
今回は、ブロガーや文章を書く人全員に、「こんな時は無理して文章(記事)を書かない方がいいですよ。こんな状態で文章を書いたら駄文になりますからね」というお話を贈ります。
今回お話する内容は、全てわたしの日頃の実体験に基づいたものばかりであり、非常に有益です!これは間違いありません。
ブロガー界では、よく「一日一記事、まずは100記事を目標として頑張りましょう」と言われるのはご存知でしょうか?
これはどうやら「文章を書くことを習慣化するための一日一記事」「文章を書き慣れるための100記事」「ブログが順調にGoogleに認知されるための一日一記事&100記事」と解釈することができるようです。
がしかし、一日一記事とおっしゃいますが現実にはそんなに簡単なものではないのです。わたしのような兼業ブロガーで、記事の平均文字数3500字なんていうボリュームであった場合、「一日一記事理論」は、楽しんで書くというより「単なる作業」になってしまうんです。
記事作成が「単なる作業」的な行為に落ちぶれてしまったとしても、当記事のテーマである「記事を作成しない方がいい時」「記事作成を中断すべきポイント」を守らなかった記事よりは、はるかに高品質です。
つまり、今回お話する内容は、文章作成において「致命的」とも言える部分に関することです。
わたしは当ブログをず~っと続けていて感じることですが、そもそも「文章を書く」という行為そのものに適している時間、適している状態があり、これを意識せずに書いた記事は「駄文」つまり「超つまらない記事」「作業感丸出しで、苦痛の中で書き上げた記事」と化してしまうんです。
では、文章を書くに当たり、どんな時に書く記事が「駄文」と化してしまうのか、現役ブロガーが現在も実際に感じているその実体験を、全力で教えて差し上げます!
この記事はこんなお話
文章を書くべきではないポイント【特定の時間編】
人間は誰しも、朝起きて⇒夜寝る(一部逆転の人、例外の人もいる)という生活リズムの中に生きています。
わたしは、この一日の生活リズムの中に、記事(文章)を書くのに適さない時間帯があることを発見しました!
これからお話をする時間帯に記事を執筆しようとした場合、文章が紡ぎづらくなり、圧倒的に効率が落ちます。
起床後の15分間
まず最初は、「起床後の15分間」です。早朝の4時から7時ころまでの間のゴールデンタイムを狙って作業されるブロガーさんも多いでしょうが、起床後の15分間はダメです。
頭が未だにぼーーーーっとしており、眠たさも抜け切れていないので、この時間に記事を書き始めることはお勧めしません。
ゆっくりとコーヒーや朝食でも食べながらその日のやることを確認したり、アドセンスやアフィリエイトの収益を確認したりして、頭が冴えてくるのを待ちましょう。
ちなみにわたしは、下記のバリスタでコーヒーを淹れて、この15分を各種チェックの時間に充てています。
特に、この15分間できちんと朝食を取ることができれば、この15分を抜けた後に訪れる、一日の中でも一番頭が冴える究極の執筆タイムに存分な力を発揮することができるでしょう。
昼食後30分間
「昼食後の30分間」は、個人的には最も執筆に適さないタイミングです。
昼食を取ると眠気が出て来ますよね?昼食を取ってから眠気が出てくるまでの10分間くらいであれば、わたしが推奨している「隙間時間記事量産術」を使えるのですが、眠気が出てきてしまってからではアウトです。
文章を書くことに関しても、会社勤めで仕事をするにしても、何をするにしてもそうだと思いますが、眠気がある状態では良いパフォーマンスは発揮できません。
昼食を取ったら、眠気に任せて昼寝をしてしまいましょう。軽く昼寝をして眠気を取ってあげれば、頭もすっきりして再び文章を書くのに適した時間が始まります。
就寝前
個人的に、「就寝前」にブログを執筆するなんてもってのほかです!よほどの記事構成を考えておかないと、行き当たりばったり書いた記事では確実に駄文になります。
就寝前というのは、疲労や眠気に襲われ、一日の中で一番思考能力が落ちている時間帯です。文章を紡ぐ能力も格段に落ちますし、第一、言葉が出て来ません。
さらに、もしも就寝前にブログ記事を書くことを習慣化している人は、これにより逆に頭が冴えてしまい、夜寝付きにくくなり、朝早く起きることが困難になります。
つまり言い換えれば、ブロガーの理想である朝方生活から逆行した真逆の生活リズムを構成してしまうということです。
前の記事を書きあげた直後
「前の記事を書きあげた直後」に、すぐに次の記事に移行することもお勧めできません。
前の記事に労力を使った分だけ、脳が披露しています。さらに、前の記事を執筆している時に考えていた思考がほぼ完全な状態で残っていますから、頭を切り替えたつもりでもどこかで前の記事とこれから書こうとしている記事のイメージが混ざってしまい、自然と混乱が生じます。
そのため、前の記事を書き終わって投稿するなり予約投稿を完了した直後は、一旦パソコンを離れましょう。
数分間で結構なので、目をつぶって「無」になってみましょう。何も考えないようにして、前の記事のイメージを消し去るんです。
目をつぶれば脳の疲れも急速に回復しますし、その後の効率も上がります。
文章を書くべきではないポイント【自分の体調・メンタル編】
ブログ記事の執筆は、前述したとおり一日の時間の流れに影響されるのはもちろんのこと、自分の体調やメンタル面の影響もモロにでてきます。
実体験を元に詳しく説明していきます。
熱を伴う風邪・インフルエンザ・胃腸炎等の病気を患った時
一口で病気と言っても、通常どおりの思考ができる「風邪の引きはじめ」などであれば、思考に異常をきたさないので文章を書くことに支障はありません。
しかし、熱を伴う風邪やインフルエンザのように、発熱があって頭がぼーっとしてる状態や、起きているだけで辛いという状態であったり、胃腸炎のように数分おきに腹痛が襲ってくるなんて言う状態のときは、文章執筆どころではありません。
こんなときにまでブログを書こうとするのは、もはや正気の沙汰とは思えません。
具合が悪くて思考回路に影響があるときは、ゆっくり養生して一刻も早く体調を整えましょう。
疲労困憊時
疲れがたまって疲労困憊状態になっている時は、ブログ記事を書くのはやめましょう。
普通の感覚であれば疲労困憊時にブログを書こうとは思わないはずですが、「一日一投稿、連続100日続ける」なんて強迫観念のように思い込んでいる人は、無理を押してでも書き始めるんじゃないでしょうか?
体に疲れがたまり頭が全く回らない状態で記事を作成するのは、もはや無謀としか言えません。
試しにその状態で書いた記事を、翌朝頭がすっきりした状態で読み返してみましょう。誤字脱字はもちろん、文章の表現方法もいかに稚拙なものしか出てこなかったか痛いほど思い知らされることでしょう。
そんな誤字脱字だらけの稚拙な文章を世に送り出し続けたら・・・。どうなるか言わなくてもわかると思います。
睡魔に襲われている時
睡魔に襲われている時に文章を書き綴るのはやめましょう。
眠気は文章作成のみならず、人間が色々と思考活動をする上では邪魔者にしかなりません。思考活動の最たる「文章を書く」という作業時に眠気が発生していては、高品質な文章は書けません。文章が書けたとしても、自分の最高レベルの記事と見比べたら、所詮「駄文」レベルの記事にしかなりません。
強い不安感・心配事がある時
何かに対して強い不安感を感じていたり、心配事があってそちらのほうに思考がシフトしている状態であるならば、その状態が解消されるまでブログ作成はストップしましょう。
そんな状態で記事を作成しても、執筆中に思考がその不安事や心配事に移行してしまうので、文章作成なんかとてもじゃないですが手に付きません。
「良い記事」というのは、「良い集中力」のみがもたらす奇跡です。
集中力を持続させるのが困難な状態で、良い記事など書けるはずがありませんし、事実、こんな状況の時に良い記事が生まれた経験は一度たりともありません。
時間に追われて焦っている時
焦っている時に書く文章は、トップレベルの「駄文」です。
焦るということは「時間に追われている状態」であるということです。
時間に追われた状態でダダダっと執筆して投稿してしまうと、基本読み返しが足りません。文章の表現、誤字脱字、補足不足など、様々なマイナス要素が同時多発的に現れます。
焦っていると、頭の中が「時間時間時間・・・!」と時間一色になってしまうため、そもそも良い表現も思い浮かびません。
焦っている状態が解消してから、ゆっくりと落ち着いて執筆活動に励みましょう。
おわりに
わたしの実体験に基づき、ブロガーはもちろん、文章作成しようとしている人に向け、この記事を贈ります。
全てを総合すると、「思考が回らない時」に無理をして文章を書くことによって、誤字脱字・稚拙な文章表現・説明不足・補足不足が発生し、自分にとっても読者にとっても有意義な記事ではなくなります、ということです。
文章を綴るあなたにとっても、それを読む読者にとっても有意義なものになるよう、文章を書く時間帯やその時の状況をしっかり把握してもらいたいものです。
そして、無理はせずに疲れたら休む!
自分の頭を使って行う文章作成には、休息は絶対条件です。過剰に無理をしてはいけません。
どうか参考になさって下さい!
以上でーす!