年齢を重ねた中途採用者を上手く扱うためには、仕事に対する「温度差」を最重要視すべし!
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けたろー
こんにちは、けたろー(@ketaroou)です!

 

今回は、中途採用された社員の中でも、特に「年齢を重ねた中途採用者」の扱い方に関するお話です。

 

あなたの会社にはいませんか?オッサンやオバハンくらいの年齢で採用された中途社員。

 

どうですか?会社にきちんと馴染んでいますか?

 

年齢を重ねた中途採用者の中には、会社に馴染もうとしなかったり、「なんかこの人とはめっちゃ温度差を感じるわー・・・」っていうことも結構あるのではないかと思います。

 

普通は年齢を重ねて採用されれば、「こんなに歳食ってるのに採用してくれてありがとう」となるはずなのに、やたら冷めた目で見てきたり、反抗的だったり、やる気なさげだったり・・・。

 

その様な特徴のある人は、なぜそんな風になってしまうのでしょう?

 

実際に若干年齢を重ねて今の会社に就職したわたくしけたろーが、実体験に基づいてその仕組みを超詳しく紐解いていきます。

中途採用者は、会社に対する帰属意識が低いものと心得よ

まず、中途採用者に限らず新入社員全般にも共通して言えることですが、会社に入ったばかりの人というのは、基本的にまだ「その会社の人間」になりきれていません。

 

一旦職場から離れれば、仕事のことなど一切考えない、単なる一個人に戻ってしまうのです。

 

あ、これはまさしく今のわたしですね(笑)

 

帰属意識を別な言葉で表すのなら「愛社精神」とでも言えるでしょうか。

 

愛社精神を養うには、大前提としてその会社を好きになる必要があります。嫌いな会社に愛社精神を持つ人間などいませんよね。

 

会社に入りたての人間は、果たして自分がその会社を好きなのかどうなのかすら判別できない状態ですから、そんな状態で愛社精神つまり帰属意識を持ってもらうということはまず不可能です。

 

なので新入社員はもちろん、中途社員を受け持つことになった人は、「この新人には帰属意識(愛社精神)はまだ無い」とあらかじめ心得ておく必要があります。

 

これを心得ずして、会社に忠誠を尽くすように強制をしたり、会社の持っている思想の押し付けを図ってしまった場合、新入社員からも、中途採用者からも瞬殺レベルで嫌われてしまいます。

 

新人がその会社を好きになるか否かは、入社当時の上司にモロに影響を受けるということは言うまでもありません。

 

つまり、新人から瞬殺レベルで嫌われてしまえば、その会社も同時に嫌われてしまうことに直結します。

 

会社に対して一度持ってしまった不信感や嫌悪感は、よほどの改善策が実行されない無い限り、まず消えることはありません。

中途採用者は、過去に勤めていた会社と全ての面で比較をしている

他社で勤務経験のある中途社員は、勤務経験があればあるほど現在の会社と過去の会社を比較しています。

 

給与面や福利厚生面はもちろん、社員の人間性や会社の雰囲気、もちろん自分の上司の管理能力まで、その比較は仕事に関係すること全てに及びます。

 

中途社員を採用したところ、その社員が非常に真面目に素直に頑張って働いているのであれば、過去の会社と比較してその会社の評価は高く、満足できる面が多いのであろうと判断することができるでしょう。

 

特に「素直」という所が大きなポイントです。

 

「素直」というのは言ってみれば「指示されたことを反抗的になることなく受け入れている」と言うことができますので、その仕事における満足度を図る一つの指標となるといってもいいでしょう。

 

 

逆に、与えた仕事に対して反抗的であったり、マイナス面の違和感を感じたり、投げやりだったりしている場合は、過去の会社と比べて現在の会社が劣っていて不満を感じていると判断することができます。

 

特に、前職と比べて給与面で劣っていたり、福利厚生面で不満を持っていたり、契約に無いサービス残業を強いられるなど労働基準法に違反する内容が見られた場合、このようなマイナス特徴は特に顕著に現れるでしょう。

 

「この会社、俺を(私を)低く見やがって・・・」と、プライドの高い人ほど、新しい会社に対する反抗心・嫌悪感は強く出るものと思われます。

 

会社に対してこのようなマイナス感情を持ってしまうと、中途採用者は、常に冷めた態度で仕事に当たることになります。

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年齢を重ねた中途採用者に、熱血指導は逆効果

年齢を重ねた中途社員に対して、熱血指導は逆効果です。

 

ある程度の年齢まで達してしまうと、自分の未来がある程度確定した状態で見えてきます。

 

若い時であれば、上司の熱血指導を受けて頑張って結果を出したり気に入られたりすれば出世出来たり、将来に役立つ能力を身に付けられたりするメリットがありますよね。

 

だからがむしゃらに頑張れば、それが最終的に自分にメリットとして跳ね返ってくる可能性がありますが、歳を重ねた中途社員は違います。

 

ある程度の年齢に達して再就職をした場合、その会社で出世街道まっしぐらであるかと言えば、ヘッドハンティングでもされていない限り、答えはやはりNoです。

 

出世どころか、昇給すらしにくくなるかもしれません。

 

出世できない未来・給料が上がらない未来が見えているにもかかわらず、詰め込み式に「あれを覚えろ」「これを覚えろ」と会社に忠誠を誓っている熱血上司から強烈な熱血指導を受けても、はっきり言ってやる気が出ないのです。余計なお世話なのです。

 

夜遅くまで残って働いたり、過剰に残業をして仕事スキルを身に付けたりするなど、その会社に忠誠を誓う気にはとてもじゃないですがなれませんね。

 

それが特に「慣れれば誰がやっても大差ない仕事」の業種であればなおさら。最低限の仕事で済ませようとするのが妥当なところです。

 

 

会社に忠誠を誓い、「その会社に勤めている人間ならば、全力で会社のために働いて当然」と自分都合で物事を考えている熱血上司は是非覚えておいてください。

 

年齢を重ねた中途社員に対し、その熱血指導は逆効果です。熱血指導をした結果、中途社員の離職を早める原因となってしまいます。

 

年齢を重ねた中途社員のモチベーションを上げるには「言う」よりまず「聞け」

現在の日本では、「慣れたら誰がやっても大差ない仕事」を業種としている会社に入った中途社員は、年齢を重ねていればいるほど保守的な傾向が強いものです。

 

理由は先ほどお話した通り、ヘッドハンティング入社でもない限り出世は絶望的であり、給与も足元を見られ満足な額を支払ってもらえないなど、年齢による不利益が発生してしまう傾向にあるからです。

 

そんな状況に陥れば、誰だってその会社のために全力を尽くして奉仕をしようとは思わないでしょう。

 

わたしがそんな状況だったら、会社の発展のために全力を尽くそうとはしません。

 

そんな若干マイナス思考になっている中途社員に対し、あ~だこ~だと会社の倫理や企業思想を押し付けたところで、反発されるだけです。

 

そんな思想の押し付けは中途社員のモチベーションを下げ、過去の勤務先と比べさせてしまい、反抗心を増やしてしまう要素にしかなりません。

 

年齢を重ねた中途社員のモチベーションを上げるためには、このような企業思想を相手に対して「言う」のではなく、逆に中途社員が普段何を考えて、何に満足し何に不満を感じているのか「聞く」ことが大切です。

 

中途社員から「聞く」、つまり中途社員に「話をさせる」ことで、「この上司は俺の考えを聞いてくれるんだな」と感じ、少なからずその上司に好感を抱くことになります。

 

その積み重ねこそ、最終的に中途社員の満足感を満たし、上司を信頼することに繋がるのです。

 

そうは言っても、これはそんなに簡単なことではありません。だって、過去に他社で勤務経験のある中途社員ほど、常に過去に勤務していた会社と現在の会社を比較しているのですから。

 

最重要視すべきは会社側と中途社員の「温度差」

会社は「会社という存在」ではありません。会社は最終的には「人」で成り立っています。

 

他人を自分が思い通りに動かすには、自分の熱い思いを一方的に伝えるだけではダメです。

 

自分の考えや会社の思想や理念を相手に押し付け、それらを遵守するように求めるよりも前に、まずは中途社員の仕事に対する熱意はどれほどなのか、冷静に見極め、分析する必要があります。

 

会社側と中途社員の温度差が大きければ大きいほど、双方が双方に不満を抱く結果となります。

 

「給料を払っているんだからやれ」「仕事だからやれ」という思想・業務の押し付けは、年齢を重ねた中途社員であればあるほど反発心しか生みません。

 

仮にその中途社員が、給与面でも足元を見られていると感じ、さらに、福利厚生や勤務環境も思った以上にひどいものであると感じていて、その会社に対して全く満足心を満たすことができない場合、中途社員の頭に浮ぶのは「離職」の二文字です。

 

おわりに

これからの日本は、ご存知の通り人口減少が急速に進み、それに伴い労働人口も大幅に減少します。

 

そのため、労働人口を確保するために労働者の年齢が上がり、50、60歳代の中途採用なんかはますます当たり前になってきます。

 

そんな時代がやってくれば、皆が皆やりたい仕事に就くことなど当然不可能なことです。

 

中にはやりたくもない仕事にイヤイヤ身を置いている労働者もたくさんいることでしょう。

 

そんな時に、そんな中途採用者の気持ちも考えることなく、一方的に会社の思想や理念を押し付けるようなことがあれば、ほぼ確実に辞められてしまうでしょう。

 

会社には会社ごとにルールがあって当然だと思いますよ?

 

企業理念や企業思想があって当然だと思いますよ?

 

その会社で働く以上、それらの思想を持ってこれを遵守すること、というのもよくわかります。

 

がしかし、その伝え方・伝えるときに使う言葉の種類・口調、これらの重要性を考えることなくストレートに中途社員にぶつけたとしたら、それは大きな間違いです。

 

まずは、中途社員の仕事に対する姿勢から仕事に対する「温度」を見極め、それを元に会社との「温度差」を計り、その温度差ごとのアプローチが必要ですよ!

 

双方間の温度差をしっかりと見極めた上で正しい方法でアプローチすれば、中途社員が会社にやたら反抗的になったり、離職したりすることも少なくなるでしょう。

 

人材が貴重な世の中になってきました。

 

貴重な人材に簡単に離職されることの無いよう、会社と中途社員の「温度差」をよく見極めましょう。

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