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けたろー
こんにちは!元POLICEMANのけたろー(@ketaroou)です!

ポコ
ポコだっポ!今回は、誰の周りでも発生しちゃう可能性のある「空き巣」についての第三弾記事だっポよ!

 

家人の留守を狙い、未施錠の窓や玄関からであったり、施錠されている窓を無理やり割ったりこじ開けたりするなど破壊して家屋内に侵入し、家屋内の金品を物色、金になる物を盗み出す許しがたい犯罪、「空き巣」

 

当記事は、前回から四部作編成でお届けしている空き巣対策記事の第三段記事です。

 

第一部では、空き巣について詳しく知らない人のため、空き巣の概要についてお話をしました。

第二部では、空き巣による被害(狙われる物・犯行時期、時間・犯行方法など)について丁寧にお話をしました。

 

 

シリーズ最後である当記事第三章では、元POLICEMANであり、数えきれないほど空き巣現場に臨場した経験のあるわたくしけたろーが空き巣の行動から分析できる被害防止方法を、具体的な防犯対策グッズを取り上げながら解説していきたいと思います。

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復習!空き巣が家屋内に侵入するまでのプロセス

さて、それではまず、前回の第二部でお話した重要な部分の復習から参ります。

 

前回わたしは、空き巣が家屋内に侵入するまでの5つのプロセスを説明しました。

 

そのプロセスとは↓こちら↓です!

空き巣の犯人が家屋に侵入するまでの5つのプロセス
  1. 犯人が住宅の敷地に侵入するため、住宅の敷地内に住民がいないか確認する
  2. 犯人が住宅の敷地内に実際に侵入する
  3. 敷地内に侵入した犯人が、家屋内に侵入するために家の中に人がいないかを確認する
  4. 家屋内の留守を確信した犯人が、無閉まりの窓を探す又は窓ガラスを割り鍵を開ける
  5. 犯人が家屋内に侵入する

思い出していただけましたでしょうか?

 

いずれの空き巣の犯人も、例外なく上記5つの侵入プロセスを辿って家屋に侵入します。

 

5つのプロセスが存在するということはつまり、それぞれのプロセスの段階で適切な防犯対策を講じることができ、それにより空き巣被害を防止できるということができます。

 

空き巣を根本からシャットアウトするための防犯対策

空き巣被害を防ぐためには、特段難しい理屈は必要ありません。

 

空き巣とは、犯人が家の中に入って来てしまうから犯行に及ばれてしまうのであって、上記5つの侵入プロセスのどこかの段階で物理的に犯人をシャットアウトしてしまえば、犯人が家の中に入ってくることはできません。

 

大切なことなのでもう一度言います。

 

空き巣被害を防ぐには、犯人が家屋内に入れないように物理的にシャットアウトしてしまえばいいんです。

 

そのためには、知恵と市販の「防犯グッズ」を最大限に活用する必要があります。早速お話していきましょう。

 

防犯対策1:犯人が家の敷地内に簡単に侵入できないようにする

犯人が狙った家屋に侵入するためには、まずその家の敷地内に侵入する必要があります。

 

 

一般住宅の敷地内外を隔てるものとして塀や生け垣などが一般的ですが、建売住宅や農家のような作りの住宅では、外界と自宅敷地との境目に障害物がない場合もあります。

 

理想的なのは、自宅敷地を全て塀やフェンスなどの障害物で囲ってしまい、誰でも敷地内に入れてしまうという状況を無くしてしまうこと。

 

しかしこの方法には弱点もあります。万が一犯人の進入を許した場合、本来盾になるべきの塀やフェンスが逆に目隠しになってしまい、塀の内側で好き勝手やられてしまう危険性があるのです。

 

また、塀などの障害物で敷地を囲うと言っても、予算もバカにならず低所得者層向けではありません。

 

それなりに潤沢な予算が取れてこの方法が実行できるというのであれば、下記の画像のような先の尖ったアルミ製のフェンスが付いたブロック塀で敷地を囲い、敷地入口には背の高い施錠ができる門扉を設置すればOKです。

 

フェンスの先が平坦ではいけません。尖っていることにより「有刺鉄線」と同様の侵入阻害効果を発揮します。

 

門扉で設置していけないのは、下記の画像のようなアコーディオン門扉です。アコーディオン門扉では背が低く簡単に乗り越えられるため、防犯効果はほぼ期待できません。

また、塀やフェンスで家屋を囲っている住宅で気を付けなければならないのは、塀の外側に踏み台となってしまうような物を置いてはいけないということです。

 

塀やフェンスによる絶大な防犯効果が劇的に低下することはもちろん、万が一乗り越えられれば目隠しとなってしまいますので。

 

防犯対策2:防犯対策を講じていることを大々的にアピールする

空き巣は「防犯対策をしている家庭」を嫌います。

 

犯人は極力「自分が来た」という証拠を残さないように行動します。指紋や足跡はもちろん、映像や音声が残ったりしてしまうなどもってのほかです。

 

一言で防犯対策と言っても、犯人も馬鹿ではありません。何の知識もなく適当に講じられた防犯対策と、きちんと考え抜かれて講じられた防犯対策の区別くらいつきます。

 

犯人が防犯対策として最も嫌うのは、効果がある順に「録音・録画」「音」「光」です。

 

防犯カメラや録音録画機能付きインターフォン等によって録音録画されてしまう危険性があるにもかかわらず、後先考えずに犯行に及ぼうとする馬鹿な犯人はいません。

 

犯人は、自分の姿や声を録音録画される危険性があるのであれば、徹底的にそれを避けます。

 

つまり、「録音・録画」「音」「光」に関する防犯対策を的確に講じることができれば、犯人は絶対にその家に近づかなくなります。

 

まずは、自宅周囲に施すことができ、かつ簡単で安価にできる防犯対策をご紹介します。

 

防犯対策の代表として簡単にできるのが、家の周りにダミーカメラや防犯ライトを付けたり、「防犯対策実施中」「防犯カメラ作動中」などというステッカーを家の四方に貼り、徹底的に外部に対して「この家、防犯対策してますよ!」とアピールすることです。

 

ちなみに、ダミーカメラであれば、下記の商品のような本物の防犯カメラとその姿かたちが遜色ないようなものや・・・

下記の商品のように赤外線のLEDライトが常時点滅していて、一見して「稼働している」と見間違ってしまうようなものがお勧めです。

本物の防犯カメラと違って録画機能が付いていないので、非常に安価です。

 

ダミーカメラ(本物の防犯カメラも含む)は、門扉前や死角となる部分にあえて堂々と目立つように設置しましょう。

 

防犯グッズを犯人にあえて「見せる」ことで「この家、防犯対策怠りなく実施していますよ」ということをアピールできるのです。

 

また、ダミーカメラ(もちろん本物の防犯カメラも含む)の直近に設置するとその相乗効果が期待できるのが、「防犯カメラ作動中」というような防犯ステッカーです。

 

設置しているのが「防犯カメラ」であり、「作動中」と言うことを大々的にアピールしてくれます。

 

犯人が空き巣に入る家を下見する場合や、犯行に及ぶときに掛ける時間は数分と短いものですから、「一見して本物に見えるダミーカメラ」と「ダミーカメラの直近に掲げられた防犯ステッカー」の相乗効果で犯人を騙して追い払うことができればOKです。

 

また、赤外線カメラではない一般的なカメラには、往々にして「光量が多いほどはっきりと綺麗に録画できる」という特徴もありますので、夜間、ダミーカメラ直下を照らす防犯ライトを設置してみるのもお勧めです。

 

よく見かけると思いますが、真下を通るだけで「ピカー!」って光る下記のような商品です。

 

ダミーカメラを中心に防犯ステッカーや防犯ライトを組み合わせ、自宅敷地内外に二重三重に防犯対策を講じることができれば、犯人に対する威圧効果は抜群です。

 

ただし、あくまでダミーカメラはダミーなので、犯人に見破られたら一発でアウトです。その効果を過信しすぎないようにしましょう。

 

本物の防犯カメラの活用

それなりに高価なため懐事情次第ですが、本物の防犯カメラを設置することももちろんお勧めです。

 

実際に自宅敷地内に不審者が入ってきた場合や、空き巣を行おうとしている犯人の行動の一部始終が映像として記録されれば、犯人検挙の可能性がかなり高まります。

 

わたしが現職だった頃、地域住民から防犯カメラについてよく質問されたのが、「防犯カメラって秘匿録画するんだから、防犯ステッカーとかは貼らない方がいいんじゃないの?」「防犯カメラも目立たない場所に設置してこっそり録画した方がいいんじゃないの?」という内容です。

 

ですが、空き巣に関しては秘匿録画する目的ではありません。犯人を追い払うことが目的なので、ダミーカメラの部分で前述したとおり、目立つところに堂々と設置することをお勧めします。

 

玄関前や死角になっている場所に「誰でも見つけられるように堂々と」「誰の手にも届かない位置に」「防犯ステッカーや防犯ライトと併用して」設置することを強くお勧めします。

 

大事な部分なので何度も言いますが、空き巣対策で防犯カメラを設置する目的は「犯人を捕まえるため」ではなく「犯人が自分の家に手出しをしないようにするため」なので、防犯装置は目立って越したことはありません。

 

ですから、防犯カメラも監視カメラのような手のひらサイズの小さなものではなく、下記の商品のようながっしりとした防犯カメラが理想です。

 

庭の防犯対策

続きまして、庭の防犯対策についてお話をします。

 

庭の作りにもよりますが、一面に砂利を敷いているのであれば、歩くと大きな音が出る防犯砂利は欠かせません。

 

砂利と言っても、石ではなくて原料はガラスだったりします。これは歩くだけで「ジャリ!ジャリ!」と、かなり大きな音がします。

 

面積が広ければ広いほど防犯砂利の量が増えるので懐事情と要相談となりますが、防犯砂利はかなり使えます。

 

前述したとおり、犯人にとって「録音録画」の次に嫌がられるのが「音」による防犯対策です。

玄関ドアの防犯対策

続きまして、玄関ドアの防犯対策についてお話します。

 

玄関ドアには、大きく分けて下の画像のような両引き戸と・・・

下の画像のような片開き戸の二種類があります。

 

現代の新築住宅に導入されているような、破壊工作に強い鍵でなく昔ながらの古い鍵穴だった場合、犯人に鍵屋さんが使用するような「開錠用具」を使用されてしまえば、一瞬で鍵穴が破壊され、施錠が解除されてしまいます。

 

下記の画像のようなことをされれば、さほど時間もかからずに壊れてしまいます。


今では、それら開錠用具による破壊を防ぐために様々な種類の鍵が登場しています。

 

強力な防犯能力を持つ鍵に交換したいのであれば、あなたの地元の鍵屋さんに問い合わせてみて下さい。鍵のことは鍵屋が専門ですので。

 

鍵を交換したり鍵を増やしたりすることはさほど費用が掛かるものでもありませんので、惜しまずに投資したいものです。

 

窓の防犯対策

下記の画像のような、壁一面のガラス窓の窓のことを「掃き出し窓(はきだしまど)」と言います。

犯人からすれば、外からでも部屋の中が覗き見ることができ、かつ鍵の位置も窓の中央にあるため、絶好の狙い目となっています。

 

今でもこそ二重ガラスであったりワイヤー入りのガラスが入っていたりしていますが、本来掃き出し窓は非常に弱いのです。

 

ですが、そんな脆弱な掃き出し窓にも防犯対策を施すことができます。

 

犯人は窓ガラスを割った後、割れた場所から手を差し入れて直近にある鍵(主にクレセント錠タイプが多い)を開ける必要があるのですが、窓ガラスを簡単に割れないように強化してしまえばいいのです。

 

叩けば粉々になって崩れ去り、とある方法を用いれば簡単に任意の形に割ることができる窓ガラスを強化できたなら効果的だとは思いませんか?万が一叩かれても、ヒビが入るくらいで崩れ去ることを防ぐことが出来たなら?

 

下記の商品を用いることにより、窓ガラスを強化することができるのです。

 

「防犯フィルム」を用いることにより、窓ガラスを強化することができるのです。

 

防犯フィルムを窓ガラスに貼ることにより、犯人が窓ガラスに破壊工作をしてヒビが入ったとしても、フィルムの粘着力で窓ガラスを固定しているため、崩れ落ちるのを防ぐことができます。

 

この防犯フィルムは、窓の内側から鍵の部分を広くカバーするように貼り付けておきましょう。

 

そうすれば、犯人が鍵付近のガラスを割ろうとしても崩れ落ちないため、犯人は開錠できず、物理的に入ってくることができなくなります。

 

窓ガラスだけは被害に遭ってしまいますが、自宅の中に入られるという最悪な事態は避けることができます。

 

 

もう一つ、掃き出し窓を含めた全ての窓に施すことができる防犯グッズをご紹介します。

 

それが、下記の商品のような「補助錠」です。

図解して説明しますので、下記の画像をご覧ください。

補助錠を付けるべき場所は、窓枠の一番上の部分が鉄則です。

 

窓枠の縦幅を180cm、外の地面から高さ30cmの位置から開始していると仮定します。

 

部屋の中にいる人は、画像中の赤丸部分に手を伸ばして補助錠を取り付けようとすれば、難なく取り付けることができます。

 

この位置に補助錠を取り付けられてしまうと、犯人はこの補助錠を外すために、外から窓枠の一番上の部分も破壊しないといけなくなります。

 

上記の画像を例にしてみると、外からの高さは210cmもあり、もはや外からこの鍵を外すために窓ガラスを割るのは極めて難しく、窓ガラスを割ろうとしてもそれ相当の時間を要することになります。

 

犯人が空き巣に掛ける時間はほんの数分です。なかなか窓を開けられない場合は焦りが発生し、侵入を断念せざるを得なくなるのです。

 

ちなみに、上記のような補助錠の他に、下記のような補助錠もあります。

 

また、補助錠の他には、窓に貼り付けておくだけで窓に加えられた振動を感知しアラームが鳴る「振動センサー」もあります。

 

これも窓の然るべき場所に設置しておけば非常に効果的に作用します。

 

掃き出し窓の他に一般家屋によくある窓としては、下記の画像のような「腰高窓」があります。


残念ながら、腰高窓からも当たり前のように侵入されます。

 

この窓から入られないようにするためには、掃き出し窓で紹介した「防犯フィルム」と「補助錠」を設置していただくことはもちろん、自宅の敷地内に木材とか、コンクリートブロックとか、バケツとか、そういう足場になり得るものを置かないことが非常に大事です。

 

 

さらに、一般家屋には下記の画像のようないわゆる「小窓」もあります。主に風呂場やトイレに設置してある窓です。


犯人は、「掃き出し窓からも入れない」「腰高窓からも入れない」という状況に陥った場合、フェンスでがっちりガードされている小窓から侵入してくるケースもあります。

 

フェンスが付いているのにどうやって侵入してくるかというと、持っているドライバーで窓のフェンスについているネジを回してフェンスごと外してしまうんです。

 

このタイプの窓できる一番効果的な対策としては、フェンスを外されないようにフェンスのネジ穴を塞いでしまうか、フェンスを設置するときに最初からネジ穴の無いように作ってもらうという方法があります。

 

もちろん、「防犯フィルム」や「補助錠」も併せて取り付けることを強くお勧めします。

 

また、窓の分類には入りませんが、家によっては昔ながらの雨戸があったり、シャッターが付いていたりする住宅もあります。

 

そんな雨戸やシャッターがある家に住んでいる場合は、手間ですが、外出する際は必ず雨戸やシャッターまで閉めるようにしましょう。

 

そして必ず内側から雨戸やシャッターを施錠してしまうんです。

 

面倒なのは十分承知ですが、これをすることで物理的に犯人が家の中に入れなくなることはもちろん、窓ガラスを割られる心配も無くなります。

 

雨戸やシャッターを閉めてそれを施錠しておくというのは、人気が少ない農村地域いにおける防犯対策に特に有効な手段の一つです。

セキュリティシステムを導入

多少費用はかかりますが、契約すると防犯セキュリティの各種機器を設置してくれたり、防犯診断をしてくれたりと何かと心強いのが「セコム」さんや「アルソック」さんなどの警備セキュリティ会社です。

 

これらのセキュリティ会社との契約は非常に効果的です。有料にはなりますが、防犯カメラや警報センサーはもちろん、個人で揃えられないほど高レベルのセキュリティシステムを提供してくれます。

 

また、万が一の有事の際はすぐに駆け付けてくれますし、警察にも自動通報システムで通報が入るようになります。

 

セキュリティ会社との契約が非常に有能な証拠として、わたしが現職時代に取り調べに立ち会った空き巣の犯人曰く、「セコムとかアルソックのシールが貼ってある家庭は絶対に狙わない」という証言もあります。

 

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おわりに

当記事では、空き巣被害に遭わないための防犯対策の数々を、お勧めの防犯グッズと共にご紹介いたしました。

 

空き巣被害は犯人に家屋内に侵入されてしまうから被害が発生するのであって、その前に対策を講じて物理的にシャットアウトしてしまうことができれば、理論上被害の発生は得ません。

 

ですが、なかなか思ったようにいかないのが防犯対策です。

 

次の第四部では、空き巣被害に遭ってしまった時の対処法を詳しくお話して参ります。

 

以上でーす!

 

 

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