすぐに切れなくなり仕上げるのには大変技術と手間がかかります。
えんじゅは「槐」と書き古くから家を建てる時には鬼門、一般的には、屋敷の東北の方位にあたる方向に一本植えると良いといわれております。
(文章引用:幸林工芸発行のチラシより)
ちなみに「えんじゅ」の木は、このような木です。
さらに詳しい説明は、これからしていきますよ!
まずは、最新作紹介コーナー!
いろいろ紹介していく前に、幸林工芸の最新作のご紹介!
平成30年10月8日、米沢伝承館と上杉神社内観光協会に突如として出現した猪の群れ!
まるで「もののけ姫」のワンシーンのような光景ですな!
2019年は亥年!
縁起の良いえんじゅの木を使って作った、縁起のいい干支のオブジェです!
よく見てみるとわかりますが、ひとつひとつわずかに表情が違います。
4、5個買って並べておいても面白そうですね!
欲しいなぁ、コレ!
お値段は、1個1620円(税込)です!
さあ、世の中の全ての亥年生まれの皆さん!
全員買うべし!www
「幸林工芸」に突撃取材を敢行!
わたしが幸林工芸さんの木工製品に初めて出会ったのは、道の駅米沢に行った時のこと。
道の駅米沢の工芸品コーナーにこちらの商品があり、マジで一目ぼれしました。
この「なせば成る」を始めて見た時には、まだこれが幸林工芸さんの作品だとは知らず、幸林工芸さんの存在自体知りませんでした。
わたしがTwitterを経由し、当ブログで山形県をアピールしている最中、ふとしたことでお知り合いになれたのが幸林工芸の2代目である佐藤健一さん(@ken12153958)。
佐藤さんのプロフィール等を拝見させていただいていると、なんとも素晴らしい木工製品画像の数々がアップされているではありませんか!
個人的に木工製品とか陶磁器などがとても好きなので、その魅力に一気に引き寄せられ、幸林工芸さんのHPに吸い込まれていきました。
すると、上の「なせば成る」と同じような商品の画像があるではないですか!
しかも、道の駅米沢で販売しているともありました!
もはや、幸林工芸さんに見学しに行かないという選択肢はありませんでした。
・・・というわけで、佐藤親方にお願いして突撃取材をさせていただきました!
幸林工芸2代目の佐藤健一親方とご対面!
平日でお仕事中にもかかわらずお相手して下さった佐藤親方、どうもありがとうございました!
工房に直接お伺いしたところ、快く応じて下さいました。
通していただいたのは、幸林工芸さんのギャラリー。
色々お話を聞かせていただいたのは、幸林工芸2代目の佐藤健一親方です!
木工品を見せていただく前に、使っている「えんじゅ」の木について詳しく教えていただきました!
佐藤親方、「えんじゅ」を熱く語る!
えんじゅの木は「魔除け」として使われている非常に縁起のいい木です。
えんじゅの木の特徴としては、細いわりにとても硬いということが挙げられます。
とても硬いから、主に家の床柱によく使われています。
えんじゅは、杉林のような人間が植林した場所ではなく、原生林に自生しているんです。
山形県だと飯豊町とかそのあたりで採れますね。でも、どこにでもあるわけではなく、その場所の土壌によっては自生していない土地もあります。
山に自生しているえんじゅは、屋久島の屋久杉と同じくとても成長が遅く、一年に1ミリくらいしか育ちません。
直径20cmくらいの太さに成長するまで200年もかかるんです。
そのため、木の年輪の密度が高くてとても硬い木に成長します。日本の木の中でもトップクラスの硬さを誇ります。
年輪の密度が高いえんじゅの木は、その木目がとてもきれいなんです。
ウチでは、そんな木目を生かした商品を作っています。
ちょっとこちらを見て下さい。
どちらも同じえんじゅの木です。よく見て下さい。年輪の密度が全然違うのがわかると思います。
大きい方(画像上)は密度が高いです。こちらは山に自生している成長の遅いえんじゅです。
小さい方(画像下)は密度が低いです。これは人間が里に植えた成長の早いえんじゅです。
山ではなく人が管理している里に植えたほうが、土の養分が豊富で木の成長が早いんです。自生しているえんじゅが200年かかるところを4、50年くらいで成長してしまいますから。
でも、密度が高い木の方が、木目はきれいに出るし、価値も上なんです。
また、えんじゅはとても希少性が高いんです。
流通しているえんじゅの木が少ないということですね。
木自体が絶滅寸前とかそういう事じゃないんです。山に行けばたくさん生えています。
たくさん生えているのになぜ希少性が高いのかと言うと、流通に乗せにくいんですよ。
えんじゅの木を確保するには、まず林業従事者が木を切る必要があります。
林業従事者が木を切るのは、主に建築材を確保するためであって、工芸品への利用のためではないんです。
林業従事者が木を切ったときに一緒にえんじゅを切っても、チップに回されたりするんですね。
わざわざえんじゅだけを選別して、人件費をかけてまで持ってきてくれる人が少ないのが現状です。
そんな感じでたまにしか手に入らないので、それなりに単価も割高なんです。
「えんじゅが出たよ」と言うときに無理してでも買っておかないと、材料が無くなっちゃうんですよね。
え?今の在庫ですか?
そうですね、別な場所に10年分くらいの木材は確保してありますかね!
その他にえんじゅが希少な理由は、林業従事者が減少しているからという理由も挙げられますね。
最近景気がいいじゃないですか。
景気がいいと、人材は林業には寄り付かなくなるんですよ。
山師としての知識や、木を見れる人、選別する技術を持つ人が減っているということも理由の一つです。
も一つ言いますと、山形には材木市場が無いんです!材木市場があれば仕入れられるんでしょうけどね。
たまにウチには県職員が来るので、その時にえんじゅの流通経路の確保についての話なんかさせてもらってるんですけどね。
だれかえんじゅをもっと流通させてくださいwww
佐藤親方、「幸林工芸」を深く語る!
HPにも書いてるんですけど、ウチが創業したのが昭和30年のことです。
始めたのはウチの親父です。最初の名前は「佐藤木工所」で、主にこけしを作っていたんです。
でも、時代の流れでこけしブームも終わってしまって、そこから徐々に日用品にシフトして行った感じですね。
わたしがここでこの世界に入ったのが昭和60年のことです。
最近では、親父から跡を継いでわたしが中心に頑張っているところです。
親父はもう80歳になりますけど、今でも午前中だけは作業していますよ。
けたろーさんが気に入ってくれた「なせば成る」の文字はウチの母親が現役で書いてくれています。
え?跡取りっすか?
わたしには二人の息子がいますけど、好きなことしてくれればいいですね~。
多分跡は継がないんじゃないですかwww
自分の好きなことをしてもらえればそれでいいですし、もし跡を継ぎたいといってくれたら、別に反対はしません。
今、ウチの商品は米沢市のふるさと納税の返礼品でも使ってもらってるんですけど、実は米沢市の工芸品に仲間入りさせてもらったのが意外と最近なんですよ。
お話したとおり、ここ数十年でウチが作り始めた工芸品なので、まだ歴史が浅いんです。
佐藤親方、「商品の売り方」を切実に語る!
ウチの商品は、県内の物産館とか近隣の道の駅に置かせてもらっています。
もちろん、けたろーさんのように工房に直接来られる方もいますけど、少数ですね。
山形県内だけではなくて、東京や横浜なんかの百貨店にもブースを設けてもらって販売しています。
もちろん、ある程度の出店料を納める必要があるので、1泊や2泊では割が合いません。
いつも一週間は出店していますね。出稼ぎ状態ですwww
ウチの商品は、木材が若干割高なので、商品の値段もそれなりの値段になりがちです。
百貨店で購入していただいているのは、準富裕層の方々が中心です。
首都圏の百貨店ですから、客層がそうなりがちなんです。
もちろん、どなたでも手が出る値段となるように努力はさせてもらっています。
商品の値段は1000円から、一番高かった特注品で30万円くらいまでと幅広いです。
複雑なものほど人件費も頂戴することになりますし、使う木が多いほど材料代も高くなってしまいますから、そこは致し方ないところです。
楽天とかAMAZONとかでも販売もしてみたいんですが、今現在では条件の折り合いがつかず、どちらにもお願いしていません。
楽天さんからはしょっちゅう出店のお誘いが来るんですけどねwww
まあ、商品はウチのHPから購入可能ですし、問い合わせいただければいくらでも相談に応じさせてもらってます!
商品は、HPに載せてある定番商品から、お客さんに応じた特注品まで幅広く取り扱っています。
この木で作れるものなら、何でも作ることができるようになりました!
ただ、数百個単位の大量注文は申し訳ありませんがお断りさせていただいております。
主にわたし個人でやってるので、どうしても人出が足りないんです。
アルバイトも雇っていないもんですから。どうかわかってください。
佐藤親方、「人の縁」を不思議そうに語る!
最近では、フェイスブックの他にTwitterもはじめました!
Twitterって不思議ですよね!
つぶやくだけなので、どう使っていいかわからない部分が多いんです。
それでも、フォローして下さった方がリツイートして下さり、その先にいる見知らぬ人から突然連絡が来ることが多いんです。
何件か特注品の依頼を受けて実際に納品させていただきました。
で、そのことをツイートしたら、他の方からもご注文をいただいたりして。
今日、けたろーさんが来てくれたように、Twitterを始めてから人との縁が増えたような気がしています。
本当にありがたい限りです。
そのおかげで最近楽しいですよ!
おすすめ商品を拝見しました!
さあ、お待たせしました!
ここからは、わたくしけたろーがご紹介!
幸林工芸さんのおすすめ商品をご紹介していきます!
主に最新作や人気商品を中心にご紹介します!
まずはこちら!
平成30年10月7日、米沢伝承館に入荷したリンゴ!!
ん???
リンゴ???
一見するとリンゴにそっくりですが、実はこれ、リンゴの形をしたえんじゅのオブジェです!
山形県米沢市にある米沢伝承館にて販売開始!
ちなみに、まもなくラ・フランスも入荷する予定とのことです!お楽しみに!
最初は、ドングリ型の小物入れです!
佐藤親方曰く「薬味ケースやアクセサリーケースにどうぞ!」と言う事です!
ドングリは、北欧では生命、多産、永遠の命の象徴なんだそうです。
イギリスのことわざには「カシの大樹も、小さなドングリから」ということわざがあり、「大きく育つ可能性=成功」を意味してるんだとか。
ドングリのヘタはこのように外れます。
持った感触としては、密度が濃いえんじゅを使っているので、ずっしりと重みを感じます。
手に馴染んでしっくりくる感じですね。
続いては、「コップ用グリップ」です!
一見するとなんだかわかりませんが、こうするとよくわかります。
紙コップなどのコップを固定して、そのまま持てます!
なんという商品の発想力!
最近やたら売れている人気商品だということです。
続きまして、「緑茶ミル」です!
形としては、上の「ドングリの小物入れ」のように容器の中がくり抜かれており、蓋に穴が開いていて、そこからすりこぎ棒が出ています。
この状態ですりこぎ棒を引っこ抜こうとしても、蓋に引っかかって抜けない仕組みになっています。
棒を抜くには、まず蓋を外す必要があります。
緑茶の他、ゴマやコーヒー豆にも使えるのだとか。
特に、ゴマは瞬殺だそうですwww
ちなみに、幸林工芸さんで作っている食器の多くは、漆やウレタン、オイルでコーティングをしているのですが、こちらの商品のように「擂るために使う」商品には敢えて何も塗らないんだそうです。コーティングしても摩擦で剥がれるんだとか。
次は上にえんじゅの蓋をあしらえたガラス製の小物入れです!
えんじゅの木は太くても20cmくらいだということですので、これは木を輪切りにして加工したものと思われます。
このように分離します。
こちらは小物入れと言うよりは食品に向いていそうですね。
次は、完成品ではないのですが、まもなくパティシエに納品する商品です!
これに何を盛ると思います?
一見すると盃のような形ですが、実はこれにパティシエが「プリン ア・ラ・モード」を乗っけるのだとか!
佐藤親方、お願いです。
これにプリン ア・ラ・モードを乗っけてる画像を入手したら、わたしにください!追記しておきますので!
道の駅に置いてある商品の中で売れ筋なのがこちら!
これで、新築現場の釘をトンカチトンカチ叩く・・・わけはありません!
これは肩たたき棒です!
シンプルな作りですが、それなりに重みもあってとても機能的!
佐藤親方も日常的にこちらのお世話になってるんだとかwww
続きまして、佐藤親方の手先の器用さが良くわかる商品のご紹介!
めっちゃ小さいんですよ!
佐藤親方曰く、中は彫刻刀を用いて削ったのだとか!
見て下さい、これ!
周りはすべすべ、オイル加工してあるのでしょうか?しっとりとしています。
彫刻刀で削ったとは思えないほどの滑らかさ!
日本でトップクラスで固いといわれるえんじゅを使って、こんな小さいものまで作れる圧倒的な技術力!!
脱帽です。
続きまして季節の品物です。
えんじゅで作った「お雛様」です!
最初、コーヒーミルかなんかかと思ったのですが、二つ並べて屏風を立てたら、お雛様に変身しました!
普通の人形のひな人形もいいですが、木製のひな人形も面白いですね!
続きまして、子供の日に大人気!
武将兜です!
この日お邪魔した時に在庫があったのは伊達政宗の兜だけでしたが、この他にも、「上杉謙信」や「上杉景勝」、愛の兜で有名な「直江兼続」や「真田幸村」なんかもあるようです。
多分、それらに限らず、お願いすれば誰の兜でも特注で作ってもらえると思います。
佐藤親方の技術をもってすれば、きっと作れない兜はありません!
最後に、わたしイチオシ商品のご紹介!
米沢市の永遠の大スター「上杉鷹山公」の名台詞、
「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」
の文字入りの盾です!
米沢市に遊びに来たり旅行に来たら、絶対買って帰ってもらいたい逸品!
家のに飾れば、グッと雰囲気が締まりますよ!
色々見てきましたが、この他にもまだまだあります!
もちろん、創業当初から作り続けておられるこけしもあるし、食器関係は何でもあります!
ラーメン丼や茶わんを始め、箸置きやタンブラー、各種皿等マジで何でもあるので、新しく料亭や小料理屋を始められる方は、幸林工芸で食器一式そろえるなんて言うのもいいかもしれませんね!
佐藤親方、わたし、車用のアクセサリーが欲しいっすね!
山形県や米沢市をイメージして、ルームミラーにぶら下げられたり、よく神社の「交通安全のおまもり」をぶら下げるように、プチ吸盤を付けてみても魅力的だと思います!
しつこく言いますが、まだまだおススメ商品がありますからね!
工房を見学させてもらいました!
佐藤親方にお願いして、実際に木を加工している工房を見学させていただきました!
工房に伺うと、幸林工芸(旧佐藤木工所)の創業者である佐藤親方のお父さんの佐藤幸吉さんが作業をしていました。
突然お邪魔したのに快く見学させていただきありがとうございました!
では、工房の中を紹介させていただきます。
木を加工する際に一番メインで使っておられるのがこちらの「ろくろ」です!
これで木をくりぬいたりするようです。
ところどころにオイルボトルが刺さっており、ダクトもあります。
ろくろで一気に木をくり抜くのでしょうから、ものすごい量の細かいおがくずが出るんでしょうね。
それを吸い出さないと周りが見えなくなるものと思われます。
さらに、オイルを常に供給できる状態にしておかないと、おがくずが入り込んだりなんだりして、回転しにくくなるんじゃないのかな~。
このろくろでは、「型」を使用するようです。
わたしのようなド素人は、いったいこれをどうやって使うのか皆目見当もつきません。
これらの機械に、職人の魂のこもった彫刻刀が合わさって、最高の商品が出来上がっていくんですね。
外科医が使う先端がちょっとずつ違うはさみのようです!彫刻刀にもいろんな種類があることがわかります。
これらの彫刻刀を体の一部のように操り、見事な商品を創り出していくんですね。
さらに、こんな機械も紹介してくださいました!
これも木の加工に使う専用の機械です。
佐藤親方曰く、こういう専用の機械は、自分たち以外に使う人がいないので、木工所なのにまるで鉄工所のように自分たちで機械も作らないといけないんだとか。
こういう機械を見ると、新しい機械だけがいいものじゃないと感じます。
長い間使い込めば、道具も機械もその人に馴染むんですね。
本当に知らないものばっかり拝見させていただきました。
いかがだったでしょうか?
Twitterで知り合って初めて伺った幸林工芸さん。
とても快く迎え入れて下さりありがとうございました。
また米沢市に行った時は、立ち寄らせていただきますね!
全国の皆さん、幸林工芸さんが創り出すえんじゅの木の商品は、新しい時代を担う米沢市の工芸品です!
幸林工芸さんの商品は、上でも書きましたが、AMAZONでも楽天でも売っていません!
特注品の注文も可能で、細かい調整まで親切に受けていただけます!
お土産はもちろん、自分へのご褒美やコレクションまで幅広くご利用いただけますよ!
さあ、今すぐ注文するのだ!でも、夜遅くの電話はご遠慮くださいね?
おわりに
当ブログでは、我が山形県への旅行や移住、特産品の購入を考えている全国の皆さんに対し、少しでも役に立つ情報をまとめています。
わたしが実際に観光地などに行ってみて直接取材していますので、限りなく観光客と同じ目線に立って記事作成に当たっています。
実際にその場所まで行く必要があるので、ちょっと記事を書くペースは遅くなるんですけど・・・
この記事以外にも、山形県内のそれぞれの地方ごとにまとめた記事がありますので、ぜひコチラもご覧ください!⇒【山形県を遊び尽くす】
以上でーす!