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けたろー
こんにちは、けたろー(@ketaroou)です!

 

あなたは、自分が勤務している会社に対して「帰属意識」は持っていますか?

 

帰属意識とは、言い換えれば「愛社精神」と言うこともできますよね。その組織や団体に属していることに対する誇りや愛着のようなものでしょうか。

 

なぜ「帰属意識」という概念を取り上げたかというと、今のこの日本社会において「帰属意識」は本当に必要な物なのか疑問に思ったからです。もしかしたら今後、企業側が社員をはじめとする従業員に対し「帰属意識を持て」と望むことが会社側に不利益に働く時代が来るのではないかと考えたからです。

 

極論を申し上げますとわたしは、会社側が従業員に対して一方的に行う「愛社精神を養うための社員教育や洗脳的行為」は全くのムダである、と考えています。

 

そんな社員教育を用いて無理やり忠誠を誓わせようとする企業には、帰属意識など持たなくてもいいとさえ思っています。

 

その理由を、詳細を紐解きながらお話していきます。

「会社に対する帰属意識」とは?

「帰属意識」という言葉を調べてみると、下記のような文言が出て来ました。

 

「帰属意識」

ある集団に自分が属している、その集団の一員であるという意識。

引用:実用日本語表現辞典「帰属意識」より

 

そうですね、これが誰でも知るところの「帰属意識」の意味です。

 

これが「会社に対する帰属意識」である場合、「ある集団」=「会社」、となり、「その集団の一員」=「会社の一員」と変換することができます。

 

つまり、「会社に対する帰属意識」を改めて文字に起こして説明すると、

 

「自分はこの会社に属しています。自分はこの会社の一員なのです」と自分自身が自発的に意識することと言えます。

 

帰属意識は本来自発的に意識するものである以上、帰属意識の対象となる団体(今回の記事で言えば「会社・企業」)について最低限持っていないといけない「とある意識」があることに気が付きませんか?

 

はい、その意識とは「会社に対する信用・信頼・会社が好きだという意識」つまり「愛社精神」を持つことが大前提なのです。

 

もっとわかりやすく簡単に言えば、

 

「会社に対する帰属意識」とは、「愛社精神」と同義ということです。

 

愛社精神とは、自分が勤める会社に対する愛情・愛着から発生する組織愛のことであることは言うまでもありませんね。

 

今の日本企業に勤めるサラリーマンに対して企業側が求めている思想の最たるものが「愛社精神」つまり「帰属意識」です。

 

企業側は、社員・従業員の帰属意識を意図的に醸成すべく、企業理念や社是を大々的に掲げ、朝礼などでこれを強制的に唱和させるなどし、従業員側に「会社に対して帰属意識を持ち、全社員が一枚岩となれ。会社に忠誠を誓え」と暗に教育をしています。

 

今日の日本企業が従業員求める帰属意識とは、帰属意識というよりは使用者に対する「忠誠心」という意味合いの方が圧倒的に強いと考えます。

 

つまり現在の日本の企業の多くが、企業理念の刷り込みや社内教育などを用いて、会社に忠誠を尽くすよう暗に求めているのです。

 

「帰属意識の有無」=会社への満足度

わたしはこれまでいくつかの企業や団体に勤務をしてきて感じることですが、帰属意識を持てる会社と持てない会社がありました。

 

つまり、「その会社のために一生懸命頑張ろう」という意識が持てた会社と持てなかった会社があったということです。

 

果たして双方の差はいったいどこから来ていたのか考えたところ、結論は一つしかありませんでした。

 

それは、「会社への満足度が高かったか否か」ということです。

 

その会社に勤務をする上で総合的な満足度が高ければ「よし、この会社のためにやってやろう、頑張ろう。わたしはこの会社の一員だ」と自然に思う事が出来ましたが、その逆は違います。

 

満足度が低ければ低いほど、「何だこんな会社?こんな会社どうなろうと知ったこっちゃない。とてもじゃないけどこの会社のために頑張ろうって気にはならないよな」と会社に対して批判的な思いしか持てないようになります。

 

「帰属意識」とは他者に植え付けられるものではありません。「自発的に持つ意識」です。

 

会社側がいくら熱心に社内教育等を通じて帰属意識の醸成に取り組んだところで、従業員が勤務状況・勤務環境に全く満足していない状態であれば、帰属意識を抱いてもらうことなど到底不可能です。

 

帰属意識の有無や帰属意識の強弱は、そのままそくり「会社に対する満足度」と言い換えることができるでしょう。

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帰属意識は勝手に育つもの。意識して身に付けさせようとするべきものではない

一部の責任性の高い特殊な職業を除き、帰属意識は企業側が従業員側に意識して身に付けさせようとするべきものではありません。

 

朝礼における企業理念や社是の唱和などで従業員の帰属意識を醸成しようとするなど、あんなものは企業側の愚の骨頂。

 

企業理念などの唱和が本当に大切だと思っているのは使用者側だけであり、従業員側からすれば単に「時間の無駄」なのです。企業理念がどういう意味であるかなど、一読すればわかります。それを何度も何度も刷り込み、「さあ、会社に忠誠を誓おう!会社の発展のために邁進しよう!」などと企業側から過剰に発進したところで、社員の帰属意識が育つはずはありません。

 

帰属意識というものは、従業員の中で自然と芽生えて自然と育っていくものであります。

 

企業側が社員の帰属意識の醸成を図るためにできることと言えば、社員の勤務環境をより満足できるものに整えることくらいしかできないのです。

 

もう一度言いますが、会社に帰属意識を持つように、社員に一方的に求めてはいけません。逆に社員が離れていきますよ?

 

新卒の新入社員であればある程度すんなり受け入れるかもしれませんが、中途入社の中途採用者には特に要注意ですよ!

 

色々な会社を見て、それなりの社会経験を積んでいるだけあり、人によっては一瞬で会社の質を見破りますよ?

 

社員間の帰属意識の差に要注意!

帰属意識が芽生えない社員がいる一方、会社に対して忠誠を誓う度合いが強すぎて「会社の犬」となっている社員も一定数いるのが現状です。

 

会社に対して帰属意識を持てるということは、わたし個人的には非常に羨ましいとさえ感じます。

 

会社に対する帰属意識が強すぎる社員が一番衝突しやすいのは、言うまでもなく「帰属意識が無くやる気が無く見える社員」です。

 

当人同士の会社に対する帰属意識や仕事に対する温度差が大きいため、相入れる所が一切無い可能性があります。

 

このような社員同士の衝突は、帰属意識の低い社員の退社に直結します。

わたしが思うに、会社に勤めてもらってメリットがあるのは、忠誠心が強すぎて他社と衝突しがちな社員よりも、会社に対する帰属意識が無く、仕事だけしてお金をもらえればいいと考えている社員の方ですね。

 

会社に対して変に帰属意識がありすぎる社員は、トラブルメーカー以外の何物にもならない可能性があります。

帰属意識が無い社員に求めるべき最低限のこと

そうはいっても、帰属意識が無い社員にももちろん注意しなくてはなりません。

 

特に、帰属意識が低いために会社に対して軽々しく不利益なことを言ったり、行動に起こしたり、会社の情報をSNSにアップしたり、どこぞのバカッターのように会社の信頼が揺らぐようなバカ動画を投稿するなど、最悪の事態に発展しかねません。

 

そのため、帰属意識を求めることとは別に、具体的に「当社に勤める上でやってはいけないこと」をわかりやすくかつ具体的に示す必要があります。

 

「社会人だから最低限のマナーくらいはわかるだろう」という安易な過信は禁物です。

 

このご時世、一度批判的な情報がネット上に流れた場合、それを全て消し去ることは不可能です。

 

つまり、その会社の黒歴史がいつまでもネット上に残り続けてしまうという事態になってしまうのですから。

今後大半の業種で、社員に帰属意識を求めてはいけないという時代が来る

特殊な才能や特殊な資格・人気職種を除き、日本に存在する職業の大半は「慣れれば誰がやっても大差のない仕事」でできています。

 

そして、今「人手不足」だとされているのはまさにこのような「誰がやっても同じような仕事」の業種です。

 

飲食店とか、小売店、建設業なんていうのはまさにその代表格です。

 

人手不足に陥っているから、きちんとした入社試験すらせず、履歴書を出しただけですぐに合格を出す、なんていう企業も当たり前のように存在しています。

 

いや、企業によっては履歴書すら取らない企業もあります。

 

このように、今後は「穴を埋めるために誰でもいいから雇う」という採用形態が激増するとわたしは考えています。

 

入社試験すらせずに簡単に入社させてくれた会社になど、よっぽどの恩義が無い限り忠誠を誓うことはあり得ないと考えています。

 

 

このような採用形態を採用せざるを得なくなった場合、もはや企業に対する忠誠心など求めることは不可能になります。

 

おわりに

つまりですね、この記事で一番大事であなたに知っておいてもらいたいことは

 

「会社に対する帰属意識は、会社側が社員側に社内教育等で植え付けられるものではない。会社に対する帰属意識は、社員がその会社の勤務環境に満足した結果、勝手に芽生えていくものである」

 

ということです。

 

この部分を勘違いして、社内思想やら企業理念を社員に一方的に押し付けるやり方はもはや古すぎます。

 

あなたが勤務している会社はいかがですか?

 

帰属意識を持つように、一方的に押し付けられていませんか?

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