
今回、全国の皆さんにご紹介するのは、山形県舟形町で毎年9月に2日間だけ開催されるお祭り「ふながた若鮎まつり」です!
このお祭り、地元舟形町を流れる小国川で採れた「松原鮎」をふんだんに使用した、とっても美味しいお祭りなのです!
この2日間のお祭りで食べられる鮎は、なんと2万尾!
鮎の炭火焼、鮎ごはん、鮎干し、鮎ふかし・・・もう、鮎が美味しすぎてたまりませんよ~!!
鮎って、こんなに美味しい魚だったんですね~!
そんな美味しい「ふながた若鮎まつり」に、わたくしけたろーが初潜入!
美味しいものあり、楽しいことあり、嬉しいことあり、朝倉さやありの、このお祭りを遊び尽くしてきましたよ!
この記事はこんなお話
「ふながた若鮎祭り」データ
お祭り名称 | ふながた若鮎祭り |
お祭り開催場所 | 山形県最上郡舟形町舟形地内 アユパーク舟形 |
主催者 | 舟形町・ふながた若鮎まつり実行委員会 |
主催者所在地 | 山形県最上郡舟形町舟形263(舟形町役場) |
主催者連絡先 | 0233-32-2111(舟形町役場まちづくり課) |
お祭り開催日 | 毎年9月の2日間 |
お祭り開場時間/開演時間 | 8:30開場/9:00-16:00(平成30年・第38回開催の場合) |
駐車場 | 有(無料、無料シャトルバス運行有) |
観客席 | 有(テント内外どちらも。テーブル、椅子付) |
出店 | 有(露天商ではない) |
お手洗い | 有 |
ゲスト | 朝倉さや、大江裕(平成30年・第38回開催の場合) |
予算の目安 | 家族4人(両親、子供二人)で約5,000円あれば大満足に食べられます!遊べます! |
アクセス | 新庄駅から車で約15分(約10km)
山形空港から車で約50分(約38km) 庄内空港から車で約75分(約58km) |
こんな時に利用するのがベスト! | 年に一度の二日間!このお祭りを楽しむためだけに来る価値がある! |
(参考:山形県舟形町HP)
小国川と若鮎
山形県舟形町を流れる、最上川水系の一つである「小国川(おぐにがわ)」は、山形県と宮城県の境である「奥羽山脈」から流れ出る一級河川。
山形県内では、唯一ダムが作られていない天然河川であり、鮎やヤマメなどの川魚の宝庫として、県内外から多くの釣り人が通ってきます。
この川では、「ダイワ鮎マスターズ」などの釣り大会が行われたりもしているんですよ!
この小国川で釣れる鮎は「松原鮎」と呼ばれ、味や香りが良く、全国的にも美味しい鮎としてとても有名です。
鮎の品質が良い最大の理由は、もちろん川が良いからという理由もあるのですが、小国川漁業協同組合が鮎の放流を行ったり、鮎が変な病気にならないように厳正な管理を行い、日々大切に管理しているからなのです。
この鮎があるからこそ、ふながた若鮎まつりで美味しい鮎をお腹いっぱい食べることができるんですね~!
(情報参考:小国川漁業協同組合公式HP、Wikipedia)
「ふながた若鮎まつり」に行こう!
「ふながた若鮎まつり」は、山形県舟形町の小国川沿いにある河川公園「アユパーク舟形」で開催されます。
とても開けていて気分がいい河川公園です。
午前11時にアユパーク舟形に着いたのですが、既にこんな状態でした。
一見すると、凄い混みあってそうに見えますが、この時点では駐車場にはまだまだ余裕がありました。
奥から順番に駐車させるために誘導した結果、このような列になっているのであって、駐車するのに何も問題はありませんでした。
係員の誘導に従い車を止めたら、さあ、行ってみましょう!
会場の中をぐるっと見て回ろう!
車を降り、歩いて開場までやってきました。
開場の外からでも、炭火の香ばしい香りがして、登り旗やテントなどが見えてきます。
これだけの規模、これだけの人出、このお祭りが楽しいことはもう間違いありません。
まず目に飛び込んできたのが、こちらの出店群です。
出店は、よくお祭りで目にするいわゆる「露天商」ではなく、地元舟形町の関係施設による出店です。
「友好都市物産交流コーナー」として、宮城県石巻市雄勝町と静岡県川根町の出店もありました。
遠いところどうもありがとう!
個人的にちょっと目に入ってきたのがこちら!
山形地鶏を売っているお店です!
地鶏の炭火焼とか、地鶏のからあげ、地鶏のもつ煮とか、もう絶対に美味いでしょ!
この店、美味しそうすぎて反則です(笑)
地鶏が美味そうでヨダレを垂らしながら歩いていると、追い打ちをかけるように、このお祭りのメインを発見!
なんということでしょう。
鮎が炭火でじっくりと焼かれているではありませんか!
この売り方、反則ですよね!だって、こんなの見たら買うしかない!
まわりの人間が、磁石のように次々と鮎に引き寄せられていきます!
でも、わたしはまだ負けませんよ!
後で来るから待っててね!
こんな鮎の炭火焼の光景があっちこっちにあるんです。
出店ブースを越えていくと、会場のはずれに小さな池がいくつもあります。
そこに出ていた看板がこちら!
子供限定の鮎のつかみ取りです!
一日3回実施されるようです。
あとで長男を連れて挑戦することにします!
会場の後方には、自衛隊、交通安全協会、警察、消防が不測の事態に備えて待機してくれていますので、とても安心!
その中に、子供に嬉しいサービスをしてくれている方々が!
交通安全協会の皆さんが、小さい子供向けに風船を配ってくれていました。
もちろん無料です!
しかも、風船が浮かぶようにヘリウムガスを入れてくれてます。
空に浮かぶ風船をもらうのって、子供がすごく喜ぶんですよね~!
ここには絶えず子供の列ができていました。
こうして会場内を見学していると、どうやら開会式が始まったようです。
お偉いさんがたくさん集まって、ありがたいお話をされていました。
会場の見取図をもう一度添付します。
メインステージからコの字型にテントが並んでおり、中は観客席となっています。
当日はちょっと小雨がパラつく天気だったので、テント内はすでに満席状態。
でも、何とか空席を確保することができました!
さあ、ここからが本番!
美味いものを買いに行ってみよう!
美味しいものを買って食べよう!
まず向かったのが、さっきのアレ!
そう、コレ!
パチパチといい音をたてながら焼けていますよ~!
あたり一面に漂う、鮎と炭火のいい香り!
早速買ってきました。
こんがり焼きあがっています!
ちょっと強めの塩加減がバツグンです!
鮎は身も美味しいですが、皮がとても美味しいんです!
だって、鮎は鮭の近縁に当たる魚。その証拠に、背びれの後ろにヒレがあるのがわかると思います。
これを「アブラヒレ」といいます。鮭を含めた鮭の仲間の魚に必ずあるヒレです。
この鮎、多分養殖ものなんでしょうけど、それでもバツグンに味がいい!
身はふっくらホロホロですし、皮は香ばしい!
珍しいことに、わたしの長男がかぶりついて2尾も食べました!
赤ん坊の次男も「んまんま~」と言いながら食べてました。
そう、子供でも喜んで食べるほど美味しいのがここの鮎。
次に食べてみたのがこちら!
鮎御飯です!
最初に謝っておきます。
この写真だけとって、肝心の中身の撮影を忘れてしまいました!
はっはっは、たまにはそんなこともあるさ(笑)
中身は、醤油で味を付けた炊き込みご飯のような感じ。
鮎の身がたくさん入っていました。
具材は鮎だけです。骨は入っていません。
とても優しい味で、子供も大人も美味しく食べられる味です。
最後の〆はもちろんこちら!
山形県民と言ったらラーメンです!
舟形町にある「中華そば 雅」さんの「塩中華」(500円)です!
実はね、わたしが奥さんに1000円渡して、「なんか買ってきて~」ってお願いしたら、これを2杯買ってきたんです!
さすが山形県民、恐るべし!
もう、山形は老若男女問わずラーメンが大好き!
海鮮風味の塩ラーメンで、具材はネギ、アスパラ、岩ノリ、鶏胸チャーシューです!
もう、わたしの分は長男に半分くらい食べられましたけどね・・・。
お前、鮎2尾も食った上、とーちゃんのラーメンまで奪うつもりか!!
鮎のつかみどり大会に参加しよう!
と、そんなこんなしているうちに、まもなく「鮎のつかみ取り大会」が始まるようです!
長男を連れて行ってみることにしましょう!
この鮎のつかみ取りは、幼児、小学生低学年、小学生高学年と3つに分かれて実施されます。
今回は、数日前の土砂降りの影響で小学生高学年の部が中止となってしまいました。
来年はできるといいですね~!
わたしの長男は5歳なので幼児の部類。
ゼッケンとビニール袋1枚を渡され、スタンバイ!
制限時間は10分のようです。
水深は、画面手前が20cmくらいで、奥に行くにつれ浅くなり、一番奥で5cmくらいでした。
子供を裸足にさせ、ズボンをまくり、時間を待ちます。
会場にいた、テレビ局の取材班も駆けつけます。
そうしているうちに、池に鮎が放流されました!
100尾以上は放たれたと思います。
鮎が池に放たれ、「はじめ~!」と掛け声がかかると同時に戦闘開始!
バシャバシャと次々に子供たちが水に入っていきます。
池の水がかき回されるので、肝心の鮎の姿が見えません(笑)
幼児の部は、まだ魚の泳ぐ速度についていけない状態。
魚にもてあそばれて5分経過。
この時点では、鮎を捕まえられた子供はわずかです。
残り5分になると、親も入れるようになります。
もちろん、親が率先して捕まえまくってはいけません。
あくまで子供のサポートです。
わたしのサポートもあり、ウチの息子も何とか1尾ゲットすることができました!
やってみて思ったのですが、鮎を捕まえるには浅瀬に追い込むか、端っこに追い込まないと捕まえられませんね。
とてもじゃないですけど、鮎の泳ぐ速度にはついていけません。もちろん大人もです。
子供のいい思い出になりますので、着替え(上下、下着含む)を持参のうえ、ぜひチャレンジしてみましょう!
楽しいステージを堪能しよう!
さあ、そんなことをしている間に、メインステージ前に人が集まり始めました!
何が始まるんでしょうね?
時間が経つにつれ、もっと増えていきます。
そう、これから朝倉さやさんのステージがあるんです!
朝倉さんは、デビューしてからずっとこのお祭りにゲスト出演していただいている、常連さんだと言うことです。
皆さんに見せたいのは山々なんですけど、会場アナウンスで
「朝倉さやさんのステージは、写真撮影、動画撮影を禁止させていただいております」
というアナウンスが流れてしまったので、撮影できませんでした・・・。
ですが、とても明るくて楽しいステージでしたよ!
全部で4曲(だったかな?)くらい歌ってくれましたし、アンコールにも答えてくれました!
ウチの赤ん坊の次男が、朝倉さんの曲に合わせてキャッキャキャッキャ笑いながら踊っていましたよ~!
赤ん坊にまで届く朝倉パワー、恐るべし。
ステージがおわり、写真撮影もできないままこれで終わり・・・
に、ならないのがこのわたし!
なんと、朝倉さんが会場脇でサイン会&CD販売会をおっぱじめたじゃないっすか!
こっそり隠し撮りするチャンスや。
盗撮ではありませんよ?
さあ、とくと見るがよい!
しかし、歌ったりサインしたり、写真撮影に応じたり、芸能人は大変です・・・。
民謡日本一の山形娘、朝倉さやさん!
これからも頑張ってくださいね~!
山形県民全員が応援してますよ!
安心して全国各地で暴れまわってください!
さ、楽しんだし、食うもの食ったし、観るもの観たし、そろそろ帰るか~!
いかがだったでしょうか?
わたしは今回、生まれて初めてこの「ふながた若鮎まつり」に遊びに行きましたが、かなり面白いですね!
家族4人で5000円もあれば、十分に飲んで食って楽しめます!
そして、丸一日遊べるという贅沢さ!
今回ご紹介したものの他にも、ステージ上では常に面白いイベントが行われていますし、「子ども商品券争奪!ジャンケン大会」とか「お楽しみ抽選会」とか、燃えるようなイベントもあります。
山形県民にはもちろん、全国の皆さんにもぜひ来てもらいたいお祭りです!
そして食べて驚け!鮎の美味さに!
おわりに
当ブログでは、我が山形県への旅行や移住、特産品の購入を考えている全国の皆さんに対し、少しでも役に立つ情報をまとめています。
わたしが実際に観光地などに行ってみて直接取材していますので、限りなく観光客と同じ目線に立って記事作成に当たっています。
実際にその場所まで行く必要があるので、ちょっと記事を書くペースは遅くなるんですけど・・・
この記事以外にも、山形県内のそれぞれの地方ごとにまとめた記事がありますので、ぜひコチラもご覧ください!⇒【山形県を遊び尽くす】
以上でーす!