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けたろー
こんにちは、けたろー(@ketaroou)です!
ポコ
ポコだっポ!自らは飲酒運転をしなくても、それを助長する行為も厳しく処罰されるっポよ!

今回は、元POLICEMANであるわたくしけたろーが、飲酒運転を助長する行為について詳しく語ります!

その行為とは、

「運転する可能性のある酔っ払いに車を貸す行為」

です!

日本の法律では、もはや「飲酒運転をした人」だけが悪いわけではないんです。

飲酒運転をした人を「何かしらの形で援助した人」も処罰対象となってしまうんです。

今回のお話の対象となる「運転する可能性のある酔っ払いに車を貸す行為」などの3つの助長行為をまとめて、専門用語で「飲酒運転周辺者三罪(しゅうへんしゃさんざい)」と言います。

この「周辺者三罪」は、平成19年に道路交通法が一部改正されたときに新設された比較的新しい罰則規定です。

今回はその周辺者三罪の第一弾!

「運転する可能性のある酔っ払いに車を貸す行為」について詳しくお話していきますよ!

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法的根拠

【道路交通法第65条 第2項】

「何人も、酒気を帯びている者で、酒気を帯びて車両等を運転することとなるおそれのある者に、車両等を提供してはならない。」

「運転する可能性のある酔っ払いに車を貸す行為」って?

「運転する可能性のある酔っ払いに車を貸す行為」とは、読んで字のとおりですが、具体的にはこんな行為を言います。

「運転する可能性のある酔っ払い」に対し、「あなたが同意した上で」「自分の管理下にある車」「相手に貸し出す行為」を言います。

 

「運転する可能性のある酔っ払い」とは、そいつがお酒を飲むなどして、車を借りようとするときにその体内にアルコールを有している状態を言います。

また、運転する可能性があるか無いかの判断基準としては、例えば居酒屋で「帰りたいけど足が無い」などのような状況に陥っていたり、そいつの近くに車を置いておけばそのまま乗って行ってしまう危険性があるような状態を言います。

 

そんな酔っ払いに対し、あなたが自ら進んで自分の車や自分が借りているレンタカー、友人から借りていてあなたの管理下にある車などを貸し出す行為です。

もちろん、自動車はもちろんバイクも含まれます。

「貸し出す行為」とは、直接車のところに行って「コイツ、俺の車だから乗って行っていいよ」というのはもちろん、「ほれ、車の鍵だ。車は裏の駐車場に止まってるから勝手にどうぞ」なんていう風に鍵を貸し与える行為も含まれます。

ちなみに、相手が酔っぱらっていないシラフの時に別用途でその車を貸し出したりするなど、「なぜこの車の貸しかたで飲酒運転なんてしちゃうの!?」という行為は咎められません。

 

うん、とってもわかりやすいでしょ!

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違反した場合の罰則は?

違反した場合の罰則はどうなるのかということについてお話します。

あなたが車を貸した酔っ払いが、案の定酒酔い運転をして捕まった場合は、「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」があなたに課せられます

酒酔い運転ではなくて酒気帯び運転だった場合は、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」があなたに課せられます。

もちろん、車を運転した酔っ払いも人生ゲームオーバーレベルの罰則を受けます。

ちなみに飲酒運転には「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」という2種類がありますので、知らない方はこちらをどうぞ!

「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」の違いはこちらから!

【元警察官が教える!「酒酔い運転」「酒気帯び運転」何がどう違うの?】

これは基本的な罰則です。

車を貸した相手の飲酒運転の結末が重大事故をはじめとする最悪の結末でフィニッシュしてしまった場合は、あなたに対する罰則は変わらなくても、その他の社会的制裁が何倍にもなりあなたに降りかかる可能性があります。

もちろん、壊れたあなたの車の修理代も「飲酒運転が原因だから」「あなたが飲酒運転を助長した結果だから」と言う事で、保険会社が保証しない可能性が極めて高いです。

車を貸すのを断ったのに強引に乗って行かれた場合は?

こういうのって意外とあると思うんですよね。

例えば上司や先輩なんかに「おいちょっとお前、そこのコンビニまで酒買ってくるからよ~、その車貸せよ~」という具合に。

こうなった場合に「上司には歯向かえないから・・・」とか「センパイ怖いから・・・」という理由で貸してしまうと、暗黙の了解で車を貸したということになってしまう可能性があります。

このような事態に陥ったときは、怖くてもしっかりはっきり断りましょう。

断ったにも関わらずその車を強奪していったような場合は、もはやそれは立派な「強盗罪」です。

別犯罪になってしまいます。

強奪された挙句に飲酒運転されて乗って行かれてしまった場合は、いかに上司や先輩であろうとも許せませんのでその場から110番通報しましょう。

このようにして、「俺は拒否したけど乗って行かれた。だから110番通報した」という事実を作っておかないと、あなたの無実が証明しづらくなってしまいます。

トラブルに発展しないために

このような単純な車の貸し借りすら、飲酒が絡むと大事に発展しかねません。

そうならならないよう、最初から対策を取っておきましょう。

その対策とはとっても簡単!それは、

「お酒のある所に車で行かない!車を持って行かない!鍵を手元に置いておかない」

と言う事です。

もちろん、宅飲みする場合などは例外ではありますが・・・。

「車」が存在しない場所に「車絡みのトラブル」は発生しません。

原因を知り根本を絶つ!これが超絶に大事です!

どうか心にとめていただければ幸いです。

今の日本には、このように法律の規定が存在していますので、「俺が飲酒運転する訳じゃねえから、車くらい貸してやってもいいよな」という考えのお持ちの方は、今すぐ考えを改めましょう!

自分の身は自分の行動で守るようにしましょう!

この記事で覚えておいてもらいたいことはたった一つ!

「どのような理由があれど、酔っ払いには自分の車を貸さない!!」

以上でーす!

当ブログの飲酒運転・各種犯罪・トラブル対処法の記事一覧はこちらから!

 

⇒記事一覧【元POLICEMANが色々語る場所】

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