元警察官が教える!警察学校着校初日はどんな感じ!?

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けたろー
こんにちは、けたろー(@ketaroou)です!

ポコ
けたろーをあと2、3回警察学校にぶち込みたい、ポコだっポ!

さて今回からは、警察官採用試験に合格した皆さんが不安で不安でたまらない警察学校のお話になります。

本当に嫌なんですよね。なんか強制的に兵役にでも行くような感じです。

刑務所に収監されると言った方がわかりやすいでしょうか。

では、元POLICEMANけたろーが実体験に基づきありのままに書いていきますよ

記事の内容は、各県警の警察学校など行ったことありませんので若干のズレはあるとは思いますが、大まかな流れは大体同じだと思います。

さあ行ってみよう!

警察学校着校日の数日前

警察学校に着校する数日前に、警察学校内の自分が住む寮に生活するための荷物を運びます。

その県内に住んでいる人であれば、基本的に自力搬入です。

この時、自分が運転する車で行くことは基本的にできません。(たぶん)

わたしの県ではそうでした。なので、家族親戚に乗せていってもらう必要があります。

格好はスーツ着用です。サンダル履きなどもってのほかですよ!警察官になるんですから、社会人として正しい服装、髪型で行きましょう。

で、ここで最初の難関が待ち受けているのです。

先輩警察官「センパイに荷物を持たせるんじゃない。自分の荷物は自分で運べ」

最初っからちょっと威圧感のあるお言葉・・・。

荷物の搬入を手伝ってくれる先輩警察官は、皆さんと同じ初任科生です。

ようは、日ごろ教官にシバかれている人たちですね。

初めての後輩なもんですから、偉ぶる偉ぶる、ほんと、凄いですよ!

初めてこの洗礼を受けると、ビクってもしますけど、イラっともします。

まあ、そこは抑えてもらって、自分の寮を確認して、荷物を運んでください。

荷物を運び終えたら、その日はおしまいです。

さっさと家に帰って残り少ない自由なシャバライフを楽しみましょう。

言い忘れていましたが、警察学校に着校してから約3週間は、一切家に帰ることができません。

県外から引っ越してくる方は、荷物を警察学校宛てに宅配便で郵送することになります。

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警察学校着校日の朝

さあ、ついにやってきましたよ!

着校当日です!身分上、あなたは今日から警察官です。階級は巡査です。

いいですか!?この日から半年ないし10か月、人生は無かったものと思うんですよ?

あなたはたった今から私利私欲を捨てたロボットになるんです!

そう思わないとやってられませんからね!

警察学校に一番最初に入ることを「着校」と言います。

着校後、一週間程度の警察官としての基礎の基礎の基礎訓練を終え、無事に入校式を終えた段階で「警察学校に入校した」と言えるようになります。

入校式で「服務の宣誓」して、初めて警察官としての第一歩となります。

ちょっとズレましたが、着校初日の朝は、余裕を持って起床しましょう。

絶対に遅刻などしちゃいけません。

警察学校に着くと、警察学校の担任教官やその期を受け持つ教官が、ゾロっと集合して皆さんを待っています。

大体は、机を横一列で並べて、そこにクラス担任の教官が分かれて立っています。

学生は、その教官の前に一列に並んで各々申告をした後、名札や寮の鍵を受け取ることになります。

ここでまた試練です。

わたしの時はまさにこんな感じ。

「おはようございます。初任科第〇期〇組、けたろーです。ただいま着校しました。」

「ああ?聞こえねえんだよぉ!」

「おはようございます!初任科第〇期〇組、けたろーです!!!ただいま着校しました!!!」

「もっとでけー声でねえんか!?」

「おばようございまず!!!じょじんがだい〇ぎ〇ぐみ、げだろーでず!!!!!!!!だだいまぢゃっっごうじまじだ!!!!!!」

「出るんなら最初っから出せ!!わかったか!?」

「はひー!!!!!」

全くこの通りでございました。

これ、例外なく全員やられます。で、たまに飛び出すこんな見せしめ。

「声が出ねえってことは、やる気がねえみてえだな!?帰れ!?」

「帰りません!!」

「おうち帰れよぉ?」

「帰りません!!!!」

「じゃあ列の一番後ろに並びなおせ!頭冷やしてこい!」

「はひー!!!!!」

ここまでされるかはわかりませんけど、こんなことをされた奴もいました。

ただ今は警察学校もだんだん甘い方向に向かってますから、このとおりとは限りません。

過去にこんなこともあったんだよって思っておくといいと思います。

着校日の流れ

ここからは、着校当日の流れです。これから先書いていくことも、あくまでわたしの実体験に基づいたものです。約8年前の出来事ですので、もしかしたらもっと優しくなっている可能性はあります。

初めてのホームルーム

教官への申告を終え、寮の鍵を受領したら、自分の寮に行きます。

そこで、半年ないし10か月を共に過ごす同期と出会うことになります。

適当に挨拶を済ませているうちに、自分のホーム教場(きょうじょう)に集合する時間が迫ってきます。

警察学校では、教室とは言いません。教場と言います。

ワラワラと集まってくる同期たち。

ほどなくすると、担任教官(警部補)と、担任助教(巡査部長)の二人が教場に入ってきます。

わたしの着校時の様子をそのまま再現してみましょう。

 

ガラっ(教場のドアが開く)

ズカズカズカズカ(教官が歩いて壇上に上がる)

ガシャーン!!!(助教が教壇の机を思いっきりけ飛ばす)

助「おいお前!!お前だよ!なに片肘ついてんだよ!?やる気あんのか!?」

学「すみません!!」

助「帰るか!?」

学「帰りません!」

助「やる気ねえんだろ!?帰れよ!!」

学「帰りません!!」

助「帰れっつってんだろ!!」

学「申し訳ありません!いさせてください!」

教「・・・俺たちは、君たちの教官に好きでなったわけではない。君たちに優しくする必要もないし義務も無い」

教「・・・わかったか?」

学全「はいっ!!!」

教「・・・じゃあ、〇時〇分に体育館で制服配布があるから、時間に遅れないように」

学全「はいっ!!!」

教「以上!!」

学全「・・・・・・」

助「お前らこら!挨拶もできねえんか!?」

助「おい、お前、今日の教場当番なんだよ!!号令かけるんだよ!!」

学「き、きりーつ」

助「起立じゃねえよ、気を付けだろうよ!!」

学「きょぉおおおつけええ!!!」

学「礼!!」

学全「ありがとうございました!!!」

ズカズカズカ

ガラっ

こんな感じ。

この時最初につるし上げを食らった学生が辞めることはありませんでしたが、これにビビった別の女子学生が半日で辞めて帰りました

この時の話を、警察学校卒業時の卒業旅行で教官が話してくれたんですが、やはり全て演技だったそうです。

あらかじめ助教と打ち合わせをして、見せしめに一発食らわせたということでした。

そりゃそうですよね、最初から優しけりゃ規律もヘッタクレもあったもんじゃありませんから。

知っておいてもらいたいのは、その辞めた女子学生のように、ちょっと甘く見て入ってきている人がいる事。その部分は採用試験ではどうしても見抜けきれないんでしょうね。所詮採用試験はお見合いですから。

で、こういうことが普通にあったんですよ、当時は。

体育館で制服を受領しましょう

次に向かうは体育館!警察官の制服一式を受領しに行きます。

時間に遅れちゃ連帯責任が待ってますからね!

体育館に行くと、制服一式が渡されます。警察官の制服は、季節ごと、用途ごとに様々な種類があります。

ここで渡されるものだけでも、20種類くらいはありましたかね?本当にかなりの量です。90リットルのポリ袋を渡され、それにいっぱいになるくらいありましたから。

さあ、全部手元に行き渡ってから、恒例の地獄タイムが始まりますよ!

これ、絶対教官面白かっただろうなあ。

再現VTRスタート!!!

教「じゃあ全部手元に行き渡りましたか?」

学全「はいっ!!!」

教「ほんとですね?じゃあ、一個ずつ確認しますから、こうやって物を持って頭の上にあげてください」

学全「はいっ!!」

教「まず合服上衣~・・・ありますか?」

学全「・・・はいっ!!」

教「次に、合服ズボン・・・ありますか?」

学全「・・・はいっ!!!」

教「おいコラそこ!!お前だよ!おーまーえ!何制服を勝手に床に置いてんだよ!!」

教「お前の持ってる制服は、県民の皆さんの大切な税金なんだよ!!」

教「地面に置くとか汚い真似すんじゃねえよ!!」

学「申し訳ありません!!」

教「次、ベルト・・・ありますか?」

と、こんな感じで全ての制服類を確認します。警察では、支給されたものを総称して「給貸与品(きゅうたいよひん)」と呼びます。無くすとエライことになるものです。

で、この仕打ちはめっちゃつらいです。床に置けないので、立ち膝状態で膝の上に制服一式を全部載せて、下から引っ張り出したりしなくちゃいけないので、重いし疲れるし、苦しいしで、やってる方は地獄でした。

これもふるい掛けです。

本当にあっという間に一日が終わります!

制服の受領が終わると(怒鳴られたり)、またホームルームがあったり(怒鳴られたり)、提出すべき書類を書いたり(怒鳴られたり)、そんなこんなしている間に一瞬で勤務時間が終わります。

勤務時間17:15を過ぎると、自分たちの先輩期生が指導巡査として、皆さんの面倒を見てくれます。

面倒って言っても、当然全てやるのはあなた方ですよ?

①制服のアイロンがけだったり、②制服への名前書きだったり、③教官との交換日記の書き方だったり、④風呂の使い方、⑤掃除の仕方、⑥布団のシーツの張り方、⑦布団の畳方&布団の並べ方、⑧翌日の朝の準備、⑨持ってきた荷物の整理など、手取り足取り教えてくれます。

そしてこれらを、みなさんは一回で理解する必要がありますよ!必ずメモの用意はしておいてくださいね。

参考までに

① 喫煙者は、タバコはしばらく吸えないと思っていてください。わたしは喫煙者ではないですが、喫煙者は一週間くらい我慢していましたね。

② 食事は敷地内にある食堂で取ります。給与天引きで、1日3食で1000円くらいです。

③ 敷地内に売店があり、様々なものが売っていますが、初日は使えないと思った方がいいです。忙しすぎてそんな時間ありません。

④ 風呂に入れる時間は10分あればいい方だと思ってください。早飯早風呂も仕事の内です。

いかがだったでしょうか?

警察学校の着校当日の流れは大体こんな感じです。

どうですか?行きたくなくなりましたか?

気持ちはわかりますよ。わたしもそうでしたから。

この記事を読んだだけで嫌になってしまった人は、辞退した方がいいかもしれませんね。

そのほうがあなたのためになると思いますので。

次回は、地獄の初訓練についてお話します。

以上でーす!

☆当ブログの警察学校関連記事はこちら!⇒【元POLICEMANが色々語る場所】

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