
今回、全国の皆さん・・というよりも、どちらかと言えば我が山形県民にご紹介したいのが、年に一度山形県東根市にある「山形空港」の敷地内で開催される「おいしい山形空港フェスティバル」です!
山形県に二つある空の玄関口の一つ、東根市にある山形空港で空の日と空の旬間に合わせて年に1回開催される空港フェスティバルです!
空港内とは言っても、普段では絶対入れない所で催しが開催されるため、それだけで行ってみる価値があります!
飛行機の離着陸を間近で見学できるほか、出店があったり抽選会があったりとまさに楽しいこと尽くめでした!
大人も子供も楽しめる「おいしい山形空港フェスティバル」を早速ご紹介していきますよ!
この記事はこんなお話
「おいしい山形空港フェスティバル」データ
イベント名称 | おいしい山形空港フェスティバル |
イベント開催場所 | 山形県東根市大字羽入字柏原新林3008番地 山形空港敷地内 |
主催者 | 山形空港 |
主催者所在地 | 上記「イベント開催場所」に同じ |
主催者連絡先 | 0237-48-1313(山形空港事務所)受付時間:午前9時から午後5時まで |
開催日時 | 毎年9月下旬に1日/9:30-15:30 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 有(臨時駐車場からは無料シャトルバス運行) |
イベント種類 | 飛行機離着陸見学、飛行訓練見学、撮影会、抽選会、紙飛行機選手権、車両との綱引き等、他多数 |
出店 | 有り(飲食物、おもちゃ、お菓子等) |
飲食ブース | 有 |
休憩所 | 有 |
お手洗い | 有 |
アクセス | さくらんぼ東根駅から車で約7分(約3.4km)
山形駅から車(有料道路優先)で約30分(約24km) |
こんな時に利用するのがベスト! | 普段なかなか見れない飛行機を間近で見学したいとき!
子供の思い出作りにぜひ! |
(参考:山形空港公式HP)
「おいしい山形空港フェスティバル」に行ってみた!
急に奥さんから誘われ、子供を連れて行ってみることになったこのフェスティバル。
「単なる空港見学会でしょ?」と正直あまり乗り気じゃなかったのですが、奥さんと子供の推しに負けて行ってみることにしましたよ!
車を走らせ山形空港に着いたはいいものの、どうやら山形空港の駐車場は既に満車状態。
係員に案内された先が、約900mも離れた「スリーエムジャパンプロダクツ㈱」という会社の駐車場でした。
どうやら臨時駐車場としてこの日だけ借りているようです。
地図上の会社の名前は違いますけど、この場所が臨時駐車場となっています。
ところどころに係員が配置されて誘導してくれるので、これに従えばOK!
空港の駐車場も満車でしたし、臨時駐車場もかなりの割合で埋まっていました。
よく見ると車のナンバーはほぼ「山形」と「庄内」で占められています。
もちろん「仙台」などの県外ナンバーもチラホラありますけどね。
全く、この山形県のどこから湧いて出た!と思いながら見わたすと、人だかりができてるではありませんか!
無料シャトルバスで会場に行こう!
臨時駐車場内にできていた人だかりに向かって進むと、どうやら無料シャトルバスに乗るための順番待ちの列でした。
いろは坂のようにグネグネと並んでいます。
無料シャトルバスはマイクロバスであり、空港⇔臨時駐車場を常時3台で行ったり来たりしていました。
無料シャトルバスが来る間隔は2、3分くらいでしょうか。
それでも人が多くてなかなか乗れません。
それでも何とか15分ほど待ち、無事に乗り込むことができました!
が、暑い・・・。9月下旬なのに27℃・・・。
晴れたのはありがたいけど、暑さはもういいんじゃね?
そんなことを感じながら、山形空港に行くぞ~!
受付を済ませて会場に入ろう!
無料シャトルバスが着いたのは、山形空港の建物の北側にある空きスペース。
空港内とは言っても、どうやら建物の中でやってるんじゃないようです。
あ、そりゃそうか!
なんか色々展示してあるみたいなお話でしたからね!
受付では、所定の用紙に空港敷地内に立ち入る人全員の名前を書かないといけませんでした。
しかも、全員分のシールを渡され「左胸に貼って下さいね~」だって。
シールを左胸に貼りながら周りを見渡すと、面白そうなイベントを発見!
小学生以下が対象で、自分で作った紙飛行機を飛ばす「紙飛行機選手権」です!
飛ばした後は、係員がメジャーで距離を測定するなど本格的!
でも、ちょっとまだウチの子には早いかな~。
紙をもらっても、グシャグシャに丸めてポイされて終わりですからね~。
どうやら、この紙飛行機選手権は午前と午後1回ずつ行われるようです。
受付の先には、プログラムの配布所がありました。
イベントプログラムはこちらです。
よーく見てみると、山形空港の定期便の離着陸見学はもちろん、自衛隊、警察、民間航空機会社、航空大学など、空を飛ぶモノを保有している組織や会社に協力を仰いでいるようです。
ヘリもいいけど、やっぱり飛行機がいいっすね!
イベントプログラムをもらったところで、会場に入りますか~!
わたしは気付いちゃいました!
何でたかがイベントに参加するのに参加者全員の名前を受付で書かせたり、胸にシール貼らせたりしたのかを!
見て下さい、会場入口を含めた周囲全てに有刺鉄線が貼られています。
普段人を入れないところに人を入れるから、誰が入ったのか分かるようにしておかなくちゃならない。
つまり、飛行場に対するテロ対策の一環でもあったわけですね~!
その証拠に、会場入口には複数の警備員が常駐していました。
飛行機より出店!
飛行機ももちろん好きですけど、こういうイベントに来たときは、やっぱり出店優先でしょ!
入口すぐ横からずらっと出店が並んでいます。
この日は季節に合わず夏日・・・。飲み物がバカ売れ状態でした。
でも、わたし的に気になったのがテント内にあるこちら!
飛行機のおもちゃを見ると、未だにワクワクするのはわたしだけでしょうか?
う~ん、細長いよりもずんぐりむっくりしてる丸っこい飛行機の方が好きだな~!
・・・と、一人ではしゃいでいると、子供が飽きて隣のチョコバナナ屋さんに猛ダッシュを始めました。
奥さんに聞いたら、このチョコバナナ屋さん結構地元では人気のあるお店らしいです。
でも、店の名前忘れましたwww
売ってるチョコバナナは、バナナにチョコをまとわせたものではなく、色んなデコレーションをしているんです!
見て下さい、これです!
既にチョコバナナの域を超えてる!こんなチョコバナナ見たことない!
せっかくなので、長男に1本選ばせることにしました。
長男が選んだのがこちら!
キャラクターの名前なんぞ知りませんけど、なんかすげ~!!
見た目は凄いですけど、食べたらフツーのチョコバナナ!
まあ、そうですね。そんなもんです。
次は一通り会場中の出店を見て回りますよっ!
まずはこちら!
毎度おなじみチリ紙交か・・・たこ焼き屋さんです!
1P350円、3P1000円!たこ焼きいかがっすか!?
お昼を過ぎたあたりでは、行列ができていました。
次はこちら!
もつ煮、チュロス、からあげ、ソフトクリームの複合型色々屋さんです!
ここは絶えず行列ができていましたね。
食べよう食べようと思っていて食べ忘れたモツ煮込み!絶対美味いべな~!
やっぱり、食べ物を見てるとお腹が減ってきますね!
ということで、ちょっと食べ物の出店を離れてこっちに行ってみましょう。
というか、長男が見つけて猛ダッシュをかけた先がこちら!
おもちゃって、いいですよね!
わたしなんか今でも大好きですもん。いつまでたっても卒業できますぇ~ん!
多分、わたしは一生おもちゃ屋さんに通ってるんでしょうね!ジジイになっても通ってそうな気がします。
この日は、長男に「おもちゃは無しだよ!」と約束をしていたので、珍しくすんなりと移動してくれましたね。
いつも「おもちゃ、おもちゃ~!」ってグズり出して、力尽くで引き離すことになるんですけどね。
段々成長してきたのかな?
食べ物以外の出店はおもちゃ屋さんだけでしたね。
あとは全部食べ物屋さん。
見て下さい、山形県と言ったら玉こんにゃくですよ!
山形県民って、なんでそこまで玉こんに執着するんでしょうね?
玉こんを4、5個割りばしにぶっ刺して、醤油とスルメで煮込んだだけなんですけどね。
多分そういう遺伝子が最初から組み込まれてるんでしょうね。
「定期的に玉こん食わないとダメ」みたいな。
ん~、もうお昼。ちょっとお腹が減ってきたので、ご飯にしましょう。
ちょっと一息!お昼ご飯の時間だ!
さて、お昼です!
お昼と言ったら麺類!
麺類と言えば蕎麦!
蕎麦と言えば「冷たい肉そば」!
はい、ここに決定!
全国的に有名な「冷たい肉そば」の発祥の地、山形県河北町からお越しの「かほく冷たい肉そば研究会」の皆さんです!
・・・そんな研究会があったなんて知らんがな!
冷たい肉そば1杯400円でございます。
ちょうど隣にはテントがあって、飲食ブースもあるのでここに決定!
注文してやってきた肉そばちゃんがこちら!
お試しサイズくらいの量でした。値段に見合った量ですね。
普通の店で頼めば、一人前700円から800円は取られますからね。
使ってる鶏肉はもちろん親鶏!
戴いてみると、びっくりするくらい美味しい!
専門店の冷たい肉そばの味と何ら遜色ありません。
凄いっスね、研究会の皆さん!
小腹を満たすにはちょうど良かったです。
画像には映っていませんが、この肉そば屋さんの隣には、芋煮が売っていたり、フルーツが売っていたりしましたよ!
ちなみに飲食ブースはこのテントの他に、会場内にある休憩所も活用できます。
こちらが休憩所です。完全な屋根付きで、こんな暑い日には持ってこいです!
でもなんかここ、小型の格納庫みたいですね。
さてと、小腹を満たしたところで次は会場内でやってるイベントの数々を見に行って、参加できるものには参加してみようと思います!
色んなイベントを見て体験してみよう!
さて、ご飯を食べてまた会場を回ってみると、このクソ暑い中、クソ暑い着ぐるみ・・・いや、ゆるキャラ世界からやってきた皆さんを発見!
どうやら、ゆるキャラ世界から、このイベントに参加するため人間界に降りてきてくれたようです!
子供たちがうれしくなって、握手したり、一緒に写真撮ったりしていました。
常に子供に囲まれて幸せそうなゆるキャラたち。
でも子供たち、覚えておくんだよ。
たま~に休ませてあげないと、ゆるキャラの中の・・・いや、ゆるキャラが熱中症になっちゃうからね!
イベントは他にも色々ありましたよ!
子供向けのダーツ大会もありました!
山形県発祥のお米「つや姫」と「雪若丸」にちなんだダーツ大会です!
子供向けのイベントはまだまだありました。
はい、こちらはコスプレ会場です!
機長やキャビンアテンダントの格好をして、写真を撮ってもらえるというサービスも!
全体的に子供向けのサービスが圧倒的に多かった印象ですね。
画像は撮っていませんが、左胸に貼っているシールを1枚1口の抽選権として使用できる、無料の抽選大会もありました。
特等から5等くらいまであり、特等は航空券1万円分が当たります!
わたしたちは4枚で抽選した結果、ハズレにあたるポケットティッシュと、4等(?)のマグネットクリップが当たりました!
まあ、そんなもんっすよ!運はもっと別なところで使いたい!
イベントはもっとたくさんありましたけど、紹介しきれないのでこの辺でいよいよ見学コーナーに移動しますよ!
見学コーナーで飛行機やヘリやその他もろもろ見てみよう!
会場の奥半分は、飛行機や飛行場で使用される特殊車両などの展示場となっていました。
自衛隊や警察、民間航空会社などの協力のおかげもあり、多数展示がされていましたよ!
わたしは飛行機には全く詳しくありませんが、それでもこういう飛行機を見るとワクワクしますね!
小型飛行機ですが、やっぱりデカい!
一機ウン億円はするんだろうなぁ~!
空を飛ぶものは、小型飛行機の他に自衛隊のヘリも展示されていました。
戦闘用のヘリだそうで、機銃もついているという事でした。
シンゴジラに出てきたヘリみたいですね。
その他、空港内で使用される特殊車両もこの通り!
ウチの息子が何故か一番食いついたのがこれ!
「除雪ローダーだよ!」と教えてくれました!
さすが乗り物博士!これが「除雪ローダー」かどうかは知りませんけど、用途は同じでしょう。
さらには、タンクローリーまで!
何に使うタンクローリーでしょうか?
飛行機に燃料を補充するために使用するんですかね?
奥にはパトカーの展示もありました。
でも、パトカーなんてどこにでもありますから珍しくもありませんね~、と、前職警察官のわたしが言ってみる。
会場と滑走路付近は続いており、ロープで制限されているだけでした。
ロープの向こうには、消防車も止まっていました。
不測の事態に備えて常に待機しているのでしょうか。
さて、一通り展示されている飛行機や車両を見学したところで、どうやら飛行機の離陸の時間が迫っているようです!
飛行機の離陸を見学しよう!
飛行機の離発着を見れることが空港見学の醍醐味ですね!
あんな鉄の重たい塊が宙に浮いて飛んでいくんですからね!
空港には、離陸を待つ飛行機が止まっている状態でした。
周囲にいる見学者は、抽選で選ばれた人たちです。
山形空港に来る飛行機は少人数乗りの小さな飛行機です。にもかかわらず、直接見比べてみると圧倒的な大きさですね!
離陸準備が整うと、名も知らぬ空港車両に誘導されて移動していきます。
この時、パイロットがフェスティバル参加者に向けて手を振ってくれているんです!ちょっとした心遣いがありがたい!
飛行機が滑走路に侵入可能な位置まで後退していくと、車両が切り離されます。
係員の安全確認の合図とともに、飛行機が滑走路に向けてゆっくりと前進していきます。
飛行機は、滑走路をまず北から南に向けてゆっくりと走っていきます。
そして、南側の一定の所で止まりクルっと回転、北に向き直りエンジンをフカします!
エンジンの回転数を上げ、一気に加速し大空に向かって飛んでいきます!
あ~これアレだな。わたしが大好きな宇宙戦艦ヤマトのアレ。
「波動エンジンエネルギー充填120%!ヤマト、発進!」ってやつ。
改めて近くで見ると感動しますね!
人間の叡智の結晶ですからね!凄いですよ!
離陸した飛行機は数分で見えなくなりました。この飛行機は関西方面に向けて飛行していくようです。
さて、フェスティバルを一通り楽しんだので、そろそろ帰ることにしますか!
また無料シャトルバスで臨時駐車場に向かいますよ!
臨時駐車場に帰るよ!
帰るときは、会場を出て無料シャトルバス乗り場に向かいます。
シャトルバス乗り場は、会場に来た時に降りたところと同じ場所です。
ただし同じ時間に来た人たちは、大体帰ろうとするタイミングも同じなので、再び行列に並ぶことになってしまいました。
帰るときの行列はこんな感じです。
シャトルバスに乗るために、来た時よりも長い列に並ばないといけませんでした。
ちなみに会場に再入場も可能です。その場合は左胸に貼ったシールをはがさないでくださいという事でした。
いかがだったでしょうか?
普段はあまり込んでいる印象の無い山形空港でしたが、この日ばかりはマジで「どこから湧いて出た」と言いたくなるくらいたくさんの山形県民が押し寄せていました。
飛行機が見れるといえば、おそらく全国の空港で似たようなことをやっているんでしょうし、羽田や成田に行けばそれこそひっきりなしで離着陸を見ることができると思います。
でも、山形ならではの雰囲気の中で楽しめるのはここだけです。
大人も子供も楽しめて、美味しいものを食べられて、飛行機の離発着まで見れる!
どうでしょう?来年はあなたも来てみませんか?
おわりに
当ブログでは、我が山形県への旅行や移住、特産品の購入を考えている全国の皆さんに対し、少しでも役に立つ情報をまとめています。
わたしが実際に観光地などに行ってみて直接取材していますので、限りなく観光客と同じ目線に立って記事作成に当たっています。
実際にその場所まで行く必要があるので、ちょっと記事を書くペースは遅くなるんですけど・・・
この記事以外にも、山形県内のそれぞれの地方ごとにまとめた記事がありますので、ぜひコチラもご覧ください!⇒【山形県を遊び尽くす】
以上でーす!