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けたろー
こんにちは!けたろー(@ketaroou)です!

ポコ
日常生活で使う「詐欺」って言葉は、それホントに「詐欺」っていうっポか??
今回は「詐欺」について詳しく話すっポよ!

今回は、元POLICEMANであるわたくしけたろーが、「詐欺」という犯罪行為について、法律の専門家でない一般人でも分かるように、簡単にかつ詳しくお話していきますよ!

あなたは「詐欺」と聞いて何を想像するでしょう?

ちまたには「振り込め詐欺」を始め「保険金詐欺」とか「結婚詐欺」とか、詐欺の名前が付く行為は数えきれないほどありますね。

今回、わたしは当ブログで「振り込め詐欺」についてお話することに決めました。

ですが、「そもそも『詐欺』って何?」「どういう行為を詐欺って言うの?」と思ってる人がかなりたくさんいるはずです。

あなたは答えられますか?

「詐欺」ってこういう行為だよ!って、わかりますか?

多分、厳密にはわからないけれど、なんとなく「それって詐欺じゃん!」って使ってると思うんです。

こんな風に。

え~ウソツキ!それって詐欺じゃん!
違うってば~!

ね?あなたもなんとなく使ってるでしょ?

わたしは、日常的な会話の中でこのような言い方を聞くと、いつも頭に「?」が浮かんでいました。

そこで今回、わたしが当ブログで「振り込め詐欺」についてお話する前に「詐欺」というのはどのような行為なのか、どのような経過をたどると「詐欺」になるのか、という部分からお話していきたいと思います。

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法律で定められた「詐欺罪」とは?

「詐欺罪」は犯罪の一つです。

その行為が犯罪に当たるかどうかを規定している法律を「刑法」と言います。

「詐欺罪」については、下記のように規定されています。

「詐欺罪」の法的根拠&罰則
  • 刑法第246条 第1項:人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。
  • 同 第2項:前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。

正直、なんのこっちゃ!って感じですよね。

法律って、どの条文も堅い言葉で分かりにくく書いてあるので、読みにくいですよね。

 

詐欺罪を超簡単に言うと、

相手が持っている「お金や価値がある物(財物)」を、相手を騙して自分に渡させたり、相手を騙して第三者にそれらを渡すよう仕向け、実際に渡させること

を言います。

 

詐欺罪が犯罪として成立するには、実は決められた一連の流れがあり、それに実際に該当しないと成立しないという特徴があります。

・・・と言う事で、元POLICEMANであるわたくしけたろーが、その流れを実際に例を上げて超簡単に、しかも詳しく説明していきますよ!

「詐欺罪」になるには、こういう一連の流れが必要!

物事が「詐欺罪」と呼ばれる犯罪になるには、ちまたでよく言われているような「思ったよりも価値が低かった状態」や「単に騙された」というようなものでは成立しないんです。

その行為が「詐欺罪」という犯罪となるには、「犯人の思考と行動」と「被害者の思考と行動」にそれぞれ、辿らなければならない条件がいくつかあります。

1犯人に「相手を騙して相手のお金や物をだまし取ってやろうとする意志」が必要

詐欺罪に限らず、犯罪には必ず「その犯罪をしてやろう、やってやろう」という犯人の意思が必要となります。

犯人の思惑とでも言いましょうか。

詐欺罪で言えば、「相手を騙して、相手が持っているお金や自分が欲しいものをだまし取ってやろう」という意思です。

この「その犯罪をしてやろう、やってやろう」という悪い意思のことを、専門用語では「故意(こい)」と言います。

 

社会問題となっている「オレオレ詐欺」で例えるならば、犯人がこういう風に考えることを言います。

詐欺師
あの高級住宅地に住んでるじーさんばーさん、かなりの額のお金を貯めこんでそうだな。
その大金を手にすることができれば、きっと一生遊んで暮らせるぞ!
何とかしてその大金を奪い取ってやる方法は無いかな・・・
そうだ!孫のふりして電話をかけて、「お金が必要だ」って騙してやればいいんだ!

また、故意の他にも「相手からだまし取ったお金や物を、その物の使い方に従って自分の物として使ってやるんだ!」という意思も必要になります。

ちょっと難しいですが、これを「不法領得の意思(ふほうりょうとくのいし)」と言います。

専門的に書くならばこんな感じです。

「権利者を排除し、他人の物を自己の所有物のように、その経済的用法に従ってこれを利用又は処分する意思」です。

つまり、犯人がこんな感じで考えることですね。

詐欺師
そして、そのだまし取ったお金で車を買いたいし、ウマいものもたらふく食べてやるんだ~!

2犯人が、相手に対して「相手を騙す行為」をすること

詐欺罪が成立するためには、犯人が被害者を騙しにかかることが必要となります。

そりゃそうですよね。犯人が何の行動も起こしていないのに、いきなり罪に問われるなんてありませんからね。

オレオレ詐欺で言うところの、こういう場面ですね。

詐欺師

ピッポッパ・・・

☎・・・☎・・・

あ!ばあちゃん!?
俺だよ俺!けたろーだよ!
元気にしてた!?
じつはさー、会社の大事な金が入ったバッグをどこかで落としちゃってさー。
そのお金、どうしても今日必要なんだよね。
300万円なんだけど、すぐ返すから立て替えてくれない??

3犯人の騙す行為によって、相手が錯誤に陥ること

詐欺罪が成立するためには、犯人が付いた騙し文句によって、実際に相手が錯誤に陥る必要があります。

相手に「ん?これは嘘だな?」と見破られてしまって、その後の行動が中断してしまったら詐欺罪(既遂)は成立しません。

既遂は成立しませんが、未遂は成立する場合もあります。

 

犯人が付いた嘘によって相手が錯誤に陥ってしまう状況はこんな感じですね。

ばーちゃん
おお、けたろーかい?
久しぶりだねぇ。元気にしてたかい?
え?
会社のお金を落としたの?
まったく、一体アンタは何やってんだい!
会社に知れたら大変だよ!
すぐに立て替えてあげるから、今すぐ取りにきな!

4相手が錯誤に陥って、お金や物を犯人に渡すこと

詐欺罪が成立するには、犯人の騙し文句にすっかり騙されて錯誤に陥った相手が、実際に自分のお金や物を犯人やその関係者や第三者に渡す必要があります。

オレオレ詐欺で言うところの、こういう場面です。

詐欺師
ばーちゃんありがとう!
ちょっと俺、これから大事な用事があるから、俺は取りにいけないんだわ。
そのかわり、ばーちゃん家に俺の部下を向かわせるから、そいつにお金を渡してもらってもいいかな?

ばーちゃん
ああ、そうなのかい。
わかったよ。じゃあその人が来たら渡しておくから安心をし!

詐欺師のパシリ
ちわーっす!
けたろー課長の部下のキンタローと申します。
けたろー課長から「荷物を取ってきてくれ」と頼まれてきました!

ばーちゃん
ああ、ご苦労様。
今すぐけたろーにこれを届けておくれ!
あの子、困ってるだろうからさ!

5相手から差し出されたお金や物を、実際に犯人が受け取ること

詐欺罪が成立するには、犯人が実際にお金や物を受け取る必要があります。

相手を騙して得ようとした物を実際に受け取って、初めて詐欺罪(既遂)が完成するんです。

つまり・・・

詐欺師のパシリ
では、確かにお預かりしました。
これから会社に戻って、すぐけたろー課長にお渡ししますので。
ではっ!

はい、こういうことですね。

 

詐欺罪が成立するための一連の流れをシミュレーションしましたが、こういう流れをたどらないと、詐欺罪は成立しないんです。

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つまり「お金」や「物」や「利益」が絡むものは何でも「詐欺」の対象になる!

「詐欺」というのは、強盗や恐喝と違い、相手をビビらせたり力でねじ伏せたりしてお金などを奪い取る犯罪ではありませんが、狙うべきものは同じなんです。

その奪い取り方が、力づくで奪い取れば強盗、脅して相手に渡させれば「恐喝」、相手を騙して奪い取れば「詐欺」になるんです。

つまり一般人が普通の会話の中で使うような、「大層な話だったのに、実際に目の当りにしたら大したことなかった」というような、「ちょっと期待を裏切られたとき」に使う「それって詐欺じゃん!」は、詐欺ではないんです。

 

詐欺である必要があるためには「お金」「物」「利益」など、難しい言葉で「財物(ざいぶつ)」である必要があるんです。

「財物」が絡むところには必ず「詐欺」があります。

おじいちゃんやおばあちゃんを息子や孫を装った電話で騙し、大金を奪い取る「オレオレ詐欺」。

交際関係が存在していると相手に誤信させ、最終的に大金や利益を吸い尽くして姿をくらます「結婚詐欺」。

交通事故を起こして車が大破したとして保険会社に手続きをし、車の修理代の支払いを受ける「保険金詐欺」など、多種多様です。

 

もう一度言いますが、「財物」が絡むところには必ず「詐欺」があり、「財物」は「お金」「不動産」「商品」「サービス」など、どのような形であっても「詐欺」の対象になり得るんです。

「え?騙された?これって詐欺?」と思ったら、まず警察に相談を

あなたが日常生活を送る上で「あれ?俺もしかして騙された?」「あれ?戻ってくるはずのお金が戻ってこないよ?」とかいうトラブルに見舞われてしまったら、自分で調べて判断する前に、さっさと警察に相談してしまいましょう。

警察には「刑事課知能犯係」という詐欺などのいわゆる「知能犯」による事件を担当する部署があります。

話を聞くだけで、その事案の対処法や解決策、被害届の必要性まで判断してくれます。

実際に、詐欺だと気づかずに財物をだまし取られてしまっているケースも多々あります。

相談した結果、結局詐欺ではなかったという場合であっても問題ありません。

人間の「信じ込む力」とは強いものですよ!一度信じ込むと、その信じ込みから簡単には抜け出せませんからね。

それが「詐欺で騙される」というところの最大の恐怖でもあります。

是非、「おかしいな?」と感じたら警察に相談を!

おわりに

「詐欺」の基礎中の基礎についてお話しましたが、わかっていただけたでしょうか?

記事中でオレオレ詐欺の一例を挙げて説明をしましたが、あれは一番単純な例です。

詐欺は、強盗罪や恐喝罪と違い、力でねじ伏せて財物をだまし取る犯罪ではありません。

犯人が被害者をあの手この手を使って騙し、最終的に財物を奪い取る犯罪です。

だからこそ、複雑な詐欺事件であればあるほど、様々な要因が絡み合い「え?俺ってもしかして騙されてる?」と自分で判断するのが難しくなります。

 

当ブログでは、まず最初に詐欺罪の中でも最も知名度が高く、被害者も多い「振り込め詐欺」に焦点を当て、話していきたいと思います。

ではまた、次の記事で会いましょう!

元POLICEMANであるけたろーが、日常生活で巻き込まれる恐れのある犯罪やトラブルへの対処法&予防策を徹底的に教えます!
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