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けたろー
こんにちは!けたろー(@ketaroou)です!

ポコ
ポコだっポ!今回は警察学校の入校期間についてのお話だっポよ!

 

 

今回は、元POLICEMANであるわたくしけたろーが、警察学校の入校期間・大まかな生活のことについて、採用区分ごとに詳しく説明していきます。

 

警察官は、学歴に応じて受験区分が設けられているのはご存知ですか?

 

最終学歴が4年制大学卒業だと、その人の受験区分は「Ⅰ類」になります。

 

最終学歴が短大や2年制の専門学校卒業だと「Ⅱ類」。

 

1年制の専門学校卒業や、高校卒業程度の学歴だと「Ⅲ類」となります。

 

ちなみに中卒でも高校卒業程度の学歴を有していれば、警察官採用試験Ⅲ類を受験することが可能であり、現実に中卒の警察官はいます。

 

 

今回は、そんな「Ⅰ類」「Ⅱ類」「Ⅲ類」の区分ごと、警察学校の入校期間や入校中の生活の流れについて比較検証していきたいと思います。

 

ちなみに、わたしの最終学歴は高校卒業程度でしたので、Ⅲ類区分として警察学校生活を満喫済みです。

 

では、早速お話をはじめますよ~!

Ⅰ類(4年制大学卒業)

まずは、4年制大学卒業の区分である警察官Ⅰ類の説明です。

 

警察学校への入校期間は6か月間です。

 

4月1日に採用されれば9月末が卒業です。10月1日に採用されれば翌年の3月末が卒業です。

 

 

Ⅰ類採用者は、警察学校着校後、入校式を待たずして本格的な授業が開始されます。

 

警察学校はかなりカリキュラムが詰まっており、特にⅠ類は非常に忙しい毎日を送ることになります。

 

 

基本的にⅠ類の学生は、大学を卒業している人の中でも「採用試験」という一つの基準を超えた人たちの集まりですから、Ⅲ類に比べたら子ども扱いされないと思います。

 

 

メチャクチャ詰め込まれたカリキュラムをこなさないといけませんからね、子供っぽい学生はおのずと淘汰されて辞めていくんでしょう。

 

 

Ⅰ類は、一般的な前期試験・後期試験はたった2、3か月の間に立て続けにやってきますし、その他警察の部内検定をかなりの量をこなし、授業中のミニテストまであります。

 

もちろん、課外授業や卒業旅行だってこのたった6か月の間に行われます。

 

本当に「たった6か月でそんなにカリキュラムを詰め込むの!?」と驚くレベル。

 

Ⅱ・Ⅲ類だって一般世間から見れば死ぬほど忙しいレベルですが、そんなⅡ・Ⅲ類から見てもⅠ類のカリキュラムの詰め込み方は異常だと感じます。

 

 

わたしが学生だった頃、そんな理由から夏休みやGWなどの長期休暇は短縮され、せいぜい3日とか、その程度の休み期間だったと思います。

 

もちろん、今は若干変わっているところもあると思いますが、基本的にメチャクチャ忙しいことに変わりはありませんね。

 

 

このⅠ類、面白いところが、数か月先に入ったⅢ類の先輩期生よりも卒業するのが早いことがあり、その場合、警察署内での位置づけは、その追い抜かれた先輩期生の先輩に当たります。

 

そう、先輩後輩が逆転してしまうんですね。

 

 

そんなⅠ類ですが、わたしの勝手な印象としては、Ⅰ類の学生は「育てる」とか「教える」という感覚よりも「詰め込むだけ詰め込んでさっさと送り出す」という側面が強いのかと。

 

「最低限の知識は最低限の期間でめいっぱい与えてやりました。あなた方は大人なんだから、警察署に配置された後にそれを自己消化して、勝手に覚えて行ってくださいね」っていう感じ。

 

そんなⅠ類学生は、全国警察の大部分を占める、組織的に非常に重要な位置付けにあるのです。

Ⅱ類(短大・2年制の専門学校卒業)

今はⅡ類の採用を行っていない警察もあるようです。

 

警視庁なんかは、最近の募集はⅠ類とⅢ類だけだったりしますね。

 

では、Ⅱ類って何?っていうと、基本的に警察学校入校期間、クラス編成はⅢ類の学生と一緒です。(わたしのときは)

 

ではⅡ類とⅢ類の違いは何かというと、巡査部長昇任試験の受験資格が1年早くもらえたり、巡査長になる速度がⅢ類よりも早くなるって言うだけのお話。

 

そのため、Ⅱ類の警察学校での説明はⅢ類と一緒に行います。

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Ⅲ類(高校卒業程度)

Ⅲ類(Ⅱ類も)は、警察学校の入校期間は10か月です。

4月1日に採用されれば、翌年の1月末で卒業。10月1日に採用されれば、翌年の7月末で卒業。

 

 

Ⅲ類は、主に高校生の集まりと言っても過言ではありません。

 

もちろん、Ⅲ類の中途採用学生を集めて一つの期生としている大規模警察も存在しますが。

 

入校期間がⅠ類の半年よりもさらに4か月長い理由としては、その期間を使って社会人的な訓練を施すのと同時に、やはり人間性・適格性を見極めてはじかなければいけない人をはじき出すためだと感じています。

 

どうしても子供っぽい学生が多くなりがちで、その中でも飛びぬけて子供っぽい学生っているんです。

 

なので、ことあるごとに「子供じゃねえんだからよ!」と怒号が飛びます。

 

そんな中、お兄さん・お姉さん的立場になるのがⅡ類採用の学生。

 

短大や2年制の専門学校を出ていますから、歳は純粋なⅢ類学生よりはいくらか上です。

 

こういう年上の学生が教場をまとめて行く立場になりがちですね。

 

 

Ⅲ類の警察学校でのカリキュラムは、Ⅰ類のクソ忙しいカリキュラムを純粋に伸ばした感じです。

 

なので、一つ一つの検定、試験、課外授業などのイベントの間にそれなりに余裕があります。

 

Ⅰ類生よりは、かなりじっくり警察学校生活を謳歌することができるでしょう。

 

ただし、他の期生のパシリ的な雑用業務も非常に多いです。

 

他の期生の卒業式の後片付けだったり、草むしり、校内のゴミ捨て・ゴミ拾いとか。

 

わたしが学生だった頃は、実際「忙中閑あり」のようにちょっと暇な時間ができた場合、なぜか授業をまるまる一時間潰して草むしりとか、ザラでした。

 

 

そしてⅢ類には、Ⅰ類とは決定的に違うことがあります。

 

それは、「徹底的に運動せよ」ということです。

 

もちろん、Ⅰ類だって運動はメチャクチャします。

 

でも、それ以上にⅢ類は運動して体力を付けることが求められるのです。

 

なぜかって??

 

あなたは「機動隊」って知ってます?

 

デモ警備についたり、災害救助に行ったり、主に警備・救助を目的とする部署ですが、警察の中でも断トツで体力勝負の部署です。

 

大卒のⅠ類と高卒のⅢ類を比べた場合、Ⅲ類の方が圧倒的に体力面では優れていますからね。

 

もちろん、Ⅰ類でも機動隊に行く警察官はたくさんいますけど、その中でも特にⅢ類は行く可能性が高いということです。

 

そして、Ⅲ類の学生には「後輩期生を育てる」という重要な役目があります。

 

わたしは4月採用でしたので、10月に入校してきた後輩期生(Ⅰ類)の指導役になりました。

 

18、19歳のⅢ類学生が、22、23歳のⅠ類学生の指導役になるんです。

 

後輩期生の方が年上とは言え、実際に警察官としての拝命はⅢ類学生の方が早いので、反発されることやナメられることはありません。

 

先輩巡査に反発したら、反発した学生はクビです。ええ、間違いなく。

 

 

そしてこうやって順調に経験を積んだⅢ類学生は、いつしか教官方にこう呼ばれることになります。

 

「え?お前まだいたの!?お前、警察学校のヌシ!?」

 

と。

おわりに

採用区分と言うものは自分の学歴により決定するものであり、それぞれの区分ごとに一長一短があります。

 

なので、自分の該当する区分を甘んじて受け入れた上で、与えられた土俵で精いっぱい頑張ることが大切です。

 

区分に応じて入校期間・忙しさは違えど、根本はどの区分も同じです。

 

「警察学校では、入校期間中の人生を捨てて、死ぬほど努力した奴が勝つ」

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