
今回は、運転免許取りたての運転初心者の若葉を対象とした講習会の第三弾だ!

前回、前々回と話してきたこと覚えているか?
前回の第二部では「車を買う」ということについて話したな。
前々回の第一部では「車と運転免許」を取り扱うことについての心構えについて話したな。
第三部に当たる今回は、
- 運転初心者だから車に設置しておきたい物
- 車に設置してあればとても便利な物
について話をしていこうと思う。
第一部・第二部を読んでもらった若葉は知っていると思うが、俺は元POLICEMANだ。
今回は、安全面と利便性という二つの観点から、「これは絶対に外せない!」というものを一挙に紹介していく。
どうか最後までお付き合い願いたい。
では、早速はじめようか。
この記事はこんなお話
運転歴の浅い初心者だから設置しておいてほしいもの
まず最初に紹介していく商品は「運転初心者だからこそ外しちゃいけない」という商品だ。
運転初心者だからこそ気を付けなければいけない事は様々あるが、主に「事故を起こさない事」「事故に巻き込まれない事」「交通トラブルに巻き込まれない事」「交通違反をしない事」があげられる。
この内、「交通違反」については、例えばスマホ運転をしないだとか、シートベルトを締めるだとか、この辺は個人のモラルの問題になってくる。
つまり、交通違反については何かを設置したから防げるというわけではないので、今回は対象から外すことにする。
では、運転初心者の若葉が安全なカーライフを送れるようにしてくれる心強い商品の紹介だ!
若葉マーク(初心運転者標識)
運転初心者の若葉が一番最初に買いそろえないといけない商品はこれだ!
そう、若葉マーク。
「若葉マーク」とは正式名称を「初心運転者標識」と言うんだ。
道路交通法という法律で、運転免許を取得して1年未満の者は車の前後の見やすい位置に取り付けるように義務付けられているものだな。
この間まで自動車学校で勉強していた若葉なら知っているだろう?
でもな、覚えておいてほしい。
俺が警察官だった頃、この若葉マークを敢えてつけていなかった初心者が結構いたんだ。
理由は「運転初心者と知れたらカッコ悪い」ということが大半だった。
いいか、車を乗る以上、初心者である期間は誰にだってある。
決して恥ずかしい期間ではないんだ。
むしろ、この初心者期間に車の正しい運転方法やらルールやらを身をもって知って、正しい技術と知識を身に付けておかないと、最終的には若葉が困ることになる。
そしてきちんと、「若葉マークを貼っている車に対しては優しくしなさいよ」と法律で決められているんだ。
世間から「初心者」として見られる期間はたった一年だ。
いいか、恥ずかしがらずに若葉マークを付けるんだぞ?

必要性5つ星!若葉マークは、自分を守る盾だっポよ!
若葉マークをちゃんとつけるんだっポ!
こんな小っちゃいマークなのに、その威力は絶大だっポ!
若葉マークを付けていて、不利益を被ることなんて一切ないっポよ!
運転初心者だということは恥ずかしくないっポよ~!
ドライブレコーダー(前後録画タイプ)
若葉はドライブレコーダーの役割を知っているか?
ドラレコの本来の役割は、交通事故の瞬間を録画して証拠映像・音声を残すということだ。
でも、全国で「あおり運転」の問題が大きく取り上げられるようになってからその状況は一変した。
もはやドラレコを設置している目的の意味の大半は「あおり運転されないためのけん制」であったり「あおり運転された場合の証拠映像を残すため」と変わってきている。
もちろん、交通事故の場合も「事故発生時のありのままの映像を残す」ということで、絶大な効果を発揮するぞ!
以前、下の記事でも書いたが、ドラレコは前方だけ設置するタイプはもはや時代遅れだ。
なぜかというと、交通事故は別として、あおり運転をされる場合、相手はまず後方から近づいてくることが多いからだ。
だからこそ、後方録画機能付きのドライブレコーダーが必要なんだ。
もちろん、値段は結構高い。
でもな、若葉の平穏なカーライフには代えられないだろ?
だから、車を買うときにドラレコも購入しておくんだ。

証明能力5つ星!相手を説き伏せ、自分の無実を証明するための超必須アイテム!
でも、ドラレコの映像があれば、口先で何を言おうと真実は一つだっポ!
誰にも覆せない、客観的な映像&音声を残す強力アイテム、それがドラレコだっポ!
でも、その辺のお店では買うんじゃないぞ?
お店で売ってるものはインターネット上で買うよりも、数千円から一万円くらい高いからな。
取り付けるドラレコ&付属商品はネット上で買って、カーショップに持ち込んで設置費だけ支払って取り付けることをおススメする。
この方法だと、優に数千円単位で安く設置することが可能だ。
そして、これが俺も使っている後方録画機能付きドラレコだ。
安価なものであれば、こういう物もある。
カーナビ
若葉は無事に運転免許を取ったので、これからはどんどん行動範囲が広がることになる。
もちろん、遠出をしようとすれば知らない道ばかり走ることになるだろう。
そんな時に必須なのが「カーナビ」だ。
「カーナビ」ってわかるよな?
一言でいえば「自分が今どこを走っているのかわかる地図」だ。
現代では、スマホの地図機能を使ってナビ替わりって言うのももちろんできるが、俺は電源が途絶しない常設型のカーナビをおススメする。
ディスプレイにはめ込む「はめ込み式」か、はめ込まない「ポータブル型」がおススメだ。
スマホをナビ替わりにするのももちろんありだが、警察官的に言わせると、心象はあまり良くない。
「車内にスマホ」っていうだけで「コイツを何とかして検挙できないか」と警察官に考えさせてしまう原因ともなる。
カーナビは、車を運転する上でとても重要だから、最初からきちんとした物を選んでほしい。

設置満足度5つ星!カーナビがあれば、知らない土地も余裕で走れるっポよ!
その付近の渋滞情報を教えてくれたり、その付近の「一方通行」とか「ゾーン30」とかの交通規制路線の情報を音声で教えてくれるんだっポ!
もちろん、価格次第ではまだまだ色んなオプションサービスが付くんだっポ!
カーナビを付けると、どこにでも安心していくことができるし、カーライフがめっちゃ楽しくなるっポよ!
カーナビは、例えば新車を買ってディーラーの純正カーナビを取り付けようとすると、最低でも20万円はくだらない。
もちろん、免許取りたての若葉にはその出費は痛すぎる。
だから俺は、若葉に市販のカーナビをおススメする。
下のカーナビは、世間での評価も高く、満足いく機能が揃っているカーナビだ。
ETC
ETCとは、高速道路の料金所に止まらずに、通過するだけで高速道路料金を自動精算をするシステムのことだ。
まずは金融機関やカード会社などで「ETCカード」を作るんだ。
今だと、クレジットカードと一体型のETCカードなんていうのも多数で回っている。
そのETCカードを、車に取り付けているカードリーダーに差し込むと準備完了だ。
料金も、ETCを付けている車だけの特別割引があったりする。
ETCを付けずして高速に乗り、高い料金を取られるならば、ETCを車に設置して高速に乗った方がはるかに安いし、機器代もあっという間に元が取れるという優れものだ。
料金は、指定した金融機関の口座から後日引き落とされるぞ。

経済性5つ星!ETCは高速道路を走行するための必須アイテムだっポ!
ETCを付ける目的は「料金を自動精算するということだけ」だから、なるだけ機器代は安く抑えた方がいいっポね!機器代なんて、高速道路に数回乗れば割引額が機器代を超えちゃうから、あっという間に元は取れるっポよ!
料金の支払いで車を停める必要もないし、しかも安い!もう、サイコーだっポね!
車に設置してあればとても便利な物
次に紹介していくのは、「車にあれば便利」っていう物の紹介だ。
これから紹介していく商品は、ある意味積んでいて当たり前、積んでいなければ楽しいカーライフは送れないという重要な物ばかりだぞ!
早速紹介していこう。
車内用ゴミ箱
まず始めは「ゴミ箱」だ!
・・・ん?
決して若葉をバカにしているつもりはないぞ!?
車を買っただけでは、車内にゴミ箱は付いていないんだ。
ゴミ箱が無いというは、若葉が飲み食いしたゴミ、どこに捨てるんだ?
まさかコンビニのビニール袋に一緒くたにぶち込むつもりじゃあるまいな?
またはその辺にポイって捨て置くつもりじゃあるまいな?
きちんと、車内用としてゴミ箱を買うことをおススメする。
出来れば、助手席の床に小さいサブを一つ、メインのゴミ箱は二列目に一つ、併せて二つあるとお客さんが乗っても安心だ!
車内用掃除機
次は「車内用掃除機」だ。
車の中は意外と汚れるんだ。
特に土足で乗り込んだりすると、土や砂を一緒に車内に持ち込んでしまう。
または車内でお菓子なんて食べてたりすると、知らずにボロボロこぼれてお菓子カスが散乱する結果となるんだ。
でも、正直車内はなかなか掃除しづらい。
家の中で使ってるデカい掃除機を持ち込むわけにもいかず、コロコロでゴミをくっつけて取り除くにも限界がある。
そんな時に大活躍するのが、今回紹介する「車内用掃除機」だ。
電源はシガーソケット(電源ソケット)からとるタイプだから、取り付け簡単、操作簡単言う事なしだ!
USBカーチャージャー
次はシガーソケットから電子機器類への電源を確保できる「USBカーチャージャー」だ。
現代の家電製品や電子機器類は、皆USBポートさえあればどこでも接続可能なものとなってきている。
もちろん、このUSBカーチャージャーがあれば、車でだってスマホを充電したり、ノートパソコンを使えたりもする。
しかも、車は家庭と違ってエンジンを掛けることで発電するから、独立しており、災害時などの緊急事態の時でもガソリンが切れない限り安定的に使えるというメリットがある。
車1台に付きカーチャージャー1台を常設しておきたいところだな。
おまけ:雪国での必需品
最後におまけとして、雪国の若葉に対し、雪国での必須アイテムを二つ紹介して終わりとする。
スノーブラシ
まず、雪国で車を保有する以上、絶対に欠かすことのできないアイテムがこの「スノーブラシ」だ!
車の雪を払うのに、自宅で使っているようなスコップなんて使えないぞ?
もし車の雪下ろしにスコップなんて使ってしまったら、せっかくの愛車が傷だらけ&ボロボロになって泣くに泣けないぞ!?
スノーブラシはー車体を優しくなでながら雪を掃き下ろすためにあるんだ。
俺がおススメするのは、伸縮性があるプラスチック製のスノーブラシだな。
伸縮性があると、車体の幅が変わっても伸び縮みさせるだけで対応できるからな。
雪国ドライバーで、冬にスノーブラシを積んでいない車など、間違いなく一台もないぞ。
エンジンスターター
これで本当に最後の紹介だ。
雪国に住んでいる人の朝は、車のエンジンをかけるところから始まる。
通勤前に車のエンジンをかけておかないと、フロントガラスに雪がこびりつき視界が確保できないうえ、暖気していない状態の走行は車のエンジンに多大な負荷をかける結果となる。
でも、雪降ってる最中に駐車場に行って車のエンジンを始動するのは大変苦痛なもんだ。
そんな人に役立つのが、家の中から車に対して電波を飛ばし自動でエンジンをかけられる、この「エンジンスターター」という装置だ。
おわりに
さて、いろいろ紹介してきたが、この記事のアイテムを揃えておけば、運転初心者の若葉はとても安全で安心なカーライフを送ることができる。
俺の経験上、どれも結局後ほど揃えることになるんだ。
だったら最初に揃えておいても何ら問題は無いし、その方がむしろ合理的かつ利口な方法だ。
今回も記事を最後まで読んでくれてありがとうな。
次回、第四部【安全運転編】をもって、運転初心者である若葉に対しての話はおしまいだ。
おい若葉、次の記事も1分間でいいから読んでいけ。