元警察官が丁寧に解説!自分の管理する土地に無断で車を駐車されてしまった場合の対処法!
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けたろー
こんにちは!元POLICEMANのけたろー(@ketaroou)です!

ポコ
ポコだっポ!今回は無断駐車についてのお話だっポよ!

 

 

今回は、自分の管理する土地に無断で車を駐車されてしまった場合の対処法を、元POLICEMANけたろーが丁寧親切に教えます!

 

「自分が管理する土地」とは、自宅敷地内はもちろん、例えば月極駐車場を所有管理している人であればそこも含まれるでしょうし、コンビニを経営している人であればそこの駐車場なんかも含まれます。

 

また、「自分が管理する」とは言っても、もちろん法人も対象となり得ます。

 

やはり、他人に無断駐車されるケースはコンビニとかスーパーの駐車場、マンションやアパートの個人に割り当てられている駐車場などが多いですね。

 

そんな「自分が管理する土地」に他人に無断で車を停められてしまった場合、どのように対処したらいいのでしょうね?

 

相手の車に「罰金〇万円申し受けます」なんて警告書を貼ったりしてもいいのでしょうかね?

 

どうしたら、無断駐車した相手とトラブルになることなく厳重注意することができるのでしょうか??

 

さあ、現職時代に散々このような事案対応に当たった元POLICEMANであるわたくしけたろーが、親切丁寧に語りますよ!

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他人の土地に無断駐車をするのはなぜ?

無断駐車対策をお話する前に、まずはなぜ他人の土地に無断駐車をしてしまうのかということについてお話していきましょう。

 

現職時代、この手の通報事案は散々扱いましたが、無断駐車をしてしまう人の行動・心理は主に3つのパターンに分けることができます。

単なる駐車場所の勘違い

 

まず一つ目が「単なる駐車場所の勘違い」です。

 

例えば、あなたの家がマンションで、指定された駐車場があるとしましょう。

 

そこに見知らぬ車が勝手に止まっていたために困り果て、警察に通報した調査してもらった結果、その日にそのマンションに新しく引っ越してきた人の車で、間違えてその場所に停めただけであった、な~んてケースがありました。

 

こういうケースは、悪気の無い単なる勘違いによるものですから、まず間違いなく穏便に解決します。何も問題ありません。

 

悪いとわかってるけど、ちょっとだけ停めさせて

 

二つ目のパターンが「悪いとわかってるけど、ちょっとだけ停めさせて」というパターン。

 

これは、無断駐車する人も本来そこに自分の車を停めちゃいけないということは理解しています。

 

「近所に用事があるから」などと言う理由で短時間から長くて数時間、駐車場を無断使用してしまうケースです。

 

このパターンでよく使われてしまうのが、月極駐車場やコンビニの駐車場などです。

 

 

相手も初めから悪い事をしているとわかっていますから、一回注意すれば大体が素直に謝り「もうしません」と言います。

 

ただし、注意をせずに放っておくと「ここに車を停めても誰も何も言ってこない」とつけ上がり、悪質化・常態化して、次の3パターン目に進展していく危険性もあります。

 

空いてるのに何で使っちゃいけねえの?

 

三つ目のパターンが最も質が悪く「空いてるのになんで使っちゃいけねえの?」というパターン。

 

この手の思考を抱く者は、世間を知らない自己中心的な奴がほとんどでしたね。

 

一応、他人様の土地に無断で車を停めることは悪い事だとは分かっているのですが「空いているんだから自分が使って何が悪い」と独自論を展開し、誰かが注意して来ようもんなら「駐車禁止って看板立てとけや!」なんて逆切れすらしてくる輩もいます。

 

この輩が主に狙って止めるのが、スーパーやパチンコ店の駐車場、コンビニの駐車場など、出入りが激しく万人が利用できるような場所です。

 

そして、無断駐車対応時に最もトラブルに発展するのもこのパターンの輩です。

 

 

では、何処の誰かも分からぬ者に自分の管理する土地に車を無断駐車されてしまった場合、どのようにして解決を図ればいいのでしょうね?

 

詳しくお話していきますよ!

「警告書」を貼ったり挟んだりするのは要らぬトラブルの原因になる!

まず、無断駐車対策を行う上で徹底しなければいけない事があります。

 

それは、「相手の車に指一本触れてはいけない」ということです。

 

無断駐車している車のフロントガラスなどに「至急移動させてください」とか「罰金○○万円お支払いください」なんてことが書いた「警告書」がセロハンテープやガムテープによって張られていたり、ワイパー部分に挟まれてあったりしている光景を見たことはありませんか?

 

無断駐車をした輩が質の悪いチンピラのような人間だった場合、この「自分の車に紙を貼られたり車に触れられた」と言う事に激高してくる可能性があります。

 

そして、車体を指さして「紙を貼られる前はこんな傷なかった」とか「お前らが傷つけたんだろ!?」なんていう言いがかりを付けてくる場合もあります。

 

実際にそういうケースも何件か扱ったことがあります。

 

このような「傷をつけられた」と申し立てられ、実際にそこにどんな小さな傷でもついていた場合、輩に「警察に被害届を出します」と言われれば、警察は被害届を受理せざるを得なくなります。

 

もちろん、車に紙を貼った人が犯人にされるとかそういう事じゃありませんよ?永久に解決しないクソ事件として捜査対象にすらなりません。

 

自分が無断駐車を注意したはずなのに、いつの間にか話が無断駐車ではなく車を傷つけた「器物損壊事件」にすり替わっちゃうんですね。

 

この手の輩は、そうやって事態をうやむやにしようとしたり、反発したりしてきます。

 

また、警告書を直接車に貼ったり挟んだりする行為の他にも、無断駐車禁止の看板をその車の直近に建てたり、相手の車を封じ込めるように自分の車を停めてみたりする行為も間違いです。

 

無断駐車車両が移動した際に看板や車に接触した際、別の交通事故に発展してしまい、「お前がそんな看板をそこに置いたから気付かずに接触したんだ!修理代どうしてくれるんだ!」というように逆に賠償問題に発展してしまいかねません。

 

無断駐車問題を解決する上で重要なことは「余計なことはなるべくしないようにして、相手に大打撃を与える」と言う事です。

 

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「無断駐車をした場合、罰金○万円申し受けます」はムダ!逆に違法性を問われることも!?

 

よく、月極駐車場やコンビニ、スーパー等の駐車場に、

 

「無断駐車車両を発見した場合は、罰金○○万円申し受けます」

 

というような看板が立っているのを見たことがありますよね?

 

 

簡単な質問をします。

 

あなたには、他人から罰金を徴収する法的権限はお持ちですか??

 

どういうことかというと、例えば警察官が交通取り締まりをして違反者に反則金を納付するように命じますよね?

 

あれは警察関連の法律でしっかりと決められた警察官の権限であり、公に認められているものです。

 

それと同じような、「無断駐車をした人から罰金を徴収する権限」、あなたにありますか?

 

あるわけないですよね!

 

そしてこの「罰金○○万円申し受けます」という言葉、土地管理者から見知らぬ無断駐車者に対して一方的に向けられているものであり、無断駐車者からは何の返答も得ていませんよね?

 

つまり、この「無断駐車をしたから罰金○○万円もらいます」っていうのは、法的根拠が何もなく、結論として何の効力も無いんです。

 

逆に、「おいコラ!無断駐車したんだから金払えよ!」なんて脅しが掛かった際、最悪「恐喝罪」に該当してしまう危険性があり、被害届を出されたりしたら逆に処罰されてしまう可能性もある非常に危険な行為です。

 

無断駐車をされてしまった場合の対処法

さて、それではここから具体的に無断駐車をされてしまった場合の対処法をお伝えしていきます。

例:コンビニAでは、ここ一か月の間、管理する駐車場に無断で車を停められる日々が続いている。ずっと止めっぱなしになっているわけではなく、朝から夕方まで駐車場に止められており、夜間は止められていない。相手に注意しようにも正しい注意の方法や対処法がわからず、逆に絡まれたりするのは嫌だという思いから見逃している面がある。

はい、非常によくあるケースを例として挙げさせてもらいました。

 

この例題に沿って説明をしていきます。

見知らぬ相手は全てチンピラだと思うべし

無断駐車を対処する上で、前提として覚えておいてもらいたいのが「見知らぬ相手を警戒するべし」ということ。

 

つまり、見知らぬ相手は全て自分に絡んでくる可能性のあるチンピラだと思うべし、と言う事です。

 

こういう「相手に注意をする」という行為は、常に最悪の事態を想定して動いた者勝ちです。

 

最悪の事態というのは、無断駐車であればその相手と更なるトラブルに発展したり、喧嘩事案に発展してしまったりと言う事です。

 

だから、無断駐車の車両がどれだけカワイイ車であっても、車の外装や内装で判断することなく、常に最悪を考えましょう。

必ず警察の力を借りる

無断駐車者に注意をする上で、当事者同士だと感情的になり更なるトラブルに発展する可能性があります。

 

なので、無断駐車者に注意をすると決めたならば、迷わず警察に通報しましょう。

 

「え?最初から警察?」と思うかもしれませんが、一番最初だからこそ警察の力を借りるべきなんです。

 

そうすれば、相手に「ここの管理人、すぐに警察呼ぶんだな」と相手に知らしめることができます。

 

もちろん、通報するのは無断駐車車両が実際に止まっている時に限ります。

 

通報方法は110番通報で結構です。

 

この時、警察の対応方法を確認しておく必要があります。

 

警察にとって無断駐車の通報ってごまんとあるんです。

 

だから、対応する警察署によっては無断駐車車両の情報から使用者を割り出し、相手に電話連絡して「無断駐車の通報がありました。早く移動してね」って伝えて、現場臨場することなく、移動したか否か確認することなく、はいオシマイ!っていうケースが多々あるんです。

 

そうならないためにも、通報時にはしっかりと「現場に警察官を向けて下さい」とあなたから伝えていただく必要があります。

 

そしてもちろん、通報者自らもきちんと現場にいる必要があります。

 

こうすることにより無断駐車の現場には、あなた・警察・無断駐車者の三者が揃うことになり、警察を介しているためトラブルにも発展しにくくなります。

 

 

なお、無断駐車対処時に警察以外で連絡を取りがちなところで、駐車場の管理人・管理会社などがあげられますが、それらに通報したところで、結局警察や弁護士でないと相手の車の情報から使用者を特定するには至りませんから、警察に通報するのが一番手っ取り早いです。

 

相手への注意は毅然とした態度ではっきり行う

 

無断駐車者に対する注意は、毅然とした態度ではっきり行うことが望ましいです。

 

「あなたが日常的にこの駐車場に無断駐車しているのは知っています。非常に迷惑ですので、今後は二度としないでください。」
と伝えましょう。

 

スーパーやコンビニの駐車場である場合は、

 

「今後、当店をご利用時のみ、常識の範囲内での駐車をお願いします。ただ、当店を利用すれば際限なく長期間駐車していいという訳ではありません」

 

などと補足するのもありでしょう。

 

注意する際の原則として、相手の感情を逆なでする言動は避けた上で、毅然とした態度でハッキリきっぱり迷惑だということを伝えるのが重要です。

 

 

それに基本的に、無断駐車で警察を呼んだ場合、警察は100%通報者の味方です。

 

もしも相手が屁理屈を申し立て文句を言ってこようものなら、厳重注意をしてくれますのでご安心を。

 

必要があれば、管理人(店舗名)が入った警告書を作成し、必要に応じて相手の氏名等を記載させて無断駐車をしないということを担保させるのもありだと思います。

 

相手に言い逃れさせないために

 

わたしの経験上、無断駐車者がどうしようもない世間知らずで、屁理屈をこいたり嘘をついたりして言い逃れしようとするケースも多々ありました。

 

例えばひと月以上毎日のように無断駐車をしていたのにもかかわらず、警察には「え?今日が初めてっすよ!?」なんていう風に言い訳をしてくる場合もあります。

 

そんな時の対策として、証拠を固めてから通報するのもありです。

 

証拠の残し方としては、車のナンバー、車種が分かるように写真撮影をすること。もちろん無断駐車されている日は全てです。

 

それを紙ベースで落として日付順に並べておけば、万が一注意した際に反論されても、証拠として突き付けることができます。

 

無断駐車をした挙句に屁理屈じみたことを言ってきたりする輩は、屁理屈を並べたればなんとかなるという浅はかな考えの者が多いですから、証拠を突き付けて厳重注意に処すことができれば、それに越したことはありません。

 

さらに、証拠を残しておけば、万が一駐車場の利用料金を請求することなどになった場合も、弁護士に提出できるいい資料となります。

一度注意した後も同様の無断駐車が続いたら?

警察を介した上での注意で、それ以降同様の無断駐車が継続するのは非常にまれなことです。

 

もし、警察を介した後で同様の無断駐車が続くのであれば、再度警察を呼んでともに注意を行いましょう。

 

わたしの経験上、一度警察から注意をされてその後継続して無断駐車を続けていたという輩は知りません。

 

もちろん、わたしが知らないだけで警察から注意されたにもかかわらず無断駐車が継続したって言うケースは実際にあると思いますが・・・。

 

もしそうなった場合は、一度警察署に赴き、交通課あたりに相談してみるのもありじゃないでしょうか。

 

 

ちなみに、警察を介さずに土地所有者が無断駐車者に注意をしても一向に改善しないって言うのは、往々にしてよくあることです。

 

覚えておきましょう。

自分の管理する土地・駐車場の無断駐車対策

土地・駐車場の無断駐車対策は非常に難しいものがあるのが現状です。

 

だって、月極駐車場であれば駐車場入り口に門扉を付けるわけにもいかないですし、コンビニやスーパーの駐車場であれば来客者なのか否かの判別がつきにくいですし、対策に困るところがあるのが本音です。

 

ただし、間違いではないのは、土地・駐車場の外壁などに、

 

「無断駐車お断り!無断駐車を発見した場合、即時警察に通報します」

 

という内容の文言を記載しておくことです。

 

警察を呼んで対処するのは手間ですが、「警察に通報する」という文言がある以上、相手から「なんで警察なんて呼んだんだ!」と言われなくて済みます。

 

それと、前述しましたが「無断駐車は罰金○○万円申し受けます」は何の効力も無く無駄であり、余計なトラブルを招く原因になるので絶対にやめましょう。

 

 

また、その土地が空き地だったり、使う予定が無い土地である場合は、杭とロープで、立ち入り禁止にしちゃいましょう。それが一番手っ取り早いです。

 

おわりに

 

無断駐車は、その人が管理している土地の中に土地所有者・管理者の許可を受けることなく車等を停める行為であり、その土地は公道のように「駐停車禁止」「停車禁止」の標識などで法的に駐車が規制されているわけではありません。

 

つまり、他人様の土地に車を停めるか停めないかは、もはやその個々人のモラルの問題なんです。

 

停める方は自分が便利なように、自分がやりやすいように勝手に止めているだけなんでしょうが、止められている側からすれば、百害あって一利なしです。

 

まさにトラブルの元凶!

 

でも無断駐車被害に遭った時、泣き寝入りする必要なんかありません。

 

警察を介し、毅然とした態度で相手に注意してやりましょう。

 

無断駐車を相談する相手として、警察の他にも弁護士なども相談に乗ってくれますので、様々な要因が混在している複雑かつ悪質な案件は、弁護士に相談し法的手続きに移行するのもありだと思いますので参考まで。

 

以上でーす!

 

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