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けたろー
こんにちは!けたろー(@ketaroou)です!

ポコ
ポコだっポ!今回は、ひったくりについてのお話だっポよ!

今回は、元POLICEMANであるわたくしけたろーが、ひったくりについてお話をします!

 

あなたは「ひったくり」って聞いてピンときますか?

 

それとも、この記事にたどり着いたということは、まさかひったくりの被害に遭ってしまいましたか?

 

主に人口が密集する都市部で発生する傾向にあるひったくり。

 

会社の帰り、外出の際など、単純に道を歩いているだけで被害に遭ってしまう可能性のあるこの犯罪。

 

絶対許すことができない凶悪な窃盗罪の一つです。

 

今回は、そんな「ひったくり」という犯罪について、元POLICEMANけたろーが、徹底解説していきますよ!

ひったくりって、何?

文字で説明するより、こちらのイラストをご覧いただければ一目瞭然!

 

そうそう、コレです。

 

「ひったくり」とは、主にバイクや自転車を用いて、徒歩や自転車で移動するターゲットの主に後方から接近し、追い抜きざま、すれ違いざまに所持しているバッグ等をひったくり、そのまま逃走する「窃盗罪」の一種です。

 

Wikipediaにはこのように書いてあります。

ひったくりは、物を持ち歩いている歩行者や、前カゴに荷物を入れている自転車に近づき、すれ違ったり追い抜いたりする瞬間にその物を奪って(ひったくって)逃げる行為である。窃盗の一種。

Wikipedia「ひったくり」より

ひったくりをしてまで犯人が盗みたいものは、もちろん「現金」や「換金できる貴重品」です。

 

ひったくったバッグに財布が入っていたら、その中から現金などを抜き取り、後はどこか見つからない場所に投棄して、さらに犯行を重ねる傾向があります。

 

 

わたしも現職時代、日々ひったくりが発生していたため、勤務日の度に警戒をしていました。

 

ひと度被害が発生すると、連続発生する可能性のあるひったくり。

 

特に、人口が密集しがちな都市部の駅周辺とか、歩行者が多い通りで多発する危険性があります。

 

「窃盗罪」という分類になってはいますが、これは限りなく「強盗」に近い犯罪です。

 

というのも、被害者が被害のはずみで転倒したりしてケガをした場合、それは「窃盗」ではなく、不当な実力を行使して相手の所有物を「強取」したとして、強盗罪となり、さらにケガをさせてしまっために「強盗致傷罪」という格段に重い犯罪になってしまうのです。

 

そんなひったくりは、果たしてどれだけ発生しているのでしょうか?

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ひったくりは全国でどれだけ発生している?

平成30年警察庁発行の「警察白書」の統計資料によると・・・

H25 H26 H27 H28 H29
認知件数 7,909件 6201件 4142件 3493件 2894件
検挙件数 4186件 3684件 2405件 1286件 1860件
検挙人員 740人 680人 559人 485人 509人
検挙率 52.9% 59.4% 58.1% 36.8% 64.3%

このようになっていますね。

 

認知件数がかなりの減少の一途をたどっているので、いい傾向ではあると思います。

犯人の検挙率も過半数を超えており、まずまずの状態であると言えますね。

 

がしかし!

 

全国で、未だに年間約2900件ものひったくり事件が発生しており、約4割もの事件が未解決、犯人に至っても未検挙の状態が続いているんです!

 

減少していてもなお、非常に危惧すべき事態であるということを忘れてはいけませんよ~!

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ひったくりに使われる乗り物は?

犯人がひったくりをするために用いる乗り物は、主にバイクと自転車です。

 

バイクと自転車の内、バイクを利用する割合が圧倒的に多いですね。

 

バイクと言っても、中型以上のバイクであるケースは少なく、主に小回りの利く原付バイクや、それよりもパワーの強い二種原だったりします。

 

バイクにしても自転車にしても、犯人が単独の場合はもちろん一人で乗車していますが、犯人が二人の場合は「運転役」「ひったくる役」と、それぞれ役割分担をしています。

 

ひったくりに使用されるこれらの乗り物は、どこかで盗まれた盗品である可能性もありますが、ひったくりをするためには高度な運転テクニックが要求されるため、犯人が日常生活で利用している乗り物をそのまま犯行に転用しているケースも多いです。

犯人にとって、ひったくりをしやすい場所・時間・ターゲットは?

犯人からすれば、ひったくりをするために最重要なポイントは「現金を持っている可能性の高い、抵抗されにくいターゲットが沢山いること」「地理的に隠れやすく逃げやすい事」の二つです。

 

この条件にピッタリと合うのが、人口の多い都市部です。

 

都市部の中でも、ターゲットとなりうる人間が沢山いるのは「駅前」や、そこから続く「通勤通学で使われている路地」です。

 

都市部の駅周辺は、往々にして道が込み入っており、かつ金融機関が連立していますので、なおさら格好の犯行場所の候補になってしまうんです。

 

犯人によっては、金融機関付近で出待ちしている場合もあります。

 

駅前から住宅街へ続く路地なんかも、ある程度人通りが少なく、ひったくりを敢行した後に逃走するのに非常に適していると言えます。

 

狙われるターゲットは8割がた女性で、被害に遭うのは圧倒的に徒歩で移動中の場合が多いのです。

 

一般的に、女性は男性に比べて非力であることが犯人に狙われる要素の一つになっていますね。

 

ターゲットが男性だった場合、犯行に失敗した時に逆に反撃されて捕まってしまったり、犯行時にバッグを離さなかったり、女性に比べて犯行時のリスクが大きいため、男性を避け女性を狙っていると捉えることができます。

 

また、主に女性が狙われるのは、女性特有の物の持ち方に関係があるということもできます。

 

男性の場合は、例えば財布やスマホはポケットに納めることが多いですが、女性の場合は、財布もスマホも手持ちのバッグに納めることが多いですよね。

 

「女性だから男性に比べて非力」なことに比べ、この「特徴的な物の持ち方」という狙われやすい要素が重なっているため、集中して狙われている傾向があると考えることができます。

 

 

犯行を敢行する時間帯は、主に夕方から夜間、場合によっては深夜までと幅広いです。もちろん、夜間だけではなく日中でもある程度の発生はあります。

 

警視庁HPの犯罪分析でも、そのような結果が出ていますね。

ひったくりは連続発生する危険性が極めて高い!

ひったくりという犯罪は、連続発生する危険性が極めて高い犯罪の一つです。

 

どういうことかというと、あなたが犯人になったつもりで考えるとよくわかると思います。

 

もし、あなたが犯人で見事にひったくりを成功させ、逃げた先でひったくったバッグの中から財布を取り出し、中身を確認したとしましょう。

 

その財布の中に、現金や貴重品が全く入っていなかったらどうしますか??

 

お金が欲しいからひったくりをしたのに、お金が入っていなかったら・・・?

 

お金を得るまで別なところでひったくりをしてやろうとは思いませんか??

 

 

犯人の中には、一日の目標額を設定してまで犯行を敢行している奴も事実です。

 

また、例えば一発のひったくりで100万円なんていう大金を得ることができた場合は、その後、その犯人によるひったくりの発生がしばらく止まることもあります。

 

そして、そのひったくりで得たお金が尽きた時に、またひったくりを再開するのです。

 

事実、ひったくりで生計を立てているような「職業泥棒」は実在します。

 

ひったくりで得たお金で生計を立てるなど、まさに「砂の城」ですよね。

こんな特徴・こんな運転をするバイク・自転車を見かけたら注意!

ここからは、実際にひったくりの犯人が用いていたバイクの特徴や、ひったくりの時にのみ行う一見変わったバイクの運転方法について説明していきます。

 

まずは、ひったくり犯が犯行を敢行しようとしている際のバイクの特徴です。

 

それは・・・

「ナンバーをガムテープ等で隠す」です!

 

先ほども書きましたが、ひったくりを敢行するには高度な運転技術が要求されるので、犯人が普段から使用しているバイクを犯行に用いるケースも多々あります。

 

元から付いているナンバーを隠さずに犯行を行った結果、犯行の目撃情報から自分の身元が割れ、捕まってしまう危険性がありますよね。

 

そこで、そのように自分のバイクで犯行を敢行する犯人によく用いられるのが、「ガムテープによるナンバーの目隠し」なんです。

 

こんな感じです。

わたしが現職時代にかかわったひったくり事案も、犯人はこのようにガムテープでナンバーを隠していました。

 

もし、あなたの付近をこういったバイクが走行しているのを発見した場合は要注意です!

 

犯行を敢行するために、ターゲットを物色している可能性があります。

 

 

そしてもう一つ、ひったくり犯が犯行を敢行する直前に取りやすい行動が・・・

 

ターゲットに異常に接近した運転を繰り返す!

と言うことです。

 

こちらのイラストをご覧ください。

イラストが大変ヘタクソで申し訳ないのですが、こんな感じです。

 

ひったくり犯は、ターゲットを見つけて犯行を敢行しようとする直前、このようにターゲットに急接近して離れるという運転方法を取りがちです。

 

とあるひったくり犯の供述によると、ひったくりを敢行しようとするときはテンションが上がり、気分的にハイな状態になり、このような犯行のシミュレーション的な行動に出てしまうんだとか。

 

そして、「ここだ!」というタイミングでターゲットからバッグ等をひったくるというのです。

ひったくり被害に遭わないために

ひったくり被害に遭わないために、いくつか押さえておくべきポイントがありますのでご紹介します。

 

ひったくりは、主に後方からいきなりやってきて一瞬でバッグ等をひったくられますので、犯行発生時の対策は取れません。

 

ただし、意識することであらかじめ予防することは可能です。

 

早速見ていきましょう。

バッグを道路と反対側の手で持つ

基本中の基本ですが、道を歩くときはバッグは道路とは反対側の手で持ちましょう。

 

道路と反対側の手で持つことにより、ひったくり犯の手の届く範囲から外れることができます。

 

逆に、バッグを道路側の手で持っていた場合、ひったくり犯の犯行スペースに入ってしまい、ひったくられてしまう危険性があります。

たすき掛けにできるバッグやリュックサックを使う

バッグは、手提げ式のハンドバッグではなく、たすき掛けにできるバッグや、背中に背負うことができるリュックサックの方が圧倒的に被害に遭う割合は低いということができます。

 

たすき掛けにできるバッグは、肩から反対側の体側に沿ってかかっているため、ひったくろうとしても体が邪魔になり抜けません。

 

リュックサックは背中に背負っているため、両肩で固定されており抜けません。

 

これに比べ、一番狙われる片手で持つことのできるハンドバッグは、強引に奪い取れば手のひらから簡単に離れると言えます。

歩道がある道を選んで歩く

歩道がある道を選んで歩くということも一つの防止方法です。

 

歩道は、一般的に段差があり車道より高くなっていますよね。

 

その段差が隔たりとなって、犯人が運転するバイクが侵入しづらくなるという傾向があると言えます。

 

ひったくりは、ひったくるときの勢いが重要です。

 

段差があることにより、犯人は運転が慎重になりスピードが出せず、犯行を断念せざるを得なくなる可能性が高いと考えることができます。

ながら歩きをしない

道を歩くときは、スマホを見ながら歩いたり、電話しながら歩いたり、音楽を聴きながら歩いたりするのは危険です。

 

交通事故の危険性があるのはもちろん、ひったくりについても、接近してくるバイクに気が付かなかったり、ひったくられたときにそれまで別の何かに集中していた状態から一瞬にして現実に引き戻されるため、何が起こったか理解できなくなり、初期対応が遅れる可能性があります。

 

ながら歩きをしていると、上に書いたような「ナンバーをガムテープで隠したバイク」が走っていても気づかないでしょうし、犯人が自分に対し異常接近運転をしていても気が付かない可能性があります。

 

道を歩くときは、道を歩くことに集中した方が賢明です。

おわりに

ひったくりの犯行は本当に一瞬であり、突然です。

 

一瞬で突然の犯行なので、よっぽどのことが無い限り無抵抗のまましてやられることになってしまいます。

 

そのため、あらかじめひったくりに関する知識を得て、予防策を講じておくことが大切です。

 

そうでないとあなた、今日、ひったくりの被害に遭ってしまうかもしれませんよ?

 

犯人は、あなたの知らない所であなたのことを狙っているかもしれません。

 

 

次の記事では、ひったくりの被害に遭ってしまった時の対処法を丁寧に説明していきます。乞うご期待!!

 

当ブログの、日常生活で巻き込まれる恐れのある犯罪やトラブルの対処法の記事はこちらから!
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