
今回、全国の皆さんにご紹介するのは、山形県西川町にある「道の駅にしかわ」です!
また道の駅かよ、と思ったあなた!
わたしが何の特徴も無いだたの道の駅なんぞ紹介すると思いますか!?
わたしが紹介するってことは、それなりに特徴がある道の駅だからです!
この道の駅を山形弁一言で表すと「どだなだず」になります。
あ、「どだなだず」ってわかります?
一番近い同義語としては、「どないやねん」とか「なんでやねん」がですね。
ツッコミ的な文言として使われます。
山形式「どないやねん」と思ってください。
で、この道の駅があまりにも「どだなだず」な道の駅だったので、全身全霊思いを込めて叫びます。
温泉が道の駅の敷地内にあるって、どだなだず!
「地ビールソフト、ノンアルコールなので子供でも食べれます」って謳い文句、どだなだず!
「牛肉の地ビール煮」が究極においしそうに見える件、どだなだず!
「どだなだず」を連呼しなくちゃいけない道の駅って、どだなだず!
全部まとめてどだなだず!!
それでは、こんな「どだなだず」な道の駅の紹介に行ってみましょう!
この記事はこんなお話
「道の駅にしかわ」データ
施設名称 | 道の駅にしかわ |
施設所在地 | 山形県西村山郡西川町水沢2304 |
連絡先 | 0237-74-4583 |
管理者 | 西川町総合開発株式会社 |
管理者所在地 | 施設所在地に同じ |
管理者連絡先 | TEL:0237-74-2100 FAX:0237-74-3270 |
定休日 | 年末年始(12/31-1/1) |
営業時間 | 売店8:30-18:30 レストラン8:30-18:00 |
駐車場 | 有 |
お手洗い | 有 |
レストラン/フードコート | 有 |
アクセス | 山形空港から車で30分(約26km)
山形駅から車(有料道路優先)で40分(約36km) 庄内空港から車(有料道路優先)で60分(約68km) |
こんな時に利用するのがベスト! | 国道112号を通って村山地方と庄内地方を行き来するとき
月山登山を終え、下山したとき |
(参考:西川総合開発株式会社公式HP)
☆レストランのランチタイムや提供時間が上記以外にも決まっているので、公式HPで確認してくださいね☆
「道の駅にしかわ」に行ってみた!
この「道の駅にしかわ」は、山形県西川町の国道112号沿いにあります。
峠越えのために通る最初のトンネルの、ちょっと手前にある道の駅です。
わたしも自宅がある村山地方から庄内地方に抜けるときは結構頻繁に利用しています。
ヘンピなところにある道の駅にしてはなかなか立派で便利な道の駅なんです!
道の駅の中は、こんな風になっています。
お土産が売っていたり、レストランがある建物が「月山銘水館」で、温泉がある建物が「水沢温泉館」という建物です。
ん?
温泉!?
そうです。この道の駅、こともあろうか敷地内に温泉なんぞを作ってしまったんです!
いくら山形県が全市町村に温泉がある温泉県だからって、道の駅にまで温泉を作っちゃうとは・・・
やっぱり「どだなだず」!!
みお土産やレストランがある「月山銘水館」に行ってみよう!
無事に道の駅に到着しましたので、早速、お土産やレストランがある「月山銘水館」という建物に入ってみましょう。
建物は本当にきれいです。まだ新築同然に見えますね。
やっぱり道の駅はある程度きれいじゃないといけません。
中にはボロボロな道の駅とかありますけど、そういうところでは特産品とか見たくありませんからね。
農産物直売所には、新鮮ピッチピチな果物や野菜が置かれていました。
地元の調味料のほか、「スーパーダイエットフード」と称して「そばの実」が売っていました。
「そばの実」単体での食べ方がわからなかったので調べたところ、茹でて洗ってぬめりを取るだけで食べられるんだとか!
ぷりぷりしてて美味しいらしいですよ!
ここでも「こくわジュース」と「山ぶどう原液」が売っていました!
こくわジュースは、この道の駅の数km先にある「月山湖」で実際に買って味見をしました!
とても珍しい味で、健康的なジュースでした!
「こくわジュース」についての詳細は「月山湖」の記事に書いてありますので、参考にしてください。
どちらもとてもおススメです!
一般的なジュースよりも値段は高いですが、それだけ味や希少性で十分すぎる価値を見出すことができる逸品です。
こんなとっても美味しそうなソーセージも売っていました!
その名を「ポレポレソーセージ」!
初めて聞きましたよ。
どこで作ってるのかと思ってラベルを確認してみると、
同じ西川町にある「くんせい工房ぽれぽれ」という所で作られているようです。
田作さんという方が作っているようですね。
今度実際にこの「ぽれぽれ」さんに行ってみたいと思います!
次がお土産シリーズ最後のご紹介です!
生麦切りと月山そばです!
皆さん、蕎麦は知ってますよね。
でも、「麦切り」って知ってます?
一見するとただのうどんです。
うどんのようだけど「麦切り」って言われると、ただのうどんじゃないような気もします。
では、どこが違うの?ということになりますよね。
厳密にいうと、本来「麦切り」とは、小麦粉ではなく大麦粉を使って作るうどんのようなものを「麦切り」と言うのだそうです。
が、はたして大麦粉を使って作っている「麦切り」って、現在は存在するのでしょうか?
麺を冷たくしてツユに浸して食べるうどんは一般的に「麦切り」として浸透しているようです。
特に、山形県の庄内地方では特産品にもなっていますね。
うどんと麦切の違いついての詳細は、他サイトのこちらのページに書いてありました。⇒「麦きり」と「うどん」
お土産コーナーはここまでです。
続きましてレストランを覗いてみましょう。
建物が新しいだけあって、レストランもピッカピカです!
レストランは直接注文する方法じゃなくて、食券式のようです。
おすすめメニューが壁に掛けられていました。
見学施設は無かったような気がしますが、どうやらこの道の駅の施設内のどこかに「地ビール工場」があるらしく、全力で地ビール推しのレストランでした。
で、突っ込みたくなる一つ目がこれ。
「アルコールゼロで女性にもお子様にも楽しめる」地ビールソフト!
あの~・・・、言っちゃってもイイっすか?
あ、あんまり言わないでほしい・・・?
あそう、でも言わせて?
子供って、ビールを美味しいって感じるんですか??
ビールエキスって、麦芽を煮詰めたみたいな奴ですよね?
甘く無くて、苦くてブルブルする味ですよね?
だったら、こどもたべれなーい!
わたしもたべれなーい・・・
わたくし、実はビールは飲めません。
味が苦手です。
小さい時から「ビールの味が好き」なんて子がいたら、間違いなく将来はのんべーですよ!
でも、面白そうだから食べてみることにします☆
はい、こちらが実物の地ビールソフトです!
マジでまっ黄色なソフトクリームです!
でも、ビールでしょ・・・。
あの麦芽感がどうも苦手で・・・。
かなりの抵抗を感じながら食べてみたところ、
うまっ!!!
最初に来るのはミルクの濃厚感なんですが、それだけではありません。
濃厚感にプラスして出所不明の「旨味」がありますね!
多分、これが地ビールなのかなぁ?
わたしの奥さん曰く、これが地ビール感なんだということです。
確かに、後味はちょこっとだけ苦いかもしれませんね。
でも、ウチの1歳になる次男もむしゃぶりついて食べてました!
結論:地ビールソフトは赤ん坊でも食べられることが判明!
はい次!突っ込みたくなる二つ目がこれ!
なんじゃこりゃあ~!
メッチャめちゃ美味そうじゃん!
「山形牛のやわらか地ビール煮セット」
これ絶対美味い!
食べなくてもわかる!
きっと、トロットロですよ!
何かに「長時間漬け込みました」的な料理って、例外なく美味しいですよね!
例えば、「にんにく醤油ダレに一晩漬けこんだ鶏のから揚げ」とか、「ヨーグルトに漬け込んで柔らかくしたチキンカレー」とか、「チャーシューダレに漬け込んだ煮卵」とか。
もう、最高!
だからこれも絶対に美味い!
ひとしきり興奮したところでいったん外に出ます。
ちょっとお手洗いに・・・
お待たせしました。
次はこの建物の隣にある、温泉に行ってみます。
温泉がある「水沢温泉館」に行ってみよう!
中に入ると温泉に入らないといけなくなっちゃうので、今回は外から見るだけですよ?
ここの温泉にはそのうち家族で入りに来ますから、その時に結果を追記しておきます。
温泉の建物も新築同然です!
この道の駅に日帰り温泉があるのは嬉しいですよ!
だって、月山登山をした人とか、庄内地方の海に行った人とかがココを利用できるんですよ!
疲れてクタクタになってここについて、日帰り温泉に入って、地ビールを浴びるように飲んで・・・って、お酒飲んだら帰れなくなっちゃうじゃないっすか!
仕方ないので、その日は車の中で車中泊!
あー、もう最っ高!
文字もかなり達筆ですね。
わたしなんかがこういう字書くと、「ミミズ這ったみたいな字、書くな!」「もっと丁寧に書け!」って、よく小学校の時の担任から言われてましたけどね。ふん。大人って理不尽だ。
料金も手ごろですね。
近くに住んでいる人だと、きっと回数券を買うんでしょうね。それを買うと600円も安上がりになるようですから。
ちなみに、ここの温泉の泉質はナトリウム泉、つまり塩化物泉だそうです。無色透明でさっぱりとした湯あたりなんだとか。
詳しくは水沢温泉館の公式HPに書いてありますので参考として下さい。
いかがだったでしょうか?
疲れた体も癒せる「道の駅どだなだず」・・・いえ、「道の駅にしかわ」。
どうですか全国の皆さん。山形に来たときはぜひ「道の駅にしかわ」でちょっといい思いしませんか?
でも、ホントにずるいですよね、この道の駅。
道の駅の絶妙な立地といい、特産品の豊富さといい、子供が飲めないビールを使ったソフトクリームをあえて子供に勧めたり、地ビールに漬け込んだ地元牛をトロトロになるまで煮込んでみたり、日帰り温泉があったり。
ほんとにどだなだず!!
もう、サイコーですよ!
おわりに
当ブログでは、我が山形県への旅行や移住、特産品の購入を考えている全国の皆さんに対し、少しでも役に立つ情報をまとめています。
わたしが実際に観光地などに行ってみて直接取材していますので、限りなく観光客と同じ目線に立って記事作成に当たっています。
実際にその場所まで行く必要があるので、ちょっと記事を書くペースは遅くなるんですけど・・・
この記事以外にも、山形県内のそれぞれの地方ごとにまとめた記事がありますので、ぜひコチラもご覧ください!⇒【山形県を遊び尽くす】
以上でーす!