
ブログによる一攫千金を夢見て、日々ブログ記事の量産とブログサイトの調整に当たる個人ブロガーたち。
そんな個人ブロガーの大半が、仕事を持ちながら自分のブログを運営する「兼業ブロガー」であることと思います。例に漏れることなく、当ブログ【けたろーランド】を運営しているわたくしけたろーも、そんな兼業ブロガーの一人です。
普段は朝から晩まで会社勤めをし、帰宅した後や休みの日に記事を書く毎日。そのため、Twitterで主婦などが専業ブロガーとして毎日何記事もアップしている様子を見るたび、
「もっと自由になる時間があればブログ記事を量産できるのに…」
と思ってしまいます。
兼業ブロガーにとって、「仕事で一日の時間の大半を奪われる」という事実は、ブロガーとして活動する上ではマイナス要素以外の何ものでもありません。
そこでわたしは、苦心の末、兼業ブロガーでもできる一つの記事量産術を思いつき、それを勝手に「隙間時間記事量産術」と名付けました。
それこそが、当記事のキーワードである「隙間時間」に関するものであり、この「隙間時間」はブログ記事を量産するためには意外と馬鹿にできないことに気がつきました。
それではまず、隙間時間から説明していきます。
この記事はこんなお話
隙間時間はこんなときに発生する
仕事を抱える兼業ブロガーにとって、「隙間時間」とは言い換えれば「仕事中の休憩時間」「空き時間」と言うことができます。
一日8時間働く会社員であれば、最低1時間は休憩時間があり、変則勤務の人を除き、一般的にメインの休憩時間はお昼休みに当たることでしょう。
わたしの実体験から、1時間の休憩時間のうち、食事時間を除外したとしても30~40分くらいはゆっくりできる時間がありますよね?
昼休み以外にも、例えば営業職の人であれば顧客との約束の時間までの間の待ち時間とか、仕事中にポッと発生する待機時間、都市部に勤めている人の電車通勤の暇な時間などは、隙間時間として有効活用することができます。
隙間時間に記事を書く具体的な方法
わたしは、隙間時間にブログ記事を書く、この「隙間時間記事量産術」を使って記事を書くことを推奨していますが、自分でやってみて感じるところとして、隙間時間が発生した時に咄嗟に反応して記事を書くのってかなり難しいのです。
何故なら、記事を作成する上で根本的な部分の「何の記事を書こう」という漠然とした悩みにぶち当たるからです。
「何の記事を書こうか・・・」「記事構成はどうしようか・・・」なんてあれやこれや考えているうちに隙間時間が終わってしまったり、食後のために眠くなったりしてしまいます。
仕事の休憩時間と言うのはその日それまでの疲れがどっと出てくる時間帯でもあり、何も計画立てずしてブログ記事作成に臨もうとしても、眠気や疲れはもちろん、隙間時間のタイムアップなどという様々なマイナス要素が発生して、結局記事作成を断念せざるを得なくなるケースがほとんどなのです。
しかし、わたしはこれを解決し、隙間時間を有効に使える方法を思いつきました。
それでは、目からうろこの「隙間時間記事量産術」の全てをあなたにお教えします!
「隙間時間記事量産術」には、スマホのメール機能を使う
「隙間時間記事量産術」にはスマホのメール機能を使います。
例えノートパソコン等を常時持ち歩き、いつでもその場からブログ更新をできる人であっても、スマホのメール機能を使いましょう。
その理由は簡単!「時間短縮」と「他人に悟られないよう記事を書きやすいから」です。
昼休みのような決まった時間に発生する隙間時間であればよいのですが、突発的に発生する隙間時間は予想ができません。
そんな隙間時間が突発的に発生する度にノートパソコンを開いてワードプレスなどにログインして・・・なんてことをしていたら、時間がかかるのはもちろん、隙間時間を同僚と共にしていた場合「何やってるんですか?」なんて突っ込まれかねません。
兼業ブロガーの多くは、自分がブログをやっているということを周囲に内緒にしているものでしょう。つまり周囲に悟られるのは兼業ブロガーにとってはマイナスであり、ある意味致命的なのです。
そんな時にスマホを使えれば、単に「メールを打っているだけ」と言い訳ができますし、隙間時間そのものが突発的に終わったときも、さっとポケットにしまうだけでOKだからです。
あらかじめ、書きたい記事タイトル&見出しをスマホにメール送信しておく
まず、下準備として普段ブログを書いている媒体(パソコンなど)から、自分のスマホに対してあなたのブログの下書きのタイトルと見出しを大量に送信しておきましょう。
注意すべきこととして、この「タイトルと見出し」はあなたが本当に書きたい記事のものにしておきましょう。テキトーなものを準備しても、隙間時間に何を書けばいいか思いつかなくなるからです。
初心者を卒業したブロガーであれば、先々2、3記事くらいの記事の構想は持っているはずですから、その記事の「タイトル」と「見出し」としましょう。
「これから記事の構想を練るからとりあえず下書きにしておこう」というものは不向きです。
そして重要視すべきは、「下書きのタイトル」ではなく、その下書きのタイトルに沿った「見出し」を的確に準備しておくことです。
「隙間時間記事量産術」は、長くても30分、短いと数分程度しか時間が取れません。
よって、隙間時間記事量産術のイメージとしては「タイトルに沿った数千字規模記事を書く」のではなく、「見出しに沿った数百時規模の記事を書く」とものになります。
自分の構想に沿った下書きのタイトルと(特に)見出しを自分のスマホに送信したら「隙間時間記事量産術」の準備完了です。
隙間時間に執筆しよう
自分のいつも持ち歩くスマホに、ブログの下書き記事の「タイトルと見出し」を送信したら、後は執筆するだけです。
仕事中に隙間時間が発生したら、スマホを取り出しメール画面を開きましょう。
パソコンから送信された「タイトルと見出し」を確認すると、そこにはあなたが練りに練った記事の構想に基づく「タイトルと見出し」が入っているので、何を書きたいかがはっきりと浮かび、突発的に発生した隙間時間でも、瞬時に文章化することができます。
あなたその好きな「見出し」を選び出し、思いつくまま記事をメールに打っていきましょう。
一回の隙間時間で一つの見出しを仕上げるのは正直なかなかしんどいので、そのメールを下書き保存して2、3回に分けて完成させてもいいですし、できたところまでをパソコンに向けて送信しちゃってもいいです。
わたしが実際にやってみた感想としては、一つの見出しを完成させてパソコンに送る方法だと、下書き保存から再開する度に前回何を書いたか忘れてしまい、いちいち読み返す手間が増えてしまいました。これによって結構なロスタイムが生じましたね。
なのでわたしの場合は、その都度出来たところまでをパソコンに送信し、不足している内容や修正点は自宅で補填する方法をとっています。
どちらかというと「隙間時間記事量産術」は「タイトル」は記事内容を示す目安程度の存在であり、基本的に「見出し」に沿って書くので、内容が重複したり、主旨から若干ズレたりすることもよくあります。でもこれはパソコンに送信した後に修正をかければいいだけの話です。
最終的に凄い文字数になる!隙間時間を侮るなかれ!
わたしの場合ですが、この「隙間時間記事量産術」に沿い、スマホを使って10分に打てる文字数は400~500文字程度です。
単純に、ひと月20日稼働と仮定し、一日に400字を生産できるとしたら、その量は8000字にも及びます。500字であれば1万字に及びます。1000字書ければ月間2万字にもなります。
月間1万字増やせることができたと仮定し、一記事2000文字が平均文字数のブロガーさんだとしたら、ひと月で5記事も上乗せができてしまうのです。
その文字数は、隙間時間を有効活用した分だけプラスされていくことになり、兼業ブロガーにとってはものすごい下駄を履くことができるのです!
「隙間時間記事量産術」に向く記事・向かない記事
「隙間時間記事量産術」を行うに当たり、どうしても向く記事と向かない記事が出て来ます。
自分の考えや体験をスラスラと書き表すことのできる記事であれば非常に向いていますが、逆に他サイトで情報を収集して調べながら書かないといけないような記事は不向きです。
理由は言うまでも無いと思いますが、隙間時間に何かを調べながら書くような余裕はないからです。
なので、あくまで「自分がスラスラ書ける記事」のみ、対象とするようにしましょう。
隙間時間を利用する上での注意点
わたしの例ですが、わたしはこの「隙間時間記事量産術」を主に昼休みに使っています。
わたしの体質なのか知りませんが、食事をした後は20分も経つと眠くなってきてしまいます。そのため、隙間時間で記事を書くのは、食後20分が限度で、それ以上頑張ろうとすると眠い目こすりながら書かないといけなくなるため、どうしても駄文になってしまったり、本来休むべき時間を休めないために午後からの業務に支障が出てしまいかねません。
おそらくそういう事って誰にでもあると思うんです。なので、自分の身の丈に合った「隙間時間記事量産術」の実施を強く勧めます。
無理は禁物です。
また、大勢人がいて明らかに「今スマホポチポチするところじゃねえな」というところで記事を書くのはよしましょう。他人の白い目にさらされてしまう可能性がありますから。もしそうでなくても、同僚等誰か側にいる状態で記事を書く場合は、必ず「ちょっと用事のメールさせて」と断りを入れるようにしましょう。
兼業ブロガーは、隙間時間の有効利用で差が開く
普段、仕事を抱える兼業ブロガーが本格的に記事の執筆に当たれるのは自宅に帰った後です。しかも小さい子供がいたり、家事の必要がある場合はその時間は自ずと押し気味になってしまいます。
だからといって「兼業ブロガーだから記事の更新はゆっくりめでいいや」と言う事になってしまうと、いつまでも記事の更新が行われなかったり、ひと月に数記事しか更新できなかったりして、結局ブログサイトが育たずに「ブログって面白くない」と離脱してしまうのが目に見えています。
ですが、当記事でお教えしたとおり隙間時間を有効に使えれば、最終的に記事の総数が増え、ブログの成長速度も上がり、アドセンス等からの収益もさらに発生するかもしれません。
結局、兼業ブロガーはこうした細かい努力を積み重ねていくしかなく、隙間時間を有効に使えたか否かで、使えた場合と使えなかった場合との差が、数か月後に明らかに目に見える形となって現れることとなります。
おわりに
実は当記事も最初の950文字くらいをこの「隙間時間記事量産術」を用いて作成しております。
ブログの記事を書くだけであれば、わざわざブログ媒体にログインせずともスマホのメール機能で十分に代替えが効くのです。
記事をスマホで打ってパソコンに送り、メール内容をコピペして記事内に挿入してやればそれでOKなのですからとても簡単です。
通勤時間・帰宅時間を含めた仕事中の隙間時間に、たった数百文字を打ってメール送信するだけで、ひと月にウン千文字になって自分に返ってきます。もちろん、文字数が多ければ多いほど、最終的な文字数・記事数が増えることになります。
こんないい兼業ブロガー対策があること、あなたは気付いていましたか?知らなかった人は、ぜひ実施してみて下さいね!
以上で~す!