元警察官が徹底的に教えるオレオレ詐欺【第一部:詐欺の根本を知ろう!編】
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けたろー
こんにちは!けたろー(@ketaroou)です!

ポコ
ポコだっポ!キミは「振り込め詐欺」の中心である「オレオレ詐欺」についてどれだけ知ってるっポか!?

 

元POLICEMANであるわたくしけたろーが、今回も徹底的に語りまくるぜよ!

 

全国で長い間社会問題になり続けている「振り込め詐欺」。

その振り込め詐欺による被害が近年、増加傾向にあるのをご存知でしょうか?

一年間で、振り込め詐欺の被害は一万数千件にも及び、それに伴い被害額もウン百億円という莫大な額に膨れ上がっています。

その「振り込め詐欺」で最も被害件数&被害額が大きく、中核的な立ち位置にある詐欺が「オレオレ詐欺」。

この「オレオレ詐欺」という名前を聞いたことが無い人はいないと思います。

 

今回は、この「オレオレ詐欺」のみにスポットを当てて、「オレオレ詐欺とは何なのか」「オレオレ詐欺の犯行方法」について、徹底的にお話していきます!

 

世間ではよく、「振り込め詐欺は、日々悪質巧妙化しているから気を付けて!」なんて言っていますよね。

警察庁をはじめ、各都道府県警察のHPでも振り込め詐欺の対策ページが設けられているわけで、被害に遭わないための方策が様々書かれています。

 

テレビでも大々的に取り上げられて注意喚起を図られてきましたが、その被害は増える一方です。

 

何故だと思います?

 

この記事を執筆するに当たり、わたしは色んな振り込め詐欺の記事を閲覧しましたが、各都道府県警察のHPをも含めて全てが甘い!

 

「振り込め詐欺は悪質巧妙化しているから気を付けてね」「合言葉を言ってね!」「家族しか知らないことを質問してみてね!」

 

振り込め詐欺に騙され大金を騙し取られた被害者と数多く接して、様々な話を聞いて、色々考え抜いた元POLICEMANであるわたくしから言わせれば、どれも中途半端!

それじゃあ被害者を減らすことはできない!

 

わたしがたどり着いた一つの結論を申し上げます。

 

【オレオレ詐欺の根本】は「悪質化」はしてるけど決して「巧妙化」はしていない!

未だに圧倒的に原始的な方法が主流!

だから、原因となっている根本を知り、それを絶てば、オレオレ詐欺の被害に遭わずに済む!

その方法をあなたに伝授します。

当ブログでは、「元警察官が徹底的に教えるオレオレ詐欺」と題しまして、シリーズ構成でお送りしていきます!

まずは【第一部:詐欺の根本を知ろう!編】です!

あなたがオレオレ詐欺について最初に知るべきことは「被害の実状」と「オレオレ詐欺の根本部分」についてです。

さあ、では行ってみましょう!

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「オレオレ詐欺」とは?

「オレオレ詐欺」とは、「特殊詐欺」という大項目の中の「振り込め詐欺」という中項目に属する、詐欺形態の一つです。

「特殊詐欺」とか「振り込め詐欺」などのグループがいくつかあるんですが、以前わたしが書いたこの記事に載っていますので、後で読んでみて下さい。

 

「オレオレ詐欺」は、主に犯人が被害者の子や孫を装い、親や身内の「親族を助けたい」という憐憫(れんびん)の情を巧みに利用し、現金を手交させたり郵送させたりして騙し取る詐欺です。

 

被害者の大半が高齢者であり、中には認知症等により判断力が鈍っている人が騙されてしまうケースもあります。

また、近年では親族の他、警察官や役所の職員、大企業の社員を名乗ったりして、現金ではなくキャッシュカード&暗証番号をセットで騙し取るケースも増えています。

 

「オレオレ詐欺」の他に「手渡し詐欺」や、警視庁では「母さん助けて詐欺」なんて呼ばれたりもします。

 

「振り込め詐欺」の中核を担う詐欺形態であり、今現在、全国で発生している方法は、ウン十年続いてきた「オレオレ詐欺」の騙し形態と何ら変わりません!

 

ここ大事ですのでもう一度言います。

 

今現在発生している「オレオレ詐欺」は、ウン十年続いてきた「オレオレ詐欺」の騙し形態と何ら変わりません!

 

変わったのは「騙し文句が劇場化などして巧妙化したこと」や「現金の受け渡し方法が巧妙化したこと」くらいです。

 

根本部分の、被害者を騙す「手法」や「被害者が騙される流れ」という部分は何ら変わりありません。

「オレオレ詐欺」被害額が「振り込め詐欺」全体の被害額に占める割合

警察庁は、オレオレ詐欺が振り込め詐欺に占める割合を、下記の通りデータとして公表しています。

引用:警察庁HPより

警察庁が作成した、平成29年と平成30年の1月から10月までをそれぞれ比較したデータです。

全体に占めるオレオレ詐欺の被害金額は減少していますが、肝心の被害件数が増加しています。

見てもらって分かる通り、「オレオレ詐欺」が全体の半分以上を占めていることがわかるはずです。

つまり、振り込め詐欺業界では、高齢者が格好のターゲットとなり、いい金ヅルになってしまっているということです。

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根本を押さえておけ!基本的な「オレオレ詐欺」の流れはこうだ!

犯人は、騙したい高齢者に対し「子供」や「孫」、「甥っ子」などの男性はもちろん、「娘」「孫娘」「姪っ子」などの女性、さらには「警察官」や「役所の職員」「金融機関の職員」「大企業の職員」など、何にでも化けます。

 

何にでも化けますから、被害者を騙すストーリーも実に様々なものがあります。

さらに、その騙すストーリーは、日々新しいものが続々投入され実戦配備されています。

なので、そんなストーリーを知ることは、実は何の役にも立ちません。

 

わたしがあなたに教えるのはただ一つ!その根本部分のみ!!

1「ある日」「突然」「家電に」「電話が来る」

高齢者が主なターゲットとなっている「オレオレ詐欺」は、そのほぼ全てが、
「ある日」「突然」「家電に」「電話が来る」

 

のです!

最初の1回目の電話は、何の予兆もありません。

マジで「ある日」「突然」「家電に」「電話」が来ます。

電話がかかってくる時間帯もバラバラです。

午前中だったり、お昼だったり、夕方だったり。

ただし、わたしが現職時代に感じていた感覚だと、騙せると踏んだ高齢者宅には、朝早く電話が来たり、夜遅く電話が来たりもします。

具体的には朝の6時とか、夜の10時とか。

ファーストコンタクトでこの時間帯に掛かってきたという人はあまり聞いたことがありません。

あくまでわたしの感覚ですが・・・。

 

こういう詐欺師からの電話を、「予兆電話」とか「予兆架電」と言います。

 

さらに、同じ地域に集中して予兆電話が来る場合が多いです。

その場合は、きっとその犯人は地域別に分けられた名簿などの資料を使って連続的に架電していると思われます。

 

ちなみに「誰を名乗っているか」という部分は全く重要ではありません。

上で書いた通り、犯人は誰にでも化けますから。

2しばらくの雑談の後、「困った話」を話し出す

犯人はファーストコンタクトの後、話に乗ってきて「コイツ騙せそうだな」と踏んだ高齢者とは、しばらく雑談タイムに入ります。

雑談の話も実に多彩です。

下調べの上犯行を行っているグループであれば、家族しか知らないようなことを持ち出したりもしますし、「最近どう?」とかそんな程度の雑談の場合もあります。

雑談の期間も様々です。

半日の場合もありますし、長いと一週間も雑談タイムにかける場合もあります。

 

覚えておいてもらいたいのは、「雑談に応じている」時点で「詐欺だと見破れていない」ということ。

 

この雑談タイムで打ち解けたと判断した犯人は、ついに本題を持ち出します。

 

そう、突然「困った話」をし始めます。

この「困った話」も実に多彩。

「不倫相手を妊娠させた」「会社の金を横領した」「会社の小切手を無くした」など、様々です。

覚えておいてもらいたいのは、このような「困った話の内容」ではありません。

そんなもの、オレオレ詐欺の被害を防ぐ上ではどうだっていいんです。

 

真に覚えておいてもらいたいのは、このように犯人が「なんらかの困った話をしてくる」ということです。

3「お金」を要求してくる

困った話の後に待っているのは、例外なく「お金を貸して」「すぐに返すから立て替えてもらえない?」などと言って「お金を要求してくる」のです。

お金を要求してくる理由などどうだっていいです。

その理由が「示談金を支払うため」だろうが「会社のお金の補填」だろうが、「事故を起こした修理代」だろうが、根本を見ましょう。

根本を見てみると、どの口実も全て「お金をください」というものですよね?

もちろん、「お金」の他にも「キャッシュカードと暗証番号を教えてください」というのもアウトです。

つまり、オレオレ詐欺の根本部分を全部まとめてみると・・・

「ある日」「突然」「家電に」「電話がかかってくる」

「しばらくの雑談の後、困った話を持ち出してくる」

「お金やキャッシュカード、その暗証番号を要求してくる」

 

この流れに当てはまるのならば、たとえ相手が誰を名乗ろうと、どのような理由で困った話を持ち掛けようと、どのような理由でお金を要求して来ようと、全て「オレオレ詐欺」だと言い切ることができます!

 

いいですか?

 

大事だからもう一度言いますよ!

 

電話口で「誰を名乗った」とか、電話口で交わされる「ストーリー」は関係ない!

➊ある日❷突然❸家電に電話がかかってきて❹しばらくの雑談の後❺困った話を持ち掛けられ❻最終的にお金を要求されたら、それは100%「オレオレ詐欺」です!

例外はありません。100%オレオレ詐欺です。

 

大事なことなのでもう一度!

  • ➊ある日
  • ❷突然
  • ❸家電に電話がかかってきて
  • ❹しばらくの雑談の後
  • ❺困った話を持ち掛けられ
  • ❻最終的にお金を要求されたら

それは100%「オレオレ詐欺」と言い切ることができます。

おわりに

わたしは現職時代に、数えきれないくらい多くの振り込め詐欺(特にオレオレ詐欺)被害者と会い、話をした経験があります。

騙されてしまった全ての被害者に共通していたことは、「根本部分を知らなかった(見抜けなかった)がために騙されて、大金を騙し取られてしまった」という結果に至ったことです。

 

この記事を読んでどうでしたか?

 

難しかったですか?

 

何度も言いますが、相手が誰を名乗ろうと、どんな内容の困りごとを持ち掛けても、

➊ある日❷突然❸家電に電話がかかってきて❹しばらくの雑談の後❺困った話を持ち掛けられ❻最終的にお金を要求されたら、それは100%「オレオレ詐欺」

なんです。

 

オレオレ詐欺の根本部分であるこの部分をよく理解して覚えておいてください。

これを覚えておくことにより、万が一オレオレ詐欺の予兆電話が来ても「あれ?この流れ、オレオレ詐欺じゃね?」と気付くことができます。

 

 

「元警察官が徹底的に教えるオレオレ詐欺【第一部:詐欺の根本を知ろう!編】はこれにて終了です!

 

次は【第二部:被害者の心理状態編】をお送りします!

オレオレ詐欺にまんまと騙されてしまうとき、被害者の心理状態はどんな風な状態に陥っているのか!?

現職時代、幾度となく経験した振り込め詐欺被害者の実話を踏まえて、あなたにお話したいと思います!

以上でーす!

当ブログの振り込め詐欺対策の記事はこちらから!

 

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