新入社員の育て方、間違ってません??

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こんにちは、けたろー(@ketaroou)です。

毎年、新入社員が入った後数か月経つと「今年の新入社員は根性が無い」「やる気が無い」「〇〇型だ」などと揶揄されますよね。

それも、新入社員側からの意見は報道されず、主に報道されるのが会社側の意見。

そして最近よく聞くようになった「叱るのをやめた。褒める社風に変えた」と言う言葉。

でも、そうやって過剰に新入社員に合わせて社風を変えること、正しいの?

そこで今回は、新入社員の育て方と、新入社員を「叱ること・怒ること」と上司との人間関係について、少しばかり意見させていただきます。

新入社員に過剰に優しくしているあなた、「社畜」になっていませんか?

最近、頻繁に次のような言葉をよく耳にしませんか?

「最近の新入社員は、叱られたり怒られたりすることに慣れていない。怒るとすぐ辞めてしまったりする。だから優しくしなければいけない」

「褒める社風に変えました」「褒めて伸ばすという方針に変更するという社命が出たんです」と。

先日も、とあるテレビ番組でインタビューされていた方が全く同じことを笑顔で話していました。

言いたくなる気持ちはわからないでもありませんね。個人の権利が大事だと主張され始めたのはそうそう昔の話ではありませんから。

今の新社会人たちは昔に比べて確実に叱られたりすることは少なくなっていると思います。

でもちょっと待ってくださいよ。

もしあなたが「社命に従って新入社員を褒めちぎります」と公に言っているのであれば、それは

「わたしは昔の人間ですから、本当は新入社員に優しくする方法に疑問を持ってます。でも社会がそういう風潮ですし社命も出ちゃったんで、わたしも仕方なくそれに従う必要があるんです。」

と暗に発信しているのと同じじゃありませんか?どうです?違いますか?

それってどうなんでしょうか?会社の方針だから仕方ないんですか?そう思っているんであれば、あなたは本当に立派なサラリーマンです!

そう、まさに「社畜」です。

あなた、そういう「敢えて変わります」と社畜的なことを言うことで、会社の未来もろくに考えず、ただ単純に社畜だらけの社内での自分の優位性を確保しようとしたり、「他の社畜より自分の方が物分かりがいいでしょ」と周りにアピールする狙いがありませんか?

それ、最終的に本当に新入社員と会社のためになりますか?

社畜は人間。人間は所詮は動物。弱肉強食の世界でオスがオスと出会えば、己の優位性を誇示したがるのは当然のこと。ましてやそこに、人間にしかない「理性」の世界で構築された「社会的地位」なんてものが加われば、たとえ個人としていくら弱くても、最強になりますよね。

「社会的地位」という究極のアイテムを手に入れれば、たとえHPが4しかなくて、レベル1の勇者にすらダメージ1しか与えられないスライムでも、マヒャドを連発してきて闇の衣をまとって最強の攻撃力と防御力を誇るラスボスのゾーマを一撃で倒しますよ。

すみません、話が全くそれましたね。

そんな上っ面ばかり気にしているあなた、それじゃ真に大事なことは見えてきませんよ?

だって、根本にある思考が「社畜」なんですから。

当記事では、そんな「社畜」な方を「社畜スライム」と呼称させていただきます。

新入社員を叱れ!怒れ!そして、完璧にフォローしろ!徹底的に教え込め!固く強い人間関係ができた後には、最強の武器「後輩/部下」が手に入る!

仕事上でミスったら、注意されるのは当然です。

例えば売上1億円が掛かった商談で失敗して、褒められる人なんていませんよね。当然叱られまくりますよね。感情が爆発して怒り狂っているかもしれません。

でも仕方ありません。会社に迷惑をかけ、取れるはずの売り上げを取れなかったわけですから。会社の売上事情に影響を及ぼしたんですから。

極端な例でしたが、新入社員を叱ってもいいのです!感情丸出しで怒ってもいいのです!徹底的にシバき上げていいんです!

気を付けなければいけないのは、「わたしも昔は厳しくされた。だから同じようにしてやろう」という理由で叱るのであれば、それは単なる自己満足です。かえって相手を追いつめてしまう結果となります。

当然、暴力だったり、新入社員の人格を否定するような発言は論外です!訴えられたり、パワハラに該当しますからね。

以前、わたしはある会社で、とても口うるさい社長のお世話になりました。わたしの直属の上司と一緒に毎朝6時から一時間、徹底的にシバき上げられました。

その社長、朝礼を自分のお小言で1時間も使うという最低最悪のクズっぷりを発揮する社長だったのですが、こういうことを常に口にしていましたね。

「これから言うことは、とても耳の痛い話だが君たちの人格を否定するものではない。君たちのやっている仕事について言っているだけだ。それはわかってくれ」と。

それがフォローっちゃフォローなのかもしれませんが、この言葉にどれだけ救われたかわかりません。わたしが上司とともに心が折れなかったのは、直接「あなたの人格を否定しているものではない」と言ってもらったためです。

要は、叱ったり怒ったりする根本原因が「新入社員が行った仕事に関係すること」にあり「新入社員個人」にあるわけではない、と言うことを直接言葉で伝える必要があると感じます。

何にでも例外はあります。本当に人格から変わらないとやってけねーぞっていう残念な新入社員もいますが、そういう奴は自分で自分の人格について気づいて、自分で変えていくしかないんです。

新入社員のミスを徹底的にシバき上げたあとは、目次に書いたとおり、完璧にフォローする必要があります。

フォローとは新入社員の機嫌取りや、慰めではありませんよ?そこを勘違いしてはいけません。

ましてや意味もない「昨日日曜で休みだったけどどこに遊びに行ってきた?」とか訳の分からない個人的な話をすることでもありません。

重要なのは、

「お前(新入社員)がこの会社で確実に一人前になるように、俺は知っていることの全てを徹底的にお前に教えるぞ!辛いことがあるかもしれないけど、俺も一生懸命頑張ってお前に教えるから、お前も一生懸命になって頑張って覚えろよ!」

と直接言葉で言ってやることです。

これは、フォローの場面だけでなく、普段から言ってあげられる言葉ですよね。

簡単に言うと、新入社員個人に対する「熱意」を直接言葉で伝えてあげることが大切だ、ということです。俺はお前を見ているぞ、と。

それが何よりもうれしいフォローになるんです。「叱られたのはヘコんだけど、先輩の心意気が嬉しかった」ってなるんです。

何も松岡修造さんのように表情からして熱くなれ、と言うわけではありません。

新入社員は不安です。初めての会社で右も左もわかりません。そんな中、自分にかまってくれる熱意のある先輩上司に出会えたらどうでしょう?

うれしいですよね!「え?俺なんかにこんなに詳しく教えてくれるなんていいの?」ってなりますよ。その瞬間、その新入社員にとって、数いる先輩上司の中であなたが「特別な先輩/上司」になるんです。

またこれにも例外があって「そういうのウザイっす。センパイ暑苦しーんすけど」「仕事あんまりしたくねーんすよ」「いっぱい休みもらって、給料もらえればそれでいーんすよ」っていう仕事への意欲もなく、自分の権利を最大限に主張してくる気のない新入社員もいますよね。

そういう奴は本来、面接段階でグシャグシャに丸めてゴミ箱に突っ込むべきなんです。ゴミ箱に突っ込んだ後にライターで火をつけて燃やしちゃってもいいですよ。そのような「人財」ではなく「人罪」を雇ってしまったのは、会社上層部や採用担当者のミスです。

そして、そんな奴を採用しないために読んでおいてもらいたい記事がこれ!【社内体質そのものを変えろ!新入社員の退職を防ぐ5つの方法】

そして、そういうやる気のない奴もまた、自分で気づいて変わるしかないんです。

仕事を教えることについても職人気質な企業では、「自分の背中を見て覚えろ」という昔ながらの風潮でやってるところも未だにあると思います。

それもそれでありだと思います。新入社員に覚えさせたいと本気で思っている会社であれば。

そう思っていないのであれば、それはただの新入社員の「放置」です。あなた方のやってる仕事は、素人が見て覚えられるほど簡単なものではないはずですよね。

そんなこんなを経て、新入社員の心が折れずについてくるようになれば、そこにはあなたと新入社員との固く強い人間関係が生まれます。

固く強い人間関係が完成すると、相手の意図するところが完全に理解できるようになります。そしたら自然と、お互いのプライベートとかの話も出てきます。もう、あなたに対して絶大な信頼しかありません。

そしてそのまま育っていけば、あなたも頼れる「後輩/部下」と言う強力な武器を手にすることができるんです。

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新入社員を変に甘やかすな!図に乗らせるな!会社が滅ぶぞ!

社畜スライムさんが、今現在、新入社員に対して本当は厳しくしたいと思いながらも、社命だからと上っ面だけの優しい言葉をかけ、ただ意味もなく褒めちぎっていたのだとしたら、それはただの「社命」という名を被った「甘やかし」という行為です。

「甘やかし」はただ相手を意味もなく図に乗らせるだけです。自分が実力もないということすら理解しないまま大きな仕事に手を出し、見事に爆散爆死してしまう原因です。

そして、見事に爆散爆死した原因は、何の根拠も無く「社命だから」と過剰に褒めちぎって仕事をさせた社畜スライムさんのせいです。

社畜スライムさんが新入社員ともども爆散爆死した後に待つのは、人事評価であなたに下る「上司として、こいつダメ」評価です。

何とも嘆かわしい話じゃないですか。会社が出した「新入社員を甘やかす」という社命に忠実に従って行動した結果、結局、社畜スライムさんの評価が下がるんです。

社畜スライムさんの評価が下がった理由は、たった今書いたとおり、甘やかして図に乗った新入社員が爆散爆死したからです。それにより会社に入るべき売り上げ利益が入らないという事態に陥ります。

行きつく先はわかりますね。会社の衰退です。ボーナスも減りますよ。ベースアップなんかあるわけないじゃないですか。

給料が増えなくなったら奥さんに怒られますね?小遣いだって下げられます。月に数回楽しみにしていた居酒屋が、月1回に減っちゃうんです。

そして、家庭環境も悪化する。「給料低くて話にならない」「会社辞めてくれない?」と毎日奥さんに言われますよ。

そして毎日喧嘩。もうやってられないと奥さんが出て行って離婚ですよ。

離婚されたらどうなります?家事も何にもできませんから、家の中は散らかり放題、ゴキブリだって出ます。

食事も作れませんから毎日コンビニ弁当です。栄養が偏りますね。

ある日朝、急に倒れてお陀仏です。心臓発作でしょうかね。脳梗塞かもしれません。

と、なるんです。

けたろーまとめ

これは言いすぎじゃありません。

この記事では社畜スライムさん一人だけを例にしてお話ししましたが、同じような新入社員と上司の関係が社内にあと100組あったらどうでしょう?大企業で1000組あったらどうでしょう。

その100組ないし1000組全てに爆散爆死してしまう危険性があるんです。

なので、新入社員を「退職されないように褒めましょう」という「社命」を出すことで、会社の存続が揺らぎかねない事態が起こる可能性があるんです。

全ては密接に連動しているんです。

これこそまさに「バタフライ効果」です。

ただし、全然褒めるな、と言っているわけではありません。叱ること、怒ること、褒めること、この3つは全てバランスです。ただし、フォローだけは完璧にしてあげる必要があります。

十分わかっていただけたと思いますが、新入社員に対する過剰な甘やかしは会社のためになりませんので、絶対にしない方がいいです。

新入社員はお客様ではないのですから。

以上です!

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