DV加害者の3つの行動サイクルが、被害者の「迷い」を誘発させていることを知れ!
スポンサーリンク
Pocket

 

けたろー
こんにちは!あなたの味方の元POLICEMANのけたろー(@ketaroou)です!

ポコ
ポコだっポ!今回は、「ドメスティックバイオレンス(DV)」加害者の行動と被害者の心理状態についてのお話だっポよ!

 

今回は、元POLICEMANであるわたくしけたろーが、ドメスティックバイオレンス(DV)被害者が加害者(つまり配偶者)に対する処罰意思をうやむやにしがちな実情にスポットを当て「なぜそのようにうやむやにしてしまいがちなのか」と言う事を、加害者の行動サイクル・被害者の心理面の双方から説明していきたいと思います。

 

DV被害者のほとんどは女性であり、夫(又は内縁関係の者、元婚姻関係にあった者)からの暴力(身体的暴力・精神的暴力・経済的暴力など)に悩んでいる現状があります。(もちろん、加害者が妻というケースもわずかながら存在します)

 

そんな悩んでいる現状であるにも関わらず、「(加害者を)どうしたいのか自分でも分からない」「あんな奴でも夫(妻)だし」などと変に情を持ってしまい、加害者に何らかの手立てを講じることをためらっている人が多いという現状があります。

 

実はこれには、加害者のとある行動サイクルが存在し、その行動サイクルに影響されてしまった被害者の「迷いの心理」があったのです。

 

スポンサーリンク

ある意味、加害行動にムラが無いDV加害者であれば、対策を講じるのは容易

言い方は悪いですが、DV行為を誘発する原因がはっきりしておりDV行為そのものにも一貫性があってムラがなく、かつ日常的にDV行為を行ってくる加害者であれば、被害者側も加害者を見限り、ためらうことなく警察に相談したりするなどの対策も講じやすくなるものでしょう。

 

そのように、配偶者に対しためらうことなくDV行為を行ってくるような加害者は極ごく一部でしょう。

 

大半のDV加害者は、「わずかに残った良心」と「抑えたくても抑えきれない衝動」との挟間で苦悩しながら、それでも止められずにDV行為に及んでいるのです。

 

超簡単に言うと「DV行為は悪い事」と認識していながらも、DV行為を自分で止めることができなくなっているんです。

 

この事実が、DV被害者の心理状態にダイレクトに影響し、DV被害をどうしたいのかという決断を鈍らせ、DV被害の申告を遅らせている最大の原因となっているのです。

 

どういうことなのか説明していきます。

 

DV被害者が知っておかなければならない事

これからお話することは、全てのDV加害者に該当するわけではありません。

 

しかし、これから記載する内容のようなDV加害者が多数存在するのもまた事実であり、下記の内容を知っておいて絶対に損はありません。

 

前述した「わずかな良心が残っているDV加害者」の心理状態は、主に3つの心理状態を繰り返しながらDV行為に及んでいます。

 

その心理状態とは、

 

「暴力爆発期」→「ハネムーン期」→「ストレス蓄積期」→「暴力爆発期」→「ハネムーン期」→「ストレス蓄積期」→延々とループ

 

というものです。

 

この「暴力爆発期」→「ハネムーン期」→「ストレス蓄積期」を順を追って繰り返すのです。

 

各項目がどのような時期なのかを説明していきます。

加害者心理サイクル「暴力爆発期」の特徴

まずは「暴力爆発期」の説明です。

 

ドメスティックバイオレンスで言う「暴力爆発期」とは、文字通り「暴力行為が爆発する時期」ということです。

 

「ストレス蓄積期」でたまりにたまったストレスがちょっとしたDV被害者の言動等をきっかけに爆発します。そして、放出されたDV加害者の各種暴行は、例えるなら火山が噴火した後の火砕流のように一気に被害者に向かって押し寄せます。

 

この時のDV加害者は、ストレスが爆発して各種暴力行為に及んでしまっているため、文字どおり「全く周りが見えない」状態になっています。

 

加害者に蓄積されたストレスの放出方法は、一気にドカンと噴火して短時間で激しいDV行為を行い、ストレスを一気に放出しきる加害者もいれば、中規模噴火を複数回繰り返す加害者もいたり、ネチネチと長期間にわたり少しずつ放出する加害者もいて、千差万別です。

 

加害者のストレスの放出方法は千差万別ですが、そのストレスの放出によって行われるDV行為によって被害者が受ける心身のダメージは、いずれも計り知れないほどつらく苦しいものです。もちろん、最悪の場合相手に命を奪われてしまう可能性だってあります。

 

加害者心理サイクル「ハネムーン期」の特徴

「爆発期」によってストレスを放出しきった加害者は、ふと我に返ります。

 

そして、DV行為によって激しくダメージを受けた配偶者を見て、心の奥底に残っているわずかな良心がうずき始めます。

 

「俺は(私は)なんて言う事をしてしまったんだ・・・」

「もう絶対に手を挙げたりしないから!」

「約束するから!」

「ごめんなさい、二度とやりません」

 

などと心底後悔します。人によっては涙して謝罪してきます。そして、それまでのDV行為が嘘だったかのように、異常なほど急激に優しくなり始めます。

 

まるで新婚当初のラブラブな状態を連想させるようなこの異常な状況を「ハネムーン期」と呼びます。

 

「ハネムーン期」におけるDV被害者の心理
ハネムーン期に入って加害者が急激に優しくなると、被害者は「もう絶対にしないって言ってるし・・・」「まだこの人のことが好きだから・・・」「謝ってきてるし、もうちょっと様子を見てもいいんじゃないかな」などと、相手が優しくなったことで自分の心理状態も揺らぎがちになります。
こうなってしまうと、DV被害を実際に受けていた時の「助けてほしい」「絶対に許せない」といった類の感情が自然と相殺されてしまい、その結果、警察等への相談が遅れてしまったり、相談そのものに行かなかったりするなどし、被害者にとってマイナスになってしまいます。
つまり、「DVの相談に行こうと決めていたけど、やっぱりや~めた」ということになるのです。
これが「暴力爆発期」→「ハネムーン期」→「ストレス蓄積期」というサイクルを繰り返すDV加害者の対応で、被害者が苦慮する最大の問題点なのです。

 

加害者心理サイクル「ストレス蓄積期」の特徴

「ハネムーン期」に入ってしばらく経つと、加害者の心の中にまた少しずつ「ストレス」や「配偶者への不満」の類の感情が蓄積され始めます。

 

このストレスが溜まっていく時期を「ストレス蓄積期」と言い、例えるならば、マグマだまりに供給されるマグマのように徐々にですが確実に蓄積していきます。

 

そして自分の中の「ストレスのマグマだまり」がいっぱいになった時には、再度爆発して「暴力爆発期」に突入していくのです。

 

スポンサーリンク

だから、加害者に同情することは無用

このように、多くの「良心がわずかに残っているDV加害者」は、「暴力爆発期」→「ハネムーン期」→「ストレス蓄積期」という過程を延々と繰り返しながら被害者を追いつめて苦しめていきます。

 

加害者によっては、「今回、(被害者は)この程度であれば(DV行為を)受け入れてくれた」と勘違いをし、次回さらに激しいDV行為に及んでくるなど、悪質化・狂暴化・凶悪化してくる可能性だって十分あり得ます。

 

この記事を読んでいるあなたが、万が一、当記事に書いたような行動サイクルを持つDV加害者によって苦しめられているのであれば、相手に同情することは一切無用です。

 

奴は、あなたに対して害を加えてくる「ロボット」だと思いましょう。そこに「相手を人として見る」という感情は不要です。

 

もう一度言います。奴はロボットです。放っておくと、あなたの身を滅ぼしにかかる危険なロボットです。だから、あなたが「迷いの感情」を持つ必要はないのです。

 

おわりに

ドメスティックバイオレンス(DV)は、加害者の人格に由来する割合が大きく、それによって当記事で説明したような行動サイクルを繰り返します。

 

そこにあなたの「同情」の類の感情は不要です。

 

もし、あなたが加害者に対して「同情」や「迷い」の類の感情を持つことがあれば、行きつく先は「最悪の事態」です。

 

あなたが我慢をしても、加害者のDV行為が治まることは絶対にありません。

 

あなたがすべきことは、DV行為に対する我慢ではありません。自分が受けているDV行為の全てを警察に相談するという「決断」です。

 

あなたに様々な暴力行為を及んでくる「DV加害者」というのは、もはや「配偶者」ではなく、あなたの「敵」です。

 

敵を排除し、DV加害者から自分や大事な子供・家族を守るため、一刻も早く決断しましょう。

スポンサーリンク
おすすめの記事