
【けたろーランド一周年記念特別記事 第三弾!!】
無事にブログ歴1年を迎えた自称【天才過ぎるアホプロブロガー】であるわたくしけたろーが、
「ブログを始めようかなぁ・・・」
「ちょっと抵抗があるなぁ・・・」
と躊躇している人やブログを始めて間もない初心者ブロガーに向け、ブログを運営するに当たり超役立つ情報を10章構成でお届け中でございます!
「俺のブログ論」第三弾である当記事では、「自分のブログの色」についてのお話をさせていただきます。
あなたは、自分のブログの色って意識したことはありますか?
ブログじゃなくても結構です。人間が作った各種コンテンツからは、作者の人間性が直に反映された独特の「雰囲気」が発せられていることにお気づきでしょうか?
特に個人ブログは文字どおり「個人」で運営しているものですから、文章の書き方やリズムなどに作者の人間性が多いに出てくるということは言うまでもありません。
もちろん、当ブログ【けたろーランド】だってそうです。
100人ブロガーがいれば100通りの記事の書き方があり、1000人いれば1000通りの言葉の選び方があります。
個人の性格に、文章の書き方・言葉の選び方・リズム・文章の長短などの要素が加わって、「その人の記事」が完成するのです。
Twitterなどで他のブロガーさんと繋がると、よく「文章を書くのが難しい」「言葉選びに苦労する」「自分より上手に文章を書く人がたくさんいる・・・」なんていう、ちょっとネガティブに感じるツイートを見かけることがあります。
わたしはそのネガティブに感じる要素を悲観することは無いと思っています。
いや、むしろ誇るべきだとすら考えています。
なぜ、自分のブログのマイナス要素を誇るべきなのでしょうか?一体どういうことなのか、これから詳しくお話していきます。
この記事はこんなお話
文章作成能力を向上させる努力は必要だが、他人と比べて悲観する必要はない
あなたは文字媒体を呼んだ時、
「この人の書く文章はとてもわかりやすい!」
「文章を読んでるだけなのにまるで映像を見ているようにすんなり文字が入ってくる!」
「この文章に比べたら、自分の文章など駄文に見える…」
などと思った経験はありませんか?
特にプロのライターさんの文章などは、記事そのものが精巧に練られ、言葉が厳選されてとても分かりやすく感じられるものです。
プロのライターさんが書いた一番身近な作品である「新聞」や「ネットニュース」を意識して読んでみると、その文章の精巧さに驚きを隠せません。
一方で、わたしも含めた一般ブロガーの記事は、このようなプロの方々から見ればきっとド素人レベルなのでしょう。
文章構成も、表現も記事の作成スピードも、プロのライターさんには到底及ばないものと思います。
わたしを例に挙げてみると、わたしはこのブログを始めるまで 本格的に文章を書いたことなどありませんでした。
もし、あなたも過去のわたしと同じように文章を書くのが初めてで、自分の書く文章に稚拙さを感じているとしても、それを悲観することは無いと考えます。
全く気にする必要はありません。
文章に上手い下手、記事の読みやすさと言うものは確かに存在します。
初心者ブロガーさんに知って欲しいのは「記事の質を高めることを優先するよりも前に、感じておくべき大切なことがあるよ」ということです。
それは、ブログで情報発信することの尊さや、文章を書き綴る面白さ、大変さ、そして記事が完成したときの達成感。その記事が読まれたときの嬉しさ、沢山のアクセスが集まったときの感動などです。
特に当ブログのようにワードプレスでサイト運営をしている場合、人によっては相当期間、目に見えるアクセス数が発生しないケースも多々あります。
そんな時、未だにその記事の評価が確定していないにもかかわらず、記事を消去してしまったり、訳もなくリライトしまくったり「自分の記事は低品質だ」などと根拠なく嘆き、ブログの「尊さ」「楽しさ」を見失うようなことがあれば、それはまさに愚の骨頂と言えるでしょう。
もちろん、文章能力向上の努力が必要ないと言っているのではありません。
中にはマジで「は?文章構成がおかしすぎて何言ってんのか全っ然分かんない!!」「誤字脱字がハンパない」「この文章を書いた人、絶対に一読してから投稿したものじゃないでしょ」と感じざるを得ない記事も極ごくたまに見受けられます。
そんな「壊滅的に文章能力が無い人」は最低限の文章能力向上のための努力は必須でしょう。
わたしが言いたいのは、ブログを始めたばかりで他人と比べる必要のない時期に、自ら進んで他者と比べ一人で勝手に悲観する必要はない、ということなのです。
そもそも、本来ブログは自分のペースで更新しそれに見合ったペースで成長していくものであり、他人と比べる必要などないとわたしは考えています。
だってブログは記事のネタなど星の数ほどのジャンルあり、ブログ自体のジャンルだって雑記や特化に始まり、双方合わせ持ったハイブリッドなど、様々なのですから。
文章の書き方・言葉の選び方は人それぞれ。文章を通して自分否定をするな
文章の書き方は人それぞれです。
文章に使う言葉の選び方も人それぞれです。
さらに言えば、語彙力の多さも文章のリズムも、自分にしっくりくる文章の長さも、全て各人によって違うのです。
わたしが書く文章もあなたが書く文章も、使っているのは同じ日本語であり、似たようなパソコンのキーボードからタイピングされ作成されたものです。
それでも、文章を書いた人には千差万別の個性があるので、もちろん文章にも個性がきっちり乗り移ります。
自分で「自分の文章を認められない」ということは、ある意味、自分で「自分の個性が認められない」と言っているのと同義です。
この場合、記事を通じて間接的に自分自身を否定しているということになってしまいます。
中には「自分の書く文章は人を引き付ける魅力が無いから、うまく書けるようになりたい!!」と思っている人もたくさんいるでしょう。
実はわたしもその一人であり、もっともっと文章能力を向上したいと常日頃考えています。
この部分で最も大事なことは「自分の現在の文章を嫌いになってはいけない」ということです。
嫌いになるとおのずと自己否定が始まります。
なのでそうではなく、「自分はまだまだ伸びれるんだ!伸びしろがあるんだ!もっと上手な文章が書けるように頑張るべ!!」と、肯定してあげましょう。
文章作成にかかわらず何でもそうですが、「否定から入るか」「肯定から入るか」で、進歩の最終着地点も成長の速度も全く異なってきます。
柔軟性が出るまで、他人からの具体的な批判意見・改善案は聞かないほうがいい
自分がその記事を、自分が言いたい言葉で言いたいように言うと決めた場合、その足かせとなる最たるものが「他人の意見」です。
「他人の意見」と言っても、その記事が面白いとか面白くないとかいう感想ではありません。
具体的な「ここをこう直した方がいいよ」とか「こうしたらさらに良くなるんじゃない?」といった類の「改善点」に関する意見のことです。
このような類の意見は、「自分が言いたいことを言いたい言葉で言いたいように言う」という趣旨に真っ向から反することになり、記事作成に悩みを生じさせる原因となります。
特にブロガー初心者に多いのは、このように他人の意見を取り入れすぎて、自分が自分のブログをどうしたいのか分からなくなってしまうということです。
「ブログを運営する」「日々記事を書く」ということが常態化していない初心者ブロガーにとって、ブログを止めるきっかけとなってしまうものの一つが「迷うこと」です。
自分の書きたいように書いた記事を他人にダメ出しされ、手前勝手とも取れるアドバイスのおかげで、自分のブログを自分でどうしたらいいのか分からなくなり、悩み続け、そのうちブログを書くという習慣すら途絶え、ブログを更新するという行為そのものを忘れてしまいかねません。
他人のアドバイスを受けずとも、ブログを書き続けていると、心当たりがあるブロガーはある時ふと気づくでしょう。
「自分のブログはこのままじゃダメだ」と。
「このままじゃダメだ」と思えるということは、ブログの方針等を転換することができる「柔軟性がある」ということができます。
他人の批判意見を受け入れるのは、一定量のブログ記事を書き、自分のブログに対して柔軟性をもって対峙できるようになってからにしましょう。
大切なことなのでもう一度言いますが・・・
ブログ開設当初から他人の意見に振り回され、他人の意見を取り入れてばかりいると、一体自分が自分のブログをどうしたいのか分からなくなってしまいますよ?
記事から出る勢い・雰囲気・リズム・欠点、ブログの色はこれらで決まる
当記事の冒頭でお話しましたが、ブログには「色」という物が存在しているとわたしは考えています。
ブログのテーマカラーのことではありませんよ?
余談ですが、当ブログのテーマカラーは「オレンジ」です。でもそういう事ではありませんからね。
運営者の色を全く出さず、客観的な意見を書き連ねたブログの「色」。
運営者の色を出しまくって、強烈にインパクトを与えるブログの「色」。
ゆるふわ系を前面に出した柔らかいブログの「色」。
欲望にまみれたドギツいブログの「色」。
イヤイヤ書いている苦しいブログの「色」。
ブログにはそれぞれ異なった色があり、その色は「ブログの運営者の性格・感性」はもちろん「記事から出る勢い」「雰囲気」「リズム」「その他の長所短所」で決まります。
例を挙げてわかりやすく解説しましょう。
料理で使う出汁は徹底的にアクを除去し、素材本来の旨味や風味のみを目的として抽出しますよね。
でもブログはこれと真逆であるとわたしは考えます。
ブログから出てきた「自分の稚拙な文章力」「少ない語彙力」「表現の未熟さ」などというアクを徹底的に混ぜ込んで、ごちゃまぜに溶かしこんでしまうんです。
その溶かし込むアクは、言ってみれば「あなたそのもの」です。
あなたから生まれ出た「ブログ」に、アクという形で「あなた自身」を溶かし込んでいけば、あなたのブログはあなた色に発色し始めます。
その色こそ、「あなたのブログの色」となります。
アクの発生を嫌って、徹底的にアクを除去したサラッとした薄~い上品なブログなど、果たして何の面白みがあるでしょうか?
わたしはそういう面白くない物をまとめた媒体を知っています。あなたも覚えがあるはず。
そういうのを「高校の教科書」とか「中学校の教科書」って言うんです。
おわりに
ブロガー間でよく言われていることがあります。
「悩んでいるなら記事を書け」と。
この「悩んでいるなら」という部分ですが、ブログを運営していると様々な悩みが襲ってくることは前述したとおりです。
「アクセスが集まらない悩み」「ブログ運営継続に対する悩み」「自分の文章の稚拙さに対する悩み」「広告収入が発生しない悩み」など、挙げればキリがありません。
そんな時こそ、やはり
「悩んでいるなら記事を書け」
なんです。
記事を書けば、ブログの総記事数が増えるのはもちろん、「文章を書く」という経験値も増えます。
記事を書いたことにより、新たな自分の文章の長所や短所が浮き彫りになり、改善の糸口が見えるかもしれません。
つまり、悩む暇があるなら書きたい記事を見つけて書くことによって、全てプラスの方向に回っていくのです。
「自分のブログは他人のブログと比べて未熟だ」
「自分の文章は他人の文章と比べて稚拙だ」
「アクセスが集まらないのは、自分のブログに魅力が無いからだ」
「こんなに時間を費やして記事を書いてるのに・・・」
な~んて悩んで嘆いている暇があるなら、あなたが感じているブログの「アク」を再度ブログ内に溶かし込み、徹底的にあなた色に発色させてみることに尽力してみませんか?
そのための方法はたった一つ。
「記事を書け」
「自分の思ったとおりに、記事を書け」