
よう若葉。
早速、第一部【心構え編】に続いてこの記事にも訪問してくれたようだな。
ありがとう。
今回は、若葉が「車」を購入することについての話だ。
話をする前に言っておくが、当ブログを通して車を買えとかそういう類の話でないから、安心しろ。
今回の話は、俺が元POLICEMANだとかそういうことは抜きにして、人生の先輩として語るからな。
若葉、お前は自分が乗る車は決まっているのか?
何か乗りたい車はあるのか?
車を買う予算の目途は付いているのか?
せっかく運転免許を取ったんだから、自分の好きな車に乗りたいよな。
そんなお前に、俺から人生のアドバイスだ。
この記事はこんなお話
車は自分で選んで自分で買え
若葉、運転免許取りたてのお前は、おそらく18歳から20歳代だよな?
もしかしたら高校卒業したばかりかもしれないな。
学生バイトでもしていない限り、お前の手元にはお金など無いはずだな。
車はお前の親が買ってくれる予定をしているのか?
それとも家族が乗っている車をお下がりしてもらうのか?
俺的に言うと、どっちもやめておけ。
もちろん、お前は車両代金を支払わなくていいだろうから、金銭的負担はない。
一見すると非常にいいことだが、長い目で見るとその年齢で稼いでおくべき人生の経験値を自ら捨てている愚かな行為だ。
お前、その車の料金、親がどうやって支払っているか知ってるか?
車の燃料、メンテナンス、車検など、車を維持するには何が必要か知ってるか?
タイヤを交換する方法や、車に取り付けておくべき装備品、知ってるか?
そう言ったものを何も知らない状態で、家族から車を譲り受けたり買ってもらったりして「車を持っている」状態になるのは、正直全然おススメできない。
「車のこと?俺の車、親からもらったもんだから、何にも知らねえよ」となりかねない。
だから若葉、お前は自分の車は自分で選んで買え。
もしお前が大学に進学するとかでお金がないって言うんであれば、最低限車に関係する費用分くらいはバイトで稼げ。
ローンを組めば、月々たかが数万円だ。
そうすればお前は、「車を維持するという経験値」「お金を稼ぐためバイトをする」という経験値を稼ぐことができる。
この経験値は、親から車を買ってもらったりする連中は稼げない貴重な経験値だ。
この経験値を得ることで、お前の人生はより豊かなものになる。
実際、俺はこれまで乗ってきた車は、全て自分で選んで自分で買って維持管理している。
もう一度言う。
お前が乗る車は、お前が自分で選んで、自分の力で金を稼いで買え。
親父名義なんかではなく、もちろんお前名義でな。
自分名義でローンを組んでみろ
車と言うのは、ご存知の通り高級品だ。
一番安い軽自動車でも、新車で買えば90万円くらいはしてしまうだろう。
もちろん、車の価格はピンキリだ。
まず間違いなく、運転免許取りたての若葉は、そんな貯金は無いだろう。
そんな貯金の無い状態からでも車を買える方法が「ローン」だ。
そう、いわゆる借金だ。
ローンにはローン会社の審査がある。
社会人でない学生やニートなんかでは、一般的なローンすら審査が通らない可能性があるな。
そんな場合は親から借りろ。そしてローン会社から借りたと仮定して毎月定額ずつ返し続けるんだ。
もちろん、ローン会社の審査に通ればそこから借りればいい。
一度ローンを経験することによって、「何年で全額を返済するのか」「毎月の返済額はいくらなのか」「トータルで上乗せして支払うべき利息はいくらなのか」「ローンを返すには生活費をどう振り分けるのか」などを考える必要がある。
つまり、お前が今後生きていく上での金銭感覚の基礎が身に付くんだ。
もちろん、節約する術も身に付く。
さらにローンを「自分名義」にすることにより、「返済しなければならない」という責任も出てくる。
「月に1回、決まった額を銀行口座に入れておく」という簡単な行為で果たす責任だ。
若葉が大人になれば、様々な責任が発生する。
若いうちに一度は責任を背負っておけ。絶対に役に立つぞ。
そして覚えておけ。
金銭感覚が身についていない社会人はマジでみっともないぞ?
正しい金銭感覚を身に付けるために、このようにあえてローンを組んでみるという手もある。
その効果はお前の想像をこえ、絶大だぞ?
ぶつける前提で車を選ぶな!
若葉、お前は自分の親からこんな風に言われたことは無いか?
「アンタ、どうせ車をぶつけるんだから、最初は中古の軽自動車にしておきなさいよ」と。
俺はこの意見に全力で反対する。
「運転の基礎技術が身に付き、然るべき知識を有している」ということの証明であるのが「運転免許証」だ。
運転免許証を持っている以上、どこにもぶつけることは許されない。
どこにぶつけようと、それは立派な「交通事故」なんだぞ?
それに、ぶつける前提で買いたくもない車を買った場合は、その車に愛着を持つことができないだろう。
愛着を持つことができないということは、その車の管理がおろそかになるということだ。
すると、車の故障頻度は上がるのはもちろん、自分の車に興味がないから維持管理の方法も身に付かない。
つまり、親から言われた通り「中古の軽自動車を買う」ということは、最終的には「安物買いの銭失い」になるということだ。
可能ならば新車を買え!
安物の中古車を買って「安物買いの銭失い」になるのであれば、自分の支払える範囲内で買える新車を買え。
新車は文字通り新しいので、誰も乗っていない。
お前がその車の一番最初のオーナーになるということだ。
「自分が一番最初」と言う事はその車に対して愛着が沸々と湧いてくることになる。
つまり、その車が「愛車」になればお前は頻繁にメンテナンスをするだろう。
メンテナンスをすればその車は長持ちする。
お前のメンテナンス技術も身に付く。
さらに、「新車なんだから絶対にぶつけたくない」とも思う。
そう思うと、おのずと安全運転をするようになり、運転技術が向上する。
新車を買うメリットは計り知れないぞ。
たとえ、若葉が親に反対されても新車にすべきだ。
ちなみに、俺の車も新車で購入した。
新車はいいぞ。
車を買うことを真剣に考え、実際に購入して自分で責任を負う。
その一つ一つの行為で得られる経験値が、お前のこの先の人生をより豊かなものにしてくれるぞ。
どんなことでも経験値を積み上げろ。
親や優しくしてくれる人に甘えたきりで、経験値の無い薄っぺらい人生を送るな。
「自分で車を買う」という単純な行為が、お前の人生の大きな経験値になる。これを忘れるな。
おい若葉、次の記事も1分でいい、読んでいけ。
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